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中学生がつまずきやすい英語と数学!勉強で注意しておきたいポイントとは

中学生 つまずき

中学生が最もつまずきやすい!といえば、英語と数学ではないでしょうか。

とくに英語・数学・国語の3教科というのは「積み上げ型学習」といわれており、

一度つまずいてしまうと上乗せになっていくので頭の中は止まったまま。

 

つまり一度テストの点数が下がってしまうと、つまずきを解消しない限り成績アップにつながらないということ。

そこで中学生の英語と数学で、どこにつまずきやすいか?

この点に焦点を絞って「つまずき」を事前に解消できるよう注意するポイントをお伝えしていきます。

中学生の学習塾選び方の一環としてお考えになってみてください。

 

中学生がつまずきやすい「数学」のポイント

中学生がつまずきやすい「数学」のポイント

まず中学生がつまずきやすい数学について、いくつかのポイントを探っていきます。

ぜひ子供の勉強に落とし込んで、しっかりと振り返ってみてください。

 

中学生がつまずきやすい数学の箇所①マイナスの概念

中学生 つまずき

まず、中学生の数学になると「マイナス」という概念が理解できずにつまずきます。

小学校の算数では0以上の数字しか扱わず、四則計算もすべてプラスになる計算しかありません。

中学生になって0未満の数字を扱うことになります。

 

0未満の数字にはー(マイナス)の記号がつき、マイナス◯の、◯の数字が大きくなるほど小さくなります。

これが現実の世界にはないものでつまずきます。

0を中心にして数直線を書いてあげて目盛りをつけ、右側をプラス、左側をマイナスの数字で並べ、右にいくほど大きくなると説明すると納得してもらえます。

 

それ以外に、預金をプラス借金をマイナスで説明したり、地下◯階などで理解できます。

中学校の数学では、ー(-1)=1とプラスになったり(-1)×(-1)=1とプラスになるなど、

新たに計算のルールを覚えないといけないのでつまずきます。

 

中学生がつまずきやすい数学の箇所②証明問題

中学生 つまずき

中学生になると図形の問題も数学らしくなり証明問題が新たに出てきてつまずきます。

小学生では面積を計算したり角度を求めるなど、最終的に数値さえ求まれば正解になりました。

しかし中学生では三角形や四角形などの性質について問われたり、それらの図形の条件を知っておく必要があります。

 

特に、2つの三角形が合同になる条件は3つあるなど複雑で、その条件を利用した証明問題はつまずきやすいところです。

証明は中学の数学で初めて出てくる用語で、仮定から分かることを書き合同条件にあてはめて結論を導きます。

しかし仮定と結論をうまく見つけ出せなかったり、混同して仮定のところに結論が入っていたりします。

 

証明問題は数行以上文章を書かないといけないので、

文章を書くのが苦手な子供にとっては、算数や数学で初めてつまずくことになる箇所でもあります。

 

中学生がつまずきやすい数学の箇所③ルート

中学生 つまずき

中学生になると数学の計算に無理数が出てきます。円周率Πも無理数ですがルートが出てきてつまずきます。

ルートとは2乗すると中の数字になるもので、例えば√2×√2=2となります。

数学が苦手な中学生は、まずルートの記号がどういう意味か分からずに使っています。

 

ですので、計算も√2+√3=√5や√6にするなど、ルートを使う掛け算や足し算のルールが混同してなかなか正解しません。

ルートの計算はまた√12などが出ると中の数字をできるだけ小さくしないといけないですが、それができないため計算が全くお手上げということが多いです。

√12=2√3ですが、ここがうまく計算できずつまずきます。

 

√a?√b=√ab、a√b=√a^2bなどを理解しておくことが重要でしょう。

また、中学生の数学は掛け算の記号が省略されることも√の計算を難しくしている要因です。

 

中学生がつまずきやすい「英語」のポイント

中学生がつまずきやすい「英語」のポイント

つぎに中学生がつまずきやすい英語についてポイントを探っていきます。

親のほうもつまずきやすいポイントとして、しっかりと身につけて勉強を見てあげましょう。

 

