中学生に家庭学習の習慣づけを‥と思っても、なかなか難しいですよね。
子供の”やる気次第”という部分がかなり影響するので「なかなか身につかせることができない!」という家庭が多いはずです。
小学生のころから家庭学習の習慣づけがなければムリでは‥
と思われるかもしれませんが、しっかりと勉強方法を選ぶことで習慣づけができますよ。
私も2人の子供を高校進学させてみて、中学生に家庭学習の習慣づけが身につく3つの要素と4つの勉強方法についてシェアしようと思います。
ぜひ中学生の学習塾選び方の一環として参考になさってみてください。
①中学生に家庭学習の習慣づけに大切な3つの要素
大切な要素にはつぎの3つがあります。
教科書準拠になっていて頭の中が整理しやすい
問題点を根本的に解消ができる
勉強の順序を正しく進めることができる
この3つの要素について詳しくお話ししていきます。
①-1:教科書準拠になっていて頭の中が整理しやすい
中学生に家庭学習を習慣づけするポイント1つ目が「教科書準拠」です。
家庭学習が身につかない大きな理由として、学校の勉強と違っていることによる”頭の中の混乱”があります。
つまり学校で習ったことをそのまま実践できないので、子供の頭がこんがらがっている状態。
まずはこの状況を改善しないことには、家庭学習を習慣づけることは難しいものです。
自分の過去を振り返ってみるとよく見えてきますが、学校の勉強と家庭学習に”ズレ”があると勉強がしづらくなかったですか?
「あ~、今日習ったところを勉強出来たら頭に入りやすいのになぁ~」
なんて経験がおありだと思いますが、まさにそれなんです。
もちろん私もそんな経験をしてきました。
したがってまずはこの「教科書準拠」で勉強のできる方法、これを模索することが大切。
子供の頭の中を整理するところから考えてみると分かりやすくなると思います。
①-2:問題点を根本的に解消ができる
中学生に家庭学習を習慣づけするポイント2つ目が「問題の解消」です。
どうしても理解できない問題を、トコトンまで教えてくれる勉強方法じゃないと続きません。
「間違ったところは答えを見て考えましょう‥」
これで本当に、わからない問題の”根本的な解消”につながると思われますか?
私が思うのは言葉は悪いですが、とても投げやりのように感じます。
もしそんな勉強方法をやっていても、問題が解消できないことで家庭学習は続きません。
どうせやっても理解できないのだから‥
と感じるため勉強がイヤなものに感じてくる、その先には積み重なることで”勉強嫌い”になってしまうという現実が待っています。
これは大人の世界でも同じですよね。
そんな”勉強嫌い”になってしまうと最悪なので、この部分については一刻も早く解消しなければいけません。
わからない問題を「根本的に解消」ができること。
これもかなり重要なポイントになるので、放っておけない項目になってきます。
①-3:勉強の順序を正しく進めることができる
中学生に家庭学習を習慣づけするポイント3つ目が「順序」です。
この勉強の順序というのはなかなか気づかないポイントになるものですが、じつは結構やってしまっているものです。
勉強の順序が前後することで、だんだんと理屈のつながりがわからなくなる。
その結果として”家庭学習が習慣づけできない”という状況になってしまいます。
とくに積み上げ学習の国語・数学・英語という3教科についてはこの傾向が強まります。
これは教科書準拠と似て非なるもので、教科書の出版会社と進み方が同じか?という問題ではありません。
もっと勉強の根本的な部分に「その学年で習う順序」というものがあります。
教科書準拠になっていない勉強方法であっても、この”勉強の順序”を乱してはダメなんですね。
最低でも崩してはいけない部分、とお考えになればいいです。
そのために必要な勉強方法は”勉強の順序がわかりやすく提示”されていること。
ここも中学生の家庭学習を習慣づけるために重要なポイントになります。
つまずきが積み重なっていくのも、この順序の乱れが原因になっていることが多いです。
②中学生に家庭学習の習慣づけが身につく4つの勉強方法
おすすめな4つの勉強方法にはつぎのものがあります。
家庭教師(リアル・オンライン)
通信教育(紙教材・ネット教材)
この3つの勉強方法について詳しくお話ししていきます。
いずれの勉強方法も、お話ししたポイント全てを抑えることのできる家庭学習になります。
②-1:家庭教師(リアル・オンライン)
中学生に家庭学習を習慣づけするおすすめな方法1~2つ目が「家庭教師」です。
家庭教師には”リアル””オンライン”という2つのスタイルがあります。
それぞれについて詳しく探っていきます。
②-1-1:家庭教師(リアル)
いわずと知れたリアル家庭教師ですが、よく考えてみると家庭学習を習慣づけするのにかなりおすすめな方法です。
家庭学習の中で、もっともすぐれた勉強方法といえるかもしれません。
ちょっと費用が高いのが難点ではありますが、それだけの価値というのは間違いなくある家庭学習の方法になります。
しかし中学生の貴重な3年間を家庭教師に預けるというのは、決して高い費用ではないと思います。
②-1-2:家庭教師(オンライン)
つぎにおすすめするのがオンラインを使った家庭教師で、リアルに比べて費用が安いというメリットがあります。
派遣エリアなども関係なくネット環境さえあればOKという手軽さもあります。
またパソコンの画面越しに指導を受けるため、子供の性格によってはこのオンライン家庭教師のほうが合っているのかもしれません。
しかし指導内容はリアルとまったく同じように勉強ができるため、遜色なく取り組める家庭学習方法になります。
②-2:通信教育(紙教材・ネット教材)
中学生に家庭学習を習慣づけするおすすめな方法3~4つ目が「通信教育」です。
通信教育には”紙教材””ネット教材”の2つのスタイルがあるので、それぞれ詳しくお伝えします。
②-2-1:通信教育(紙教材)
通信教育でも紙教材のほうは昔からあるスタイルで、今の時代はかなり進化しています。
紙教材でもっともポイントになるのが”教科書準拠”で対応している教材も増えていますが、よりピッタリな準拠になっているものを選ぶことで家庭学習の習慣づけにつながります。
紙じゃないと勉強がやりづらい、という中学生にはピッタリな方法です。
②-2-2:通信教育(ネット教材)
最後になりますが、ネット教材の通信教育になります。
このネット教材というスタイルは教科書準拠というよりも、自分で単元などを自由に選んで勉強をすることができるのが特徴です。したがって教科書準拠以上にズレのない家庭学習にもなって、さらに取り組みたい部分を自由に選ぶことができるのがメリットです。
ネットを使っているため映像授業など”動画”で勉強ができるのも大きな利点で、家庭学習をよりわかりやすく問題解消までつなげることができます。最近の通信教育では主流になっているだけあって中学生が家庭学習の習慣づけにおすすめな方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?もう一度まとめておきます。
☑中学生に家庭学習の習慣づけに大切な3つの要素
教科書準拠になっていて頭の中が整理しやすい
問題点を根本的に解消ができる
勉強の順番を正しく進めることができる
☑中学生に家庭学習の習慣づけが身につく4つの勉強方法
家庭教師(リアル・オンライン)
通信教育(紙教材・ネット教材)
ということでした。
この中のいずれを選んでも、間違いなく中学生にとって家庭学習の習慣づけにつながるはずです。
今回は「中学生に家庭学習の習慣づけが身につく3つの要素と4つの勉強方法」についてお話ししてきました。
ぜひ中学生の学習塾選び方として参考になさってみてください。
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