中学生に学習塾を選ぶときには、どんなことに注意すればいいのか?
私の子供も学習塾に通わせていたので、そのときに調べたことから3つの選び方についてポイントをまとめていこうと思います。
中学生の学習塾選び方の一貫としてお考えになってみてください。
この記事の概要
中学生に学習塾を選ぶポイント①距離は想像以上に問題がある
まずいちばん気になるのが距離で、できれば家の近くで探したいところです。
そんな学習塾までの距離によって想像されるポイントを、ひとつずつ探っていきます。
ムダにする時間が多くなる
学習塾までの距離が遠いほど、中学生の高校入試までの貴重な時間をムダにしてしまうことになります。
少しくらい遠くても有名な塾だから‥と考えるのもいいですが、自宅から近い塾に通わせることによって「時間」が節約されるので勉強へと回すこともできます。
この辺りのバランスを考えておくことで、効果的な勉強ができるようになります。
とにかく中学生の3年間というのは、あっという間に過ぎていきます。
皆さんが口を揃えて言うように、ウチも全くその通りでした。
時間を基調に使うためにも、学習塾までの距離は考えておくと違いが出ます。
とくに帰りの夜道が心配
学習塾までの距離が遠いということは、時間をムダにするだけではなく「夜道」の心配も出てきます。
行きは良くても帰りが怖い‥ということもしっかりと考えておかなければいけません。
また学習塾によっては「補習」などによって、帰りの時間が夜11時辺りになることもあります。
どうしても仕方なく遠くの学習塾へ通わせるのであれば、友達などと一緒にならないか?などの工夫をしてみるのも手段です。
また家族が車などで送迎できるのであれば、なるべく協力して帰り道だけでも迎えに行くなど考えてみるのもいい方法です。
悪天候や季節によって通い方をどうするか
学習塾へ通わせる時期というのは、新学期の4月からが多いはずです。
時期的に桜の咲くときで、春の陽気もポカポカなためあまり天候のことまで考える家庭も多くありません。
ここで注意しておきたいのが、天候や季節によって交通手段がストップしてしまわないかどうか?
もしストップしても送迎のできる準備があればいいのですが、とくに帰り道がどうしようもない!という最悪な場合も考えておかなければいけません。
もしも最悪変える手段がなくなったらどうするか?ここまでしっかりと予測しておいてください。
また食事についても考えておく必要があります。
少なくとも学校帰りに食べるものについては、晩御飯の代わりとなるようなものが必要となってきます。
中学生に学習塾を選ぶポイント②授業スタイルによる違い
ひと口に学習塾と言っても、授業のスタイルはいろいろな種類があります。
その授業スタイルについて、一通り挙げて探ってみます。
集団スタイル
この集団スタイルというのは昔からのスタンダードなタイプで、いわゆる学校の教室のような部屋に集まって一斉に授業が行われるものです。
メリットとしては「雰囲気」に独特なものがあり、とくに高校受験が近づくにつれて全体の活気に包まれるようになります。
子供によってはこの活気によって気合が入ることもありますが、あまり社交的でなければ逆効果になってしまう場合もあります。
とくに偏差値が高めな学習塾にこのスタイルが多いので、事前に子供との相性についても確認しておくことが望ましいです。
少人数制・個別指導スタイル
学習塾のスタイルの中でも、もっとも人気のあるのがこれです。
少人数制というのはどちらかと言えば集団スタイルの部類になりますが、あえて10名前後程度で抑えている場合と、教室自体が小さくて必然的に少人数となる場合があります。
また個別指導スタイルは、講師1人に対して子どもが2~6名受け持ちという格好で指導が行われます。
この受け持つ人数が多くなるほど費用も安くなる傾向にあり、その分質問がなかなかしにくくなるという欠点もあります。
究極の個別指導はマンツーマンですが、こうなってくると家庭教師と費用もほぼ変わりませんので一度比較して考えてみることをおすすめします。
勉強をするためのブースが一人ずつ仕切られていて、基本的には周りとの干渉は避けることが出来るようになっています。
次世代型スタイル
このスタイルは最近になってどんどん増えており、E-ラーニング教材を使って指導をする形になります。
指導については直接講師が行うのではなく、E-ラーニング教材の中に入っている映像授業などを使って勉強していくことになります。
何だか不安になる‥という家庭も多いですが、このE-ラーニング教材というのは今後の学校など教育現場に取り入れられていくことでも話題になっていますので、勉強効果としては適切な内容となっています。
たとえば「通信教育すらら」などのE-ラーニング教材を使った学習塾は全国でも多いですが、こうした教材というのは自宅でも契約して使えます。
わざわざ通わなくても自宅で契約することによって、通う手間を省くこともできます。
子供は個別指導のような仕切られたブースに入って勉強を行いますが、相手がパソコンなだけに完全なマンツーマン指導ともいえます。
発達障害などの子供も、周りの干渉が全くないので気軽に通うことができます。
中学生に学習塾を選ぶポイント③偏差値について