中学生がつまずきやすい英語の箇所①まず単語を覚えることについて

中学生 つまずき

英語が苦手な中学生はまず単語が覚えられない、覚えようとしないことです。

特に、小学校の時にローマ字が苦手だった子は、英単語の発音が難しかったりスペルミスが目立ちつまづきます。

英語→日本語は発音だけで覚えられますが、日本語→英語はきちんと紙につづりを書いて1つずつ覚えていかないといけません。

 

中学生の英語は積み上げ学習と言われているように、2年生の教科書には1年生で習った単語は解説もなく当たり前のように使われています。

1ページで10個以上分からない単語があると、もうそのページに書かれている内容を理解するのは困難と言っても過言ではなくつまずきます。

 

名詞の複数形や動詞の過去形、過去分詞形など原形とは全く異なるスペルになることが多く、そういう変化もきちんと覚える必要があります。

動詞は原形だと分かるけど過去の文章になると不規則変化をして、とたんに意味が分からなくなりつまずきます。

 

中学生がつまずきやすい英語の箇所②一般動詞

中学生 つまずき

中学生が英語で一般動詞が最初のつまずきと言われています。

特に一人称と三人称で動詞の形が違うなど、文法のルールがつまずきの原因となります。

代表的なミスは一般動詞の疑問文にbe動詞を使ってしまうことです。

【誤った文】Are he play tennis ?

【正しい文】Does he play tennis ?

中学生英語最初の難所は、しっかりbe動詞と一般動詞の疑問文の型を覚えることが重要です。

【be動詞の疑問文】Are you a teacher ?

【一般動詞の疑問文】Do you play tennis ?

be動詞の疑問文では平文の動詞をそのまま文頭に移動させるだけです。

これに対して、一般動詞の場合は元の文はそのままで動詞doを新たに文頭に加えます。

文の主語がheやsheなど三人称の場合は動詞doをdoesに変換するだけです。

 

中学生がつまずきやすい英語の箇所③進行形

中学生 つまずき

中学生英語で一般動詞の次にやってくるのが現在進行形です。これもつまずきポイントになることがよくあります。

be動詞を抜いてしまう誤文は中学生英語で散見するミスです。

【誤った現在進行形】he playing tennis.

【正しい現在進行形】he is playing tennis.

疑問文では現在形との区別でつまずき、動詞doを使うケースも。

【誤った現在進行形】Does he playing tennis ?

【正しい現在進行形】Is he playing tennis ?

重要なのはbe動詞や一般動詞を使った現在形と、現在進行形の区別をつけることです。

現在進行形では、be動詞と一般動詞を同時に使うところが現在形と決定的に違います。

進行形の文を作ったら、文にbe動詞と一般動詞があることをまず確認してください。

 

中学生がつまずきやすい英語の箇所④形容詞用法

中学生 つまずき

中学生が基礎英語を学び終えた後にやって来るつまずきポイントが、過去分詞と現在分詞の形容詞用法です。

例えば「焼いたジャガイモ」を英語で表現させると、baking potatoと書く中学生がいます。

正しくは、baked potatoです。

このミスは日本語の感覚を英語に変換する際のつまずきが原因です。

 

分詞を使って名詞の状態を説明する場合は、その状態が誰(何)によって引き起こされたか考えてください。

上の例では、ジャガイモは誰かに焼かれてから「焼いたジャガイモ」になります。

他の何かによって状態が引き起こされたケースでは、

過去分詞、Walking deadなど状態が名詞本体により生じている場合は現在分詞と覚えてください。

 

中学生がつまずきやすい英語の箇所⑤文法

中学生 つまずき

英語が苦手な中学生は、英語特有の文法につまずきます。

和訳するときも英訳するときも、その文章が現在形か過去形か未来形かをまず判断する習慣が必要で、苦手な子はこれができません。

進行形、現在完了形を理解するのはさらに難しいです。

英文和訳については、特に英文が過去形の文章になっていたとしても、意識せずについ現在形の日本語の文章を書いてしまいます。

 

