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高校受験の学習塾選びで迷ったときの確認事項とは!?

高校受験学習塾選びは子供の人生の中で大きな決断です。

契約後に後悔するようなことは許されません。

事前チェックを入念に行い、あなたの大切なお金と子供の大切な時間をムダにしないようにしましょう。

 

高校受験でピンからキリまで学習塾を見てきた中から、チェックポイントをお伝えします。

このポイントを押さえておけば、失敗することはないでしょう。

 

とくにインターネットで学習塾をさがしていると、なにを信じればいいのか?と、わからなくなってしまいます。

挙句の果てにはホームページの表面だけを見て、これでいいか、と決めてしまって後で高額な請求が来た、という話を聞く事は少なくありません。

 

早く通わせたいから契約したい、という気持ちになるかもしれませんが、ここはガマンしてください。焦ってはいけません。

  • 本当に子供に合っているスタイルですか?
  • 運営している会社は適正ですか?料金は?雰囲気は?

契約してから違っていたことに気がついても嬉しくもなんともありません。

そういうズレは契約前に見つけなければいけません。

それではズレのある契約を防ぎ、大切なお金をムダにさせないためのチェックポイントをお伝