私はいま47歳ですが、今回は同い年くらいのお父さん(45歳)からの「高校入試へ向けた家庭作り」で苦労された経験談をお伝えします。
でもこうしてみなさんの経験談を聞いてみると、どこの家庭もそれぞれの苦労があるものです。
私も2人の子供が中学生で高校受験のときはいろいろと勉強で苦労があったりしましたが、そのときは大変ですが高校が決まりさえすればあとの大学進学はわりとトントン行くものです。
就職については人それぞれの考え方があるのでイチガイにこの道がいいということはありませんが、うちの2人の子供が進んだ地方公務員はわりと穴場のような気がします。そんなに優秀じゃないうちの子供が勤めているくらいなので。
でも転勤があっても近いし、職場も人の尊厳を一番に考えてくれるのでいい所ですよ。ただし給料は決して高いとは言えないので、経済面を優先するのなら民間のホワイト企業のものですね。
まあこんな表現をしていると叱られるかもしれませんが、でも我々にとってはキレイごとばかりが全てではないです。もちろん仕事のやりがいなどは持ってないといけませんが、生活していくことも大事ですから。
そういうことで高校受験っていうのは、私は人生において一番のポイントだと思っています。たとえ偏差値がどうであれ、高校受験によって将来が鮮明になって見えてくる部分があると思っています。
私が子供の高校受験から学んだことを当サイトでもアドバイスや教材としてお伝えしていますので、同じ境遇の家庭に向けて少しでも参考になれば嬉しいです。
では高校受験を経験された、45歳のお父さんからの体験談をお伝えしていきます。
実際に起きた体験談からは、かならず少しでも感じる何かがあるはずです。
ここからは、そのお父さんからのお便りになります。
↓ ↓ ↓
高校入試前の中学生は勉強より精神面が大事!?
私は45歳の会社員で高校生の娘を持つ父親で、私自身も昔は高校や大学受験を経験しました。それを踏まえた上で子供の高校入試に役立ちそうなポイントをお伝えしたいと思います。
まず初めに私がやってしまった誤った考え
私の娘は地元で一番優秀な公立高校の受験を決定していました。
部活はバスケ部でそれなりに活躍し中学3年生の時点で成績もそれなりに優秀で、高校入試まである程度がんばれば地元の高校はどこでも受かる状態でした。
もともと明るく真面目な性格だったので、親としては安心して見ていました。
中学生になってからの部活や課外活動など手抜きができないところはありましたが、夏には受験に集中するので私もサポートすれば良いと思っていました。
娘の場合、理数系は強いのですが文系(特に英語)が苦手です。中学生になってすぐの時期は私が時々教えていましたが、受験までは積極的に教えようと思いました。
久しぶりに娘の試験問題などを見ると親としてはもう少しできるのに、と歯がゆい思いがありました。
娘は中学生ながらとても真面目な性格なので両親と同じようなランクの高校、大学に行くことが最低ラインの目標だと話していました。
前は勉強が好きでファッションのマーケティング関係を仕事にしたいので大学で経済を専攻したいと話していましたが、中学3年生になり受験とテストの点数ばかりが重要視されるので相当プレッシャーがあったようです。
また部活に関しても例年よりも夏の大会で勝ち進んだため、引退がぎりぎりまでのびました。
私は親としてできることはとりあえずある程度の点数をとらせて、娘の気持ちを安定させることだと思いました。今にして思えばこれはあまりよくない行動でした。
高校入試は中学生の勉強だけではなく大事なことが‥
私は一応文系の国立大学出身なので数学を含めてオールラウンドに対応できる自信はありました。
上の娘は中学生の時私が教えなくても高校受験の際にあっさりと地元で一番優秀な公立高校に合格したので、下の娘も同じように少しがんばれば成績も向上すると思っていました。
ですが秋になり娘の成績がやや下降気味になりました。
私としてはとても落ち込みましたが、親として何より心配なのは娘の元気がどんどんなくなっていったことです。
そんな時、上の娘がお父さんの気持ちもわかるけど、高校受験は自立へのステップでもあるのだから苦しむことも必要だと言われました。
その時は言葉をきちんと受け止めることができませんでしたが、自分の受験の経験を含めて重要なのは、自分で考えて上手く行かなくてもそれを乗り越えストレスを上手く飼いならすことだと思いました。
私は親になってから、自分が中学生の時に学んだ重要なことを忘れていました。
私は娘に質問があったら答えるし相談があったらいつでも乗ること、そして今はしばらく苦しい時期が続くと思う。ただそれは人生でとても重要な事で今後の財産になる。
どんな結果でもどの高校に行っても人生いつでも勉強はできる。親としてできることとできないことが存在すると伝えました。娘が私の目をそらさずに聞いてくれて私も心苦しかったのですが伝えて良かったと思います。
その後娘は決意を固めて勉強を開始して、秋からは徐々に成績も安定し結果が悪くても一喜一憂せずにコツコツ勉強を続けました。
高校入試が終わってみて勉強以外に見えた大切なもの
高校入試が近づいても、私は特に大げさな言葉をかけずに娘を見守りました。当日は受験のプレッシャーからか顔が張り詰めていました。
受験が終わってからは、高校で英語をがんばりたいことなどを話してくれました。
なんとか高校は無事合格し家族全員が安心しました。
親として何よりうれしかったのは、娘が一回り大きくなって自分で受験を乗り切り私も見守る立場に徹することができたことです。
親としては子供に協力したいのはやまやまですが、助言はできても本人になることはできない。そのことが高校入試で大事だと思います。
実際の勉強より、克服する心を身につけることが大事です。
そのためにはテレビの音量、家族の生活習慣などある程度のきちんとした緊張感が必要です。
高校入試前の子供は精神面で自立と保護の間にある難しい時期ではありますが、勉強は教えられても精神的に克服するのは一朝一夕ではいかないことを念頭に置くと良いと思います。
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