こんにちは田中家です。
今回は「中学生が受験にむけた効率の良い勉強法を知りたい」という疑問に応えます。
受験本番までの時間が迫ってくる一方で、気持ちばかり焦ってしまい効率の良い勉強ができない家庭も多いもの。
ここは一旦落ち着いて、受験勉強についてじっくりと考えるのがおすすめ。
なんでテストで点数が取れないのか?という問題から考えることで、より効率のよい受験勉強のやり方が見えてきます。
そこで中学生が受験にむけた効率の良い勉強法について、超おすすめ3つの方法を解説します。
中学生の受験にむけた超効率の良い勉強法
受験に向けて効率アップするには「勉強の順序」をしっかりと抑えて取り組むことが超重要。
正しい勉強の順番はつぎの通りです。
- これまでの「つまずき解消」から取り組む
- 多くの問題を解いて「定着」をしっかりと図る
- 志望校の高校受験過去問集などで「総仕上げ」をする
過去から未来へ進めていくことで、より効率の良い勉強法を実践できます。
さらに詳しく3つの勉強法を解説します。
これまでの「つまずき解消」から取り組む
テストで点数が取れない、もっとも大きな原因は「過去のつまずき」であると私は強く感じます。
問題を正しく解答できないということは、その単元を正しく理解できていないため。
したがって受験にむけて効率の良い勉強法を始めたい場合は、まずこの「つまずき解消」からスタートするのがおすすめです。
過去のつまずき解消を行うだけでも、受験の点数アップにおいて極めて有効。
またこの作業を行うことで次のステップも理解しやすくなり、結果的に効果的といえる総復習へつながるため極めて重要なポイントになります。
過去のつまずき解消の手順としては、まず「つまずき原因の追究」から。
現在の単元を理解できていなければ、関連する1つ前の単元をしっかりとチェックしてみること。
それでも理解できない場合はさらに前の単元‥と1つずつ根気よく原因を追究すれば、いつか必ず「つまずきの原因」に辿り着くことができます。
つまずき原因が見つかれば徹底的に理解をして、今度は逆に1つずつ関連する単元を先に進め理解していく。
この手順を繰り返すことによって過去のつまずき解消が期待できるので、かなり時間を要しますがここは徹底的にクリアすることが効率の良い勉強法になります。
中学生の受験へ向けた効率の良い勉強法として、まずはこの「過去のつまずき克服」からスタートすることをおすすめします。
多くの問題を解いて「定着」をしっかりと図る
過去のつまずき解消がすべて終えたら、つぎは理解した部分の「定着」へ進んでいきます。
基礎が理解できたと思っていても、いざ問題を解いたら解くことができない可能性も大いに考えられるもの。また高校受験本番において多角的な問題を正確にクリアするためにも、しっかりと定着を図ることが重要です。
この定着を図るときの方法は、おもに「ドリル」「問題集」などの活用。
なるべく定着につながる問題集などを多く用意して、やや角度の異なる問題にも対応できる体制にしておくことがポイントになります。
すでに基礎の理解については、過去のつまずき対策で会得済み。
したがってスムーズに効率よく進めていける学習ジャンルのため、つまずき原因であった箇所からどんどん進めていくことができると思います。
先ほど解説した「つまずき解消」がしっかりクリア済でないと、この段階はまったく進めることができず非効率。
したがってまずは過去のつまずき解消を徹底的に行って、そうえでこの「定着」を図ることが重要です。
志望校の高校受験過去問集などで「総仕上げ」をする
ここまでに解説した2つの項目を終えたら、最後に高校受験過去問などによる「総復習」で仕上げ。
すでに苦手部分を解消できて数稽古によって合格へむけた体制が構築されているので、あとは受験本番の問題を解き「感覚を掴む」という作業になります。
実際に高校受験過去問に取り組むと、これまでのドリルや問題集とは角度の異なる出題であることも多々。
したがって高校受験本番の出題傾向を把握するためにも、最後の総仕上げとしておすすめ。
ここまで効率の良い勉強法を実践しているので、この段階もスムーズに効率よく進めていくことが期待できます。
もし解説してきた項目を飛ばして、いきなりこの総仕上げに取り組んでも極めて非効率。
解くことのできない問題があるため時間ばかり費やし、かなり効率が悪くなるため順番通りに進めていくことが重要です。
この「総仕上げ」まで進めば、あとは自信の少ないポイントを再確認。
そのときも基礎理解~定着といった流れ(順番)を徹底することで、効率の良い勉強法を実践することができます。
さらに効率アップが期待できる勉強法
ここまでに解説してきた3つの勉強法(つまずき解消・定着・総仕上げ)ですが、もし時間がないという場合。
とくに「つまずき解消」については原因追求に極めて時間を要する作業となるため、すでに中学3年生で間に合わない!こともあるかもしれません。
そこで私が考える、より効率アップが期待できる勉強法が「オンライン学習」の利用。
オンライン学習はこんな時間効率アップ効果が期待できます。
「デジタル教材」
基礎学習範囲(つまずき解消・定着)におすすめの超効率勉強法
すらら、デキタス、スタディサプリ など、映像授業とAIシステム機能により大幅な時間効率に優れる。つまずき解消システムや多くの問題を搭載したドリル・テスト機能により効率的な定着を図ることが期待できる。
✅ 私のおすすめ:【通信教育】体験してわかった基本教科の映像授業ランキング3選
「オンライン家庭教師」
応用学習範囲(総仕上げ)におすすめの超効率勉強法
e-Live、学研、Netty など、とくに難関高校や私立高校受験にむけ極めて効果的。志望校に特化した総仕上げをはじめマンツーマン指導により総合的に疑問点の解消が期待できる。
✅ 私のおすすめ:【オンライン家庭教師】中学生におすすめ失敗しない根拠つきベスト3選
受験までに時間がない!間に合わない!という場合に、オンライン学習は極めて効果的な手段。
中学生の受験にむけた効率の良い勉強法を3つ解説しましたが、すべてにおいて「超」効率アップを期待できる勉強方法になります。
独学で受験勉強を実践すると、どうしても効率化には限界があるもの。
私も精一杯「効率の良い勉強法」を解説してきましたが、いま中学2年生など時間に余裕があれば実践できるかもしれません。
もう高校受験まで時間がなくてヤバい!という場合は、こうした超効率の勉強法も極めておすすめです。
まとめ
今回は「中学生が受験にむけた効率の良い勉強法が知りたい!」という疑問に応えてきました。私が知る範囲で「最高に超効率的」といえる勉強法について解説したので少しは疑問解消につながるかと思います。
効率の良い勉強法というのは、解説したように「2つの手段」があります。
1つ目は、正しい順番で効率よく受験勉強を進めること。
この順序が間違ってしまうと極めて非効率で、時間ばかりを費やして一向に成果へつながらない恐れがあります。
2つ目は、オンライン学習の力を借りること。
さすがにAIシステムや効率に優れる構成であることから、極めて効率がよく時間短縮・学習効果アップが期待できる勉強法です。
いずれも、中学生が受験にむけた効率の良い勉強法になること間違いなし。
どちらの勉強法を選ぶかについては、現在の学年などを考慮するとわかりやすいのかもしれません。
まずは「独学で正しい順序で勉強」からスタートして、受験までに間に合わないとなれば「オンライン学習」にチェンジするのもおすすめ。
いずれにおいても中学生の受験にむけた、もっとも効率の良い勉強法として極めて有意義です。