逆に和文英訳では文法をきっちりと覚えていないため、主に動詞をうまく変化させることができず、

三単現のsを忘れたり過去形の不規則変化を知らなかったり、未来形のwillを忘れたりします。

また疑問文や否定文の作り方も、日本語と英語は語順が違うのでつまずきやすいところです。

 

日本語と違って英語の疑問文や否定文は、変化させる部分が非常に多いです。

中学生でこの基本をしっかり学んでいないと、

学年が上がるにつれて文章が長くなり全くついていけなくなってしまいます。

 

中学生がつまずきやすい英語の箇所⑥現在完了&不定詞

中学生 つまずき

英語が苦手な中学生は、英語特有の形である現在完了と不定詞が特に理解できません。

現在完了は、継続用法、経験用法、完了用法と3種類あり、区別をつけるのが難しいです。

それぞれforやsince、onceやever、justやalreadyなど特徴的な単語と一緒に使われますが、まずその単語を覚えていないことが多いです。

have+過去分詞の形を取りますが、単語が苦手な中学生は過去分詞に変化させることができません。

 

疑問文や否定文も独特の形を取るため、

基本が分かっていない子は混乱してつまずきます。

不定詞は、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法と3種類ありますが、英語が苦手な子は国語も苦手なことが多く、形容詞や副詞がどのような働きをするのか理解できていないため、きちんと日本語に訳すことができません。

イディオムもたくさん登場するため暗記が苦手だとつまずきます。

 

中学生がつまずきやすい数学と英語をわかりやすく勉強する方法

中学生がつまずきやすい数学と英語をわかりやすく勉強する方法

中学生がつまずきやすい部分というのは、自分が苦手に思うだけではありません。

自分が苦手であれば、ほかの子供も同じように苦手と感じているわけです。

ここでポイントとなるのが、いかに苦手とされる箇所をしっかりと理解するか?

これができれば確実に1歩リードすることが可能なんですね。

 

そのためにはしっかりと勉強することが必要になるのですが、より理解を早めるための勉強とは一体どんな方法でしょうか?

もしかしたらすでにお伝えした箇所でつまずいているかもしれません。

このつまずきを取り除くには、

つまずいている単元をしっかりと理解すること。

単元を理解するためには、学校の授業をもういちど聞き返すことが大切なんですね。

 

しかし学校の授業を再び聞くことなんて、到底できるはずがありません。

学習塾でも過去の授業を教えてくれるところなんて、まず存在しません。

そこで便利な勉強方法として、

通信教育の映像授業を使うという手段があります。

中学生 つまずき

体験してわかった基本教科の映像授業ランキング3選

田中家

映像授業というのは中学生で習う単元が、すべて授業で見ることができる機能。

つまり過去の学校で習ってきた授業を、再び見ることができるというわけです。

単元の基本を理解するためには、まさにこれ以上ないほど最適な中学生の学習塾選び方になるはずです。

私も2人の子供を高校進学させましたが、やはり基本の理解については一刻も早く取り組んでおくべきです。

 

少しでも早く取り組むほど、

その後の基本➝応用の部分が早く理解できるようになります。

もし放っておけば、いつまで経っても先に進めないまま。

中学生の時間というのは、躊躇しているうちにあっという間に過ぎていきます。

気がついたときには、すでに高校受験の直前。

思い立ったときに、どんどん効率の良い中学生の学習塾選び方を取り入れていったほうがいいんですね。

 

もし本気でつまずきを解消しようと思うのなら、いちばん効率のいい中学生の学習塾選び方の映像授業がおすすめ。

あれこれと参考書を見るよりも、

はるかにスピードアップが図れる中学生の学習塾選び方です。

通信教育を選ぶときには、くれぐれも「映像授業」のある教材に取り組むこと。

まずは機能面で映像授業があるかどうか?

ここから中学生の学習塾選び方を探してみるようにしてみてください。

田中家

ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

矢印

https://gakusyujyuku.com/archives/18798