学習塾を選ぶときに、かならず費用を比較されると思います。
でもホームページを見ても費用が掲載されていない、詳しくはお問い合わせください、となっていることも割と多いはずです。その時点でそこの塾は諦める方も多いのではないでしょうか?
私の子供が高校入試のときも学習塾選びに四苦八苦しましたが、これは教材代が高額だったなどの費用に関するトラブルが多いと聞いていたからです。
そこでどんな方法を取れば安全なのか、どんなふうに学習塾の費用を比較するといいのか、などについて私がおすすめの方法をお伝えしていきます。
学習塾の費用で注意するポイント
学習塾の費用で注意するポイントは、5つあります。
まずこれらを知っておくことで、学習塾の費用の仕組みがだいたいわかるようになります。
①入学金
学習塾に入学するときにかかる費用で、だいたい1万~2万円くらいの間です。多いのは1万円という塾で、兄弟なども通った場合は半額や無料になることもあります。
ですのでその金額を超えていれば明らかに高いですし、逆に初めから無料という塾もほかの費用が高かったりしますので注意が必要です。ここが無料と言って飛びつかないことが大切です。
②月謝
集団や個別といった授業スタイルで大きく変わってくるのが、この毎月の月謝です。
基本的に講師1人が教える子供の人数が、少なければ少ないほど高くなると考えてください。同じ個別でも、1対1と1対2では大きな差があることも珍しくありません。
また通う回数によっても違い、多くなればなるほど1回当たりの費用が割安になることがほとんどです。1回当たりの費用がいくらになるかを計算してみると、思った以上に比較しやすくなります。
③教材費
この教材費は昔からトラブルになることが多いのですが、どんな教材で費用がいくらなのかということを見なければいけません。ここをしっかりと抑えないと、あとでトラブルが起こったりします。
この教材費はいくら高くても月5,000まで、と考えておけばいいです。それ以上の金額になるようであれば明らかに高いので、「これはすごい教材です」などと言われても乗らないようにしましょう。
また教材の中身がどんなものか見ておかないと、中には書店で並んでいる安いテキストを高く買わされることもあります。塾のオリジナルという場合もありますが、これも同じで問題は中身です。
④特別講習費
春期や夏期講習などと呼ばれているものを、特別講習と言います。
学習塾によっては月謝に含まれているところもまれにありますが、基本的には別料金になるので費用がいくらかかるのか調べておくべきです。そのときになって慌てても、講習を受けるしかない状況になっていることもあります。
しかしこの特別講習費については月謝以上に明確に掲載していないことが多く、説明を聞いてもあやふやなことしか言わない塾も多いので、ここはしっかりと釘を刺しておくようにします。
塾によっては正月特訓やテスト前特訓などを行っているところもありますので、年間でどのような講習があるかを確認しておくようにするといいです。
⑤その他諸費用
上記のほかにかかる諸費用として、模試などのテスト代、施設の維持費、補習授業の追加料金などが発生する学習塾もあります。この辺りも明確になっていないことが多いので、あらかじめ聞いておくようにします。
この部分も後になってトラブルにつながることが多いので、できるだけ詳しく聞くことをおすすめします。あまり話したがらない塾も多いので、できれば一覧表などをもらっておくといいです。
ここまでをトータルで考えることで、学習塾の費用を細かく比較することができます。
学習塾の費用推移
学習塾の費用についてはこれまでにお伝えしてきた通りですが、最近はオンラインやパソコンを使った授業といった新しいスタイルの塾が増えてきています。
システムが講師の代わりを務める塾などでは、これまでとは違った料金スタイルで運営されていることもあります。この場合は講師が少なくて済むこともあり、かなり安い費用で学習塾を利用することができます。
このように技術の進歩に比例して学習塾の費用も安い方向へ推移していますので、学習塾の費用を比較するときはこうした全体的な動きも視野に入れながら考えるようにしてみてください。
HPに費用が載ってないときは?
学習塾の費用を比較しようとホームページを見ても、まったく掲載されていないことがよくあります。詳しいことについては電話で、またはメールでというような場合です。
学力に合わせて学習計画を立てるなど掲載していない理由は様々ですが、中にはそのまま無料体験に来てもらおうと半ば強引な勧誘をしてくる塾も実際にあります。
このような塾はだいたいの費用でいいから教えてと言ってもムリなことが多く、とにかく話をしてみないとなんとも言えないというところがほとんどです。
この場合は子供の志望校やいまの学力(通信簿)などから「学習計画」「見積書」を作成することはできるはずですので、電話やメールで依頼してみてください。
もしどうしても行かなければ大体の費用もわからないのであれば、ヤメておくのも手です。
学習塾の費用を比較する方法
学習塾の費用を比較するためには、まず少しでも多くの塾から詳しい料金を調べることです。
このときに大切になってくるのがトラブルが起きないような塾を選ぶことで、いかに信頼できる学習塾を選ぶかが重要になってきます。先ほどの大体の費用がわからなければヤメておく、というのもこの部分です。
まず信頼できる学習塾を探すためにやっていくことは、いかに費用や学習計画が明確に提示されるかどうかを見極めることです。これがスムーズに行えるところは、ほぼ信頼できると思って大丈夫です。
しかしさらに信頼できる塾を確実に探そうと思えば、私たち消費者と学習塾との間に「審査機関」のようなものが必要になってきます。そこで私が利用したのが「タウンライフ塾探し」ですので、使ってみてください。
私のように田舎に住んでいる場合はあまり多くは出てきませんが、出てきたところはいずれも信頼の出来る学習塾です。この中から選ぶようにすれば、まずトラブルになるようなことはありません。
このように学習塾の費用を比較して、間違いのないところを選んでください!
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