子供の目指す高校の偏差値、というのも考えておかなければいけません。
昔から有名な学習塾などは高い偏差値に対応していることが多く、このお互いの偏差値を擦り合わせておく必要がありますが、入塾の希望を伝えると学力診断などによって可能かどうかの判断が行われます。
偏差値が合わなければ断られる場合がありますが、子供のためにもムリをせず従うようにした方がいいです。
あまりムリをして入塾しても、そのあとで勉強についていけず結局辞めてしまう場合もあります。
このような受け入れ偏差値のパターンがあります。
- ある一定以上の高い偏差値のみに対応。
- 標準校~トップ校まで幅広い偏差値に対応して、クラス分けで振り分けられる。
- 標準校~トップ校まで幅広い偏差値に対応して、一斉に指導が行われる。
これは集団塾の場合で、個別指導塾や次世代型の学習塾には当てはまりません。
一応このような偏差値わけがあることも知っておくといいと思います。
中学生に学習塾を選ぶときにぜひ比較しておきたい学校外学習
言いようがなかったので「学校外学習」という表現をしましたが、いわゆる学習塾以外の家庭教師などのことです。
中学背の学習塾以外の勉強方法として、次のものがあります。
- 「家庭教師」に自宅へ来てもらって勉強をする。
- 「通信教材」を使って自宅で勉強をする。
この2つの勉強方法は、学習塾のように「通う」必要がありません。
この勉強方法を選ぶ場合は、つぎのよう家庭へ向いています。
- 自宅から距離が離れている学習塾しかない‥
- 何らかの原因によって学習塾に通わせることができない‥
- 通う時間がもったいないので家庭学習に専念させたい‥
などという場合には、この2つの中学生の学習塾選び方が有効です。
実際に学習塾を利用する家庭は年々少なくなってきており、とくに通信教材を利用して時間を効率的に活用するという家庭が増えてきています。
参考:文部科学省HP「子どもの学校外での学習活動に関する 実態調査報告」より
「通信添削」という項目が通信教材による中学生の学習塾選び方で、学習塾がガクッと下がっているのに対して、グッと上がっていることが確認できます。
このデータは平成19年のものですので、この後はさらにこの傾向が顕著に表れていると思われます。またデータが更新されたら掲載します。
このような調査結果から見ると、通信教材による中学生の学習塾選び方が効果的かもしれません。
ムリに学習塾に通わせなくても通信教材によって「時間を効率的に使う」という手段も考えられます。
通信教材を使った勉強方法は、おもにこのような目的で使われることが多いようです。
「学校の宿題や予習・復習」がもっとも多くなっていますので、毎日の家庭学習には効果的ではないか?ということが見えてきます。
また「進学準備」という項目も多くなっていることから、高校入試へ向けて利用している家庭も多いことがわかります。
つまり「毎日の勉強」「高校入試勉強」どちらにも適した学習方法というわけです。
<通信教材を使った場合のメリット>
通信教材を使った場合のメリットについてまとめてみます。
- 学習塾にように通わなくて済むので、大幅に時間効率が良くなる。
- 暗い夜道を帰ってくる心配がなくなる。
- もっとも勉強効率の良い「マンツーマン」で学習できる。
- 取り組む時間が自由なので、週末でも勉強ができる。
- 教材によっては映像授業があるので、学習塾では不可能な過去が見れる。
など、こうして考えてみると様々なメリットがあります。
この中でもいちばん目を惹くのが「時間効率の良さ」ではないでしょうか。
さらに学習塾と比べて費用も安く済む傾向にあり、1/2からそれ以下で抑えられるといったメリットもあります。
私もこのようなメリットが大きいことから、通信教材について様々な角度から調べてきました。
もし興味があれば、実際に体験したレビューなどがありますので参考にされてみてください。
➝中学生のネット塾ランキング!消費者目線で感じたこととは‥?
中学生の学習塾を選ぶときに注意しておくべき3つのポイントまとめ
中学生の学習塾選び方は、ただ学力向上だけを考えると失敗します。
距離によって時間効率はどうなるか‥?帰ってくる夜道は心配はないか‥?ご飯は‥?
など様々なポイントがありますので、しっかりと注意してください。
私も子供も学習塾を使いましたが、実際に始めてみるとわかることも多くありました。
集団スタイルの塾に通わせていて、補習となることも多く帰ってくるのも遅かったんですね。
ウチは男の子でしたが、たぶん女の子では難しいのかな?と思います。
そんなときには、全国で利用者が増えている便利な通信教材というのも適した勉強方法かと思います。
ムリをせず勉強効率を上げる、そんなことが可能な勉強方法ではないでしょうか。
いずれにしても一発勝負の高校入試ですので、いかにすべての効率を高めるか?が最大のポイントです。
少しでも貴重な時間を効率よく使って、合格へ向けて最高の中学生の学習塾選び方でパフォーマンスで仕上げてください。
人気記事 東京都で中学生におすすめの学習塾ランキングベスト3
人気記事 大阪府で中学生におすすめの学習塾ランキングベスト3
人気記事 福岡県で中学生におすすめの学習塾ランキングベスト3