こんにちは、田中家です。
中学生の通信教育って便利そう、と思っても選び方で悩みますよね。
その点については2人の子供を高校進学させた経験のある私どもへ、全面的に任せてみてはいかがでしょうか。
それだけ通信教育についても確信の持てる知識がある、と自負しています。
そこで今回は、中学生の通信教育を比較するときの最低条件について詳しくお話ししていきます。
ただしここではより便利に勉強のできる”ネット教材”に焦点を当ててお伝えします。
中学生の学習塾選び方、として一貫にお考えになってみてください。
この記事の概要
中学生の通信教育を比較する最低条件①映像授業
最低でも”映像授業”のある通信教育がおすすめです。
まず初めにお伝えする最低条件が「映像授業」です。
この映像授業というのは”今までの参考書を進化させたもの”とお考えいただければ結構です。
つまり基礎基本を理解するための機能が、この映像授業というわけです。
中学生の通信教育をくまなく探っていると、この映像授業の有無についてはさまざま。
どっちが一般的なのかまではわかりませんが、よりおすすめな通信教育と考えると搭載されていた方が間違いなくおすすめです。
この映像授業のもっともメリットになる部分は、なんといっても「過去の授業」を受けることができる点。
ほかの勉強方法(学習塾・家庭教師)などで過去の授業を行うというのはまず不可能で、それだけでも比較するとかなりメリットがあることがわかります。
最近では学習塾でもこの映像授業のメリットを見出し始めていて、中にはオンラインで過去の授業を見ることができるといった仕組みもチラホラ見え始めているものです。
この映像授業のメリットはなにも過去の授業を見るだけではなく「今日習った授業を見直す」といったができるのも大きなメリットです。
たとえばこのような使い方ができます。
- 学校の授業で聞き逃してしまった部分を見直す。
- 授業が速すぎて考える余裕がなかった部分を自宅で見直す。
- テスト範囲を聞いたのでその単元を集中的に見直す。
ザッと考えてみただけでもこれだけの使い方ができるので、まさにこれほど効率の良い勉強方法はないと私は思っています。
したがって中学生の通信教育を比較するのなら、間違いなく映像授業はあった方がおすすめです。
というよりも、通信教育の比較では最低でも「映像授業が搭載されている通信教育」をお選びください。
中学生の通信教育を比較する最低条件②テスト機能
内容が豊富なテスト機能があればおすすめです。
つぎにお伝えする最低条件が「テスト機能」です。
ここでお伝えしているのは紙教材ではなく”ネット教材”ですが、だったらどんな教材にもテスト機能があると思うのは間違いです。
話を整理するために、いちど通信教育(ネット教材)の仕組みをお話しします。
ネット教材というのは‥
- 基本的にどれにも「ドリル機能」はついている。
- そのほかの機能については、まったく「0」のものから「5~6」ついているものがある。
つまり基本的にドリル機能はどれも付いていますが、テスト機能などに関してはそれぞれ有無があるということです。
中にはドリル機能以外のものは全くついてない通信教育もあります。
ということからもお分かりのように、テスト機能が付いている通信教育の方がおすすめです。
テスト機能が付いていればこんなメリットがあります。
☑ 毎日でもテストによって好きな範囲の復習ができる。
☑ 学校の定期テスト対策をしっかりとできる。
☑ プリントアウトすれば問題集なども作成できる。
おもなメリットを挙げてみましたが、ほかにも「過去問集」「高校受験模試」などいくらでも用途が広がるのがテスト機能です。
したがってこのテスト機能についても、最低でも搭載されていたほうがおすすめです。
また通信教育の中には”自由に作成のできるテスト機能”というものがあったりしますので、できればその方がよりおすすめです。
テスト内容を自由に作成ができれば、たとえば「子供の苦手だけのテスト」なども作成ができるようになります。
私も通信教育をいろいろと探ってきましたが、このようにプリントアウトができます。
ただし通信教育によってはプリントアウトができないものもあります。
その辺りについてもチェックしておけば、より効率の良い通信教育を比較して見つけることができます。
思った以上にこの”テスト機能”はメリットが大きいので、最低でも中学生の通信教育を比較するときにチェックしておくことがおすすめです。
中学生の通信教育を比較する最低条件③原因究明
原因を究明できる機能を持っていればおすすめです。
最後ですがこれも重要な最低条件が「原因究明」です。
この原因究明というのは、言い換えれば”つまずき解消”に当たるものです。
つまり子供がどうしても解けない問題にぶつかったときに、いかに問題解決まで導いてくれるか?ということ。
基本的に通信教育というのは、ドリルをやっていて解けなくても放置ですから。
そうではなくて「最後まで面倒をみてあげる」という通信教育の方が、はるかにおすすめということです。
この原因究明に使われるのが”E-ラーニングシステム”というもので、これは相互学習のできるシステムのことです。
簡単にいえば、最近のネット教材はこのプラットフォームの上で動いているというわけです。
では、だったらどのネット教材も同じように原因究明ができるだろう‥と思いますよね。
これが、そうではないんです。
「E-ラーニングシステムは便利なものだけど、教材の機能としてどれだけ活かせるか?」
ここがネット教材それぞれで違うところ、というわけです。
たとえば実際の例を挙げて見ると、こんな違いがあるものです。
教材A:正誤率や解答時間など「数字」としてデータが見える。
教材B:その「数字」からさらに”分野指定”までされて返してくる。
これであれば、どっちが便利だと思われるでしょうか。
私なら間違いなく”教材B”を選びます。
つまり教材Aのようにいくら「数字」が見えたところで、それだけでは原因究明につながらないから。
いったいどこを勉強すればいいの?というわけです。
よほど教材Bのほうが親切ですよね。
同じE-ラーニングシステムといってみても、これだけの違いがあるということです。
したがって中学生の通信教育を比較するときには”本当に原因究明までもっていけるか?”をしっかりと最低条件に入れておくことも大切です。
ここまでのまとめ
いったんここで3つの条件をまとめておきます。
中学生の通信教育を比較するときは、最低でも‥
映像授業が搭載されていること。
テスト機能が搭載されていること。(自由作成があれば尚良良し)
原因究明まで持って行けるか?
