こんにちは田中家です。今回は「発達障害におすすめの通信教育が知りたい」という要望に沿えるよう、実体験からベストな教材をピックアップします。
ただし闇雲にピックアップしても意味がないので、ジャンルごとにおすすめ通信教育を抽出。
発達障害の中学生におすすめ通信教育として「基本5教科」「英会話」「プログラミング」の3ジャンルより、とくに秀逸でぴったりと感じる教材です。
これまで学んできた発達障害コミュニケーション指導者の資格や経験をもとに選んでいます。
この記事の概要
発達障害おすすめ通信教育「基本5教科」
通信教育の基本5教科ジャンルにはデジタル学習教材、紙学習教材、オンライン授業があります。
まずはお子さんに合ったスタイルを考えてみてください。
それぞれのスタイルで、発達障害におすすめの通信教育をピックアップします。
発達障害におすすめデジタル学習教材
デジタル学習教材はいわゆる「ネット学習」「タブレット学習」と呼ばれるスタイル。
インターネットを利用することで「動き」「音声」など楽しさやわかりやすさの期待できる家庭学習です。
次世代型アニメーション授業すらら
発達障害におすすめの理由 |
無学年制なので子供の学力にピッタリの家庭学習ができ、アニメーション授業だけではなくAIシステムによるドリル機能やテスト機能などもあり発達障害にぴったり。とくにドリル機能などで間違うと「問題文が少し優しくなる」という画期的なシステムにより答えを見るだけじゃない本質の勉強ができる。 |
私のひとこと
完全なアニメーションによる構成で、とくに発達障害の子供へ重要となる「楽しさ」を十分に感じられるデジタル学習教材。
秀逸なのが「わかりやすいアニメーション授業」で、解説と練習問題を挟みながらゆっくりと進むのが特徴。もしこのアニメーション授業で理解できなければほかの通信教育でも難しいと思います。
家庭学習に必要な機能はすべて揃っており、とくに特筆すべきがAIシステムによるドリル機能。
一般的な通信教育では間違ったときは答えを見るしかありませんが、すららのAIシステムによるドリル機能は「問題文の内容を変えて出題される」というもの。この機能によって考える力を養うことが期待できます。
テスト機能も3種類(大中小)があるため発達障害で学力低下している場合でもぴったりの練習ができ、無学年制によって学力関係なく全学年勉強できるためこれ以上ない最適な家庭学習ができます。
発達障害支援の専門家が監修しているこの「すらら」を選んでおけば、まずもって理想的な勉強ができるため極めておすすめです。
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私のレビュー:通信教育すららが発達障害のある中学生におすすめな7つの理由
通信教育デキタス
発達障害におすすめの理由 |
わかりやすい映像授業が5分程度にまとまっているので飽きずに勉強しやすい。解けない単元は「さかのぼり機能」を使うことで学年関係なくつまずき対策ができるので準無学年制といった使い方が可能。 |
私のひとこと
かなりサクサクと動き操作性に優れるデジタル学習教材で、すべてアニメーション構成のため「楽しさ」は十分に感じられ発達障害におすすめです。
映像授業の講師役はすべて城南コベッツグループの講師が担当しているためやや聞き取りにくい部分もありますが、費用が安いためコスパ的に十分なクオリティではないかと私は感じます。
基本的に学年制ということで現在の学年を選んで受講しますが、解けない問題があった場合には「さかのぼり機能」を使うことでどこまでも繰り下げ学習が可能です。
つまずいている単元まで辿り着くことが出来るため、学年制でありながら「準無学年制」といった使い方ができ発達障害の中学生におすすめのデジタル学習教材です。
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私のレビュー:通信教育デキタスは発達障害の自宅学習にどう‥?
RISU算数
発達障害におすすめの理由 |
小学生の算数に特化したタブレット学習教材で、小学生範囲は無学年式で好きな単元に取り組める。中学生の数学まで学力が至らず、小学生の算数をしっかりと取り組ませたい場合には極めて秀逸なデジタル学習教材。 |
私のひとこと
中学生になると小学生範囲を理解していることが重要ですが、とくに積み上げ学習の数学は「小学生の算数」をわかっていなければ先に進めません。
そんなときにおすすめなのがこのRISU算数で、小学生範囲を無学年制で勉強できるデジタル学習教材になります。
タブレット学習の欠点になる選択式問題もまったくないので適当に解答することはできず、しっかりと考えたうえで入力しないと解けない問題なので確実性の高い算数学習ができます。
もし算数をしっかりと理解させたいという場合は、かなりおすすめのデジタル学習教材になります。
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私のレビュー:評判の「RISU算数」を子供と体験した口コミ
発達障害におすすめ紙学習教材
デジタル学習教材のネット端末による勉強スタイルは、どうも子供に合わないという場合におすすめです。
紙と鉛筆を使うスタイルなので、ムリのない家庭学習ができます。
通信教育ポピー
発達障害におすすめの理由 |
とにかく学校とぴったりの教科書準拠で勉強できる紙学習教材で、同じペースで進むため発達障害がある中学生におすすめ。紙学習教材のなかでもとくに詳しい解説が多く、最終理解までたどり着きやすい。 |
私のひとこと
デジタル学習教材のタブレットやパソコンがあまり得意ではない、というときにおすすめなのが紙教材「ポピー」です。
紙教材のなかでも「極めて的確な教科書準拠」というのが大きな特徴で、学校とまったく同じように進むのでわかりやすく勉強しやすい通信教育になります。
文章ばかりではなくイラストによって楽しさも感じられ、わかりやすい解説でしかもたくさん。
紙教材の理解につながらないというデメリットもなく、発達障害の中学生がかなり最終理解にまで辿りつきやすいのがポピーのメリットになります。
送られてくる教材内容もかなり多いので、コスパ的にもお得な通信教育です。
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私のレビュー:中学ポピー7つの口コミ情報と特徴などのまとめ
発達障害におすすめオンライン授業
発達障害と相性が良いといわれている家庭教師ですが、オンラインでも同じように学ぶことができます。
しっかりと、発達障害に理解のあるオンライン家庭教師をピックアップします。
オンライン家庭教師「ネッティ」
発達障害におすすめの理由 |
母体となる家庭教師ノーバスが発達障害の理解にかなり力を入れており、全面的に支援体制が整っている会社のオンライン部門がこのネッティ。発達障害の知識もしっかりとあるため選んで失敗しないオンライン家庭教師。 |
私のひとこと
家庭教師といえば発達障害の受け入れ問題がありますが、この「ネッティ」なら問題なしです。
というのも運営母体となる家庭教師ノーバスが発達障害の理解にかなり力を入れており、そのオンライン部門がこの「ネッティ」になるため。
手元カメラ不要の1カメラシステムで、発達障害があっても気が散ることなく勉強しやすいのも特徴。
もしオンライン授業を選ぶのなら、このネッティは筆頭に考えてくのがおすすめです。
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私のレビュー:オンライン家庭教師「Netty(ネッティー)」の口コミや評判
オンライン家庭教師「学研」
発達障害におすすめの理由 |
不登校支援に強いオンライン家庭教師といわれているのが特徴の学研グループ。発達障害の理解に努めており対応できる知識を身につける研修制度などがあり安心して任せることができる。 |
私のひとこと
学研のオンライン家庭教師の大きな特徴は、学研が販売する塾用教材を選べるところ。
一般的には手に入らない塾用教材を使ってオンライン授業が受けられ、しかも学研教材は優秀で人気もあることからメリットの大きいオンライン家庭教師です。
学研の家庭教師はこれまで不登校支援などに力をいれてきたことで発達障害支援にも十分な期待ができ、大手の安心感とも相まって極めておすすめといえるオンライン家庭教師です。
相談してみるだけでも、学研の優秀さがわかると思います。
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私のレビュー:オンライン家庭教師「学研」の口コミレビュー
家庭教師「あすなろ」オンラインコース
発達障害におすすめの理由 |
訪問型家庭教師を長年運営していることで実績もあり、発達障害の理解にもかなり努めている会社のオンライン部門。しっかりと悩み相談などもできマンツーマンでわかりやすい勉強ができる。 |
私のひとこと
古くから名前を耳にする家庭教師ですが、発達障害支援にもかなり力を入れています。
教材費用が高いなど良く無い口コミなども見かけますが話を聞いてみるとそうでもなく、子供の学力や学習内容などに沿った教材提案などをしてくれ思った以上に考えてくれる家庭教師です。
発達障害の理解に力を入れていることが、ウェブサイトでも十分に確認できると思います。
おすすめ「基本5教科」通信教育の根拠
発達障害の小中学生へ「基本5教科おすすめ通信教育」を選ぶポイントは、まず「楽しさ」を感じられることが超重要です。
興味をもてないと見向きもしないといった特性があると思いますが、その特性を考慮するとどうしても興味を持ちやすい「楽しさ」がまず必要になります。
楽しいと感じることで勉強の第一歩がスタートして、それから内容に少しずつ興味が持てる状態がベスト。
いちばん望みたいのが「最終理解への到達」になるので、わかりやすく教えてくれる通信教育であることがおすすめといえるポイントになります。
発達障害おすすめ通信教育「英会話」
通信教育で英会話を学ぶには「オンライン英会話」がもっともおすすめです。
発達障害におすすめのオンライン英会話をピックアップします。
発達障害におすすめオンライン英会話
学研Kimini英会話
発達障害におすすめの理由 |
小学生・中学生の英会話範囲を無学年でレッスンできるのが特徴で、しかも豊富な無料テキストにより費用も安くおすすめ。予習・復習動画によってレッスン以外のオフラインでもしっかりと英会話学習ができる発達障害におすすめのオンライン英会話。英会話初心者からぴったりのレッスンが可能。 |
私のひとこと
講師陣はすべてフィリピン人ですが、学研が運営するオンライン英会話ということで初心者でもわかりやすいレッスンが行われています。
まったく日本語が通じないわけではないので初心者でも英会話学習がしやすく、発達障害の中学生でもムリのないレッスンが出来るためかなりおすすめのオンライン英会話です。
とくに無料テキストがたくさん用意されているのはこの学研Kimini英会話くらいで、さらに予習・復習動画があるためレッスンだけではない英会話学習ができます。
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私のレビュー:学研のオンライン「Kimini英会話」が高校受験に最適な噂を検証!
ハッチリンクジュニア
発達障害におすすめの理由 |
とくに英会話初心者に強いレアジョブグループのオンライン英会話。英語4技能をベースに発達障害でもわかりやすい英会話レッスンが可能。 |
私のひとこと
英語4技能に強いといわれているのがレアジョブ英会話ですが、その姉妹会社がこのハッチリンクジュニアになります。
ハッチリンクジュニアはそこまでハイレベルな英会話学習ではなく、とくに初心者向けの基礎的な英会話を学べるのが大きな特徴。したがって英会話初心者でもわかりやすいレッスンが可能です。
発達障害でも難しすぎない英会話レッスンが出来るため、かなりおすすめのオンライン英会話になります。
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私のレビュー:ハッチリンクジュニアの口コミ・レベル・教材などを徹底レビュー!
スモールワールド
発達障害におすすめの理由 |
国内のオンライン英会話でもっとも日本人講師が多く、初めての英会話でも質問がしやすくわかりやすいレッスンができる。講師による独自コースが行われているのが特徴で、発達障害でも学力に応じた英会話レッスンが可能。 |
私のひとこと
オンライン英会話のなかでも日本人講師の多さでは国内最大という、英会話初心者でも受講しやすいオンライン英会話になります。
講師が独自のカリキュラムをいろいろと開講しているのが特徴で、講師によって超初心者向けなどいろいろなカリキュラムで募集しているので発達障害でも利用しやすいオンライン英会話です。
とにかく日本人講師がいいという場合には、もっともおすすめの1つです。
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私のレビュー:スカイプ英会話スモールワールドの評判や特長は?
おすすめ「英会話」通信教育の根拠
通信教育で英会話を学ぶとき、いちばんおすすめのスタイルがオンライン英会話です。
しかし闇雲に選ぶのではなくカリキュラムに沿ったレッスンというのが重要で、発達障害の特性からも「順序正しく学べること」で納得してレッスンを継続しやすくなります。
勉強する英会話を1つずつ確実に、そして楽しさ、さらにわかりやすい教え方のオンライン英会話がおすすめといえるポイントになります。
発達障害おすすめ通信教育「プログラミング」
自宅学習におすすめなのが「オンラインプログラミング教室」になります。
たくさんある中でも、発達障害におすすめのオンラインプログラミング教室をピックアップします。
発達障害におすすめオンラインプログラミング教室
LITALICO(リタリコ)ワンダーオンライン
発達障害におすすめの理由 |
プログラミングをはじめロボット学習をオンラインで学べる教室で、5歳から小中学生に特化した内容となっているため発達障害でもまったく抵抗なく取り組めるスクール。 |
私のひとこと
ゲーム&アプリやロボットコースなど興味を持ちやすいプログラミング学習が可能で、発達障害で楽しさがないと難しい場合におすすめのスクール。
不登校の中学生なども多く利用しているのが特徴で、このプログラミングスクールをキッカケに才能が開花する子供もたくさんいます。
プログラミング学習の候補に入れておくとおすすめです。
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D-SCHOOL
発達障害におすすめの理由 |
プログラミング初心者に強いオンライン教室で、初心者向けのプログラミング言語によって楽しさを感じながらオンライン授業が受けられるのがメリット。発達障害でも優しくわかりやすいプログラミング学習ができる。 |
私のひとこと
初心者向けのプログラミング言語が揃っているオンラインスクールで、とくに初めて勉強する場合におすすめ。
マイクラッチやRobloxなど、楽しさを感じやすいプログラミング言語揃いで学生におすすめ。
基礎からしっかりとプログラミング学習できてサポート体制もきちんとしているので、発達障害の中学生もわかりやすく取り組めるオンラインスクールです。
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私のレビュー:D-SCHOOLオンラインの口コミレビュー
おすすめ「プログラミング」通信教育の根拠
よほどプログラミングに精通していない限りは、初心者向けのプログラミング言語を実践していることがおすすめのポイント。
さらにマイクラッチなどアニメーションを伴ったプログラミング言語が発達障害にはおすすめで、楽しさを感じながら興味を持って自分からでも勉強したいという気持ちが出るようなプログラミング言語が最適です。
またプログラミング学習は質問したくなる場面も多くなるため、しっかりとしたサポート体制があることもおすすめのポイントになります。
発達障害向け通信教育の失敗しない選び方(指針)
私も発達障害の小中学生たちと関わってきましたが、その経験や資格学習などからわかったおすすめ通信教育の選び方はつぎの通りです。
- まず「楽しさ」を感じて興味が持てること。
- 最終理解に到達できるわかりやすい解説があること。
- シンプルで簡単な操作性であること。
まず「楽しさ」を感じて興味が持てる
まず発達障害の中学生におすすめ通信教育を考えるうえで、もっとも重要となるポイントが「楽しさ」です。
すでに家庭学習などを教えていてお分かりのことと思いますが、発達障害の特性として「興味が持てないと全く関心を示さない」といった点が挙げられると思います。
はじめの第一印象で楽しさを感じることができなければ、いつまで経っても勉強をスタートできません。
したがって、まずは「楽しさ」を感じられる通信教育であることが選び方では超重要です。
とくにキャラクターやアニメーションなどが豊富に使われており、勉強の中にもあそぼ感覚が伴っている通信教育などがとくにおすすめになります。
最終理解に到達できるわかりやすい解説がある
通信教育は楽しいだけでは片手落ちで、しっかりと「わかりやすい解説」がなければ意味がありません。
とくに発達障害があると少しでも理解しづらい(わかりづらい)解説を嫌い、あっという間に興味を失くして通信教育を継続できなくなってしまう恐れがあります。
この問題を回避して継続性を高めるためにも「わかりやすい解説」は通信教育に重要なポイントで、さらに最終的な理解にまで到達できればおすすめといえる通信教育になります。
したがって発達障害におすすめの通信教育では、頭が混乱せずわかりやすい解説があることも選び方のポイントになります。
シンプルで簡単な操作性である
発達障害の子供を見ていて、複雑な操作で頭がいっぱいになると急に辞めてしまう場面に出くわすと思います。
これも発達障害における1つの特性で、複雑な操作性によって「余計なことを考える必要がある」という場合に見られる現象になります。
つまり頭の中で考えることが増えてしまい、理解が追い付いていないといった状態。
したがって発達障害の中学生に通信教育を選ぶときは、なるべくシンプルで操作性にすぐれることも選び方のポイントになります。
まとめ
今回は「発達障害におすすめの通信教育」について、おすすめ教材をジャンルごとにピックアップしました。
いずれのジャンルにおいても私が深く追求して探った経験から、より発達障害におすすめと自信をもって言える通信教育のみを抽出していますので安心して選んでみてください。
もし私が抽出した通信教育でも難しい場合は、これまで通り親が精いっぱい教えてあげるのがおすすめです。
ここでピックアップした通信教育は、いずれも親の苦労を少しでも減らすことができ、しかも理解しやすくわかりやすい教材だけをピックアップしています。
ぜひ発達障害におすすめの通信教育をお探しであれば、私が厳選した教材をお考えになってみてください。