発達障害の中学生にとって「子供の興味を惹く」「勉強に飽きて投げ出さなくなった」など、結構おすすめ!と評判の「タブレット学習」を5選にしてお伝えします。
ひと口に発達障害といってもADHD・LD・ASDなど、また視覚・聴覚・体感覚など、または読み書き・算数障害など多くの症状がありますが、ここでお伝えする5つのタブレット学習はいずれかに当てはまるはずです。
これを読んでいただいているということは毎日の勉強につきあって、さぞ疲れていらっしゃることと思います。
自分を助けるためにも、少しタブレット学習に目を向けてみてください。
発達障害の中学生におすすめのタブレット学習教材
発達障害の特性からすると「興味を持つ」ことが何よりも重要なポイントとなりますが、勉強と聞くと嫌がってしまう中学生も「タブレット学習」であれば興味を示すようになります。
いわゆる「遊び感覚」で取り組むことができるため、本人も勉強をしている感覚がないまま熱中するなどのメリットがあります。
発達障害の中学生におすすめな「タブレット学習」5つをお伝えします。
RISU算数
小学生向けのタブレット学習ですが、発達障害で症状の強い中学生には使いやすく楽しく勉強できるのでおすすめです。
毎日の勉強をデータ分析して東大などの一流大学生が的確にフォローしてくれるので、しっかりとしたデータに基づいた勉強方法がわかるようになります。
とくに子供がつまづきやすいと言われる図形などについても動画フォローアップによるサポートがあり、勉強を見ている親の助けにもなってくれるタブレット学習です。
私も実際に体験しているのでぜひ参考にしてみてください。
体験レビュー:通信教材「RISU算数」を子供にさせたので詳しく紹介!
視覚認知バランサー
かわばた眼科の川端秀仁院長が考案したという教材で、目で見るだけではなく脳へ直接働きかけることによって「見る力」を養うことができます。
CD-ROMなのでパソコン・タブレットでの学習ができ、外部からの情報を80%以上認知するという視覚を有効に活用したトレーニングです。
個で重のレベルに合っていないとやる気をなくしてしまうため、毎回の取組みから「自動レベル調整」で適切な難易度(3段階)に調節されます。
楽しく続けることができるよう頑張ったご褒美として貰える「スター」を集めながら、励ましてくれるメッセージにより子供のやる気もアップします。
また親ヘ対する機能もあり、行った状況が随時記録されてチャートやグラフなどによってひと目でわかるよう表示されるので便利です。
詳しい内容:視覚認知バランサー
剣道でおぼえるローマ字道場
日本語の基本となる「ひらがな」と「カタカナ」を学習できるアプリで、文字を竹刀で打ち続けて遊んでいるうちにローマ字が身についていくといった勉強ができます。
剣道の試合をしながら相手によって出てくる言葉が違うので、子供も飽きずに取り組むことができるようです。
とにかく遊び感覚の強いタブレット学習なので、楽しさを感じながら興味を持つことによりローマ字をどんどん覚えていきます。
詳しい内容:剣道でおぼえるローマ字道場
小学生手書き漢字ドリル1006
小学生向きの感じアプリですが、障害の度合いによってはこの教材のほうが相性がいいかと思います。
教育専門誌や教育委員会のホームページなどでも取り上げられており、小学校6年間で習う全ての漢字を勉強できることで人気があります。
1回につき5つの問題が出され、すべて正解すると「よくできました」などといったマークが付くことによって子供のやる気を引き出してくれます。
とにかく単純な構成で使いやすさがバツグンなので、国語が苦手という中学生におすすめのタブレット学習です。
詳しい内容:小学生手書き漢字ドリル1006
通信教材すらら
発達障害の専門家が監修している通信教材で、英語・数学・国語の3教科を障害の特性から解析されたシステムで学ぶ事ができます。
ほかの通信教材と一線を画しているのが「映像授業」。授業を聞くというよりも「参加する」スタイルで、講師が話しかけてきながら何度も答えを入力される仕組みによって確実にその箇所が頭に残っていきます。
発達障害・学習障害・自閉症などいずれの障害にも対応したシステムなので、ムリのない自然な形での勉強をアニメーション授業で楽しく取り組むことができるタブレット学習です。
詳しい内容:発達障害の子供におすすめ「すらら」の特長
参考:発達障害のすらら口コミ
発達障害の中学生になぜタブレット学習がおすすめなのか?
発達障害にはADHD・学習障害・自閉症などがありますが、いずれの特徴においても共通した症状として「興味を持つとトコトン取り組む」というものがあります。
しかし勉強の面白さまでを感じるためには中学生のうちでは難しく、どうしても「勉強は難しくてイヤ」といった感情しか沸いてこないものです。
そこでまず勉強に興味を持ってもらうためにも「楽しさ」という要素は何よりも不可欠。
まずは子供が興味を持てることで第一歩が踏み出せます。
その「楽しさ」を感じるために大事なのが「アニメーション」で、勉強を組み合わせることによって興味を持って取り組むことができるようになります。
タブレット学習というのは子供にとって興味を惹く「アニメによる楽しさ」を持ちながらいつの間にか「勉強」をしていた、という両方の要素があることによって近年は需要が高まっているようです。
発達障害の子供に毎日付き添って勉強を見ている家庭にとって、間違いなく助けになる中学生の学習塾選び方になります。
発達障害の中学生におすすめタブレット学習まとめ
タブレット学習を5つお伝えしてきましたが、障害の度合いによっては中学生向きではなく小学生向きのほうが合っている場合も少なくありません。
中には「中学生の教材を」という家庭もありますが、いちばん大事になるのは「いかに子供が理解できる範囲の勉強を教えるか?」になります。
つまり理解できない問題を与えても、余計に勉強離れするということです。
子供の理解度をしっかりと考えた上で、中学生の学習塾選び方として子供も家庭も助けてくれるタブレット学習を有効に活用してみてください。
きっと親の悩みも解決するはずです。