ということでした。
これがすべての条件ではなく、最低でもこの3つは抑えたほうが「おすすめの通信教育を選べる」ということです。
ぜひ中学生の通信教育を比較するときには、最低でもこの3つの条件がそろっていることをチェックなさってみてください。
より子供の成績も違ってくることと思われます。
ただし数多い通信教育の中から、こういった条件の揃っている教材を探すのには膨大な時間と手間がかかります。
そこで私が今まで探ってきた中から、この条件がそろった通信教育を3つピックアップしてみます。
ぜひ参考になさってみてください。
全条件を比較してピックアップした中学生におすすめの通信教育
ここまでお伝えしてきたポイントが、すべて含まれている中学生向きの通信教育をピックアップしました。
すべての条件をクリアした通信教育には3つがあります。
通信教育すらら
スタディサプリ中学講座
通信教育デキタス
このピックアップしたおすすめの通信教育3つについて簡単にご紹介します。
通信教育すらら
この通信教育すららというネット教材は、一見するとキャラクターが登場するのでレベルが低そうに思えるのではないでしょうか。
しかし実際に私もこの教材を体験してみてわかったのですが、その辺の通信教育を比較してみてもトップクラスに中学生の勉強に役立つ教材です。
とくに特筆するのが映像授業の優秀さで、この教材で理解できなければどれでもダメだろう‥と思えるような授業が行われます。
一般的な授業は「一度に説明する」のが普通の姿ですが、この教材の場合は「少しだけ」しか説明しません。そしてその後に「確認問題」が授業の中で必ず出されます。
学校の風景を思い出されてみてください。分かりやすく身につきやすい授業というのは、少しずつ進んで理解できたか確認しませんでしたか?
この教材はそんな授業の進み方をしますので、間違いなくおすすめの教材と私はいえます。
もちろんテスト機能も3種類あったり自由に作成ができたり、E-ラーニングシステムを使った原因究明もしっかりと出来るように”つまずき防止システム”という特許まで取っている教材です。
文部科学大臣賞を受賞している、というのも安心のできる大きなポイントになるかと思います。
私の体験談
スタディサプリ中学講座
つぎにお伝えするおすすめの教材が「スタディサプリ中学講座」というものです。教育大手のリクルートが運営しているネット教材です。
この教材の授業もかなり特徴的で、全国から集まった”神授業”で有名な講師陣による映像授業が行われること。実際に私もこの教材を体験したときに授業を見ましたが、思った以上に分かりやすい説明ですね。
とくに授業の最後からしっかりと逆算されて話が進んでいくので、そのへんの学校の先生よりもはるかに理解につながる説明になっているので間違いなくおすすめです。
どうしてもアニメーション授業が向かないというときにはこの教材がピッタリになるはずですので、比較するときの候補に挙げておかれるといいかと思います。
私の体験談
通信教育デキタス
最後になりますがこの教材も決してダメなわけではなく、映像授業もアニメーションということもあって偏差値関係なく分かりやすい授業になっています。
初めにお伝えした通信教育すららほど幅広い偏差値には対応できませんが、標準校に向けて受験勉強をするということであればこの教材のほうが使いやすいかもしれません。
偏差値的にいえばだいたい60までといったところで、先にお伝えした2つの教材が偏差値70辺りまで対応できるかといったところです。ザッとした目途になさってみてください。
この教材はとくに”さかのぼり機能”など復習に強い教材になっているので、サクサクと復習をしたいということであればおすすめな通信教育になるかと思います。
私の体験談
中学生の通信教育を比較するときに最低でも知っておきたい3つの条件まとめ
いかがでしたでしょうか?
「中学生の通信教育を比較するときに最低でも知っておきたい3つの条件」についてお伝えしてきました。
ここでお伝えしたことを実践なされば、まず通信教育選びでの失敗はないはずです。
しかし通信教育をお考えになるということは、間違いなくオススメな選択かと私は思います。
というのも今後の学校教育には「ICT教育」が導入されるから。
つまり学校でもタブレットなどによって通信教育が行われるので、なるべく早い段階から慣れておいた方がいいんですね。
そのためには今から中学生にとって、本当の意味でおすすめな通信教育を比較して選んでおくことが大切になります。
ぜひ中学生の学習塾選び方の一環として参考になさってみてください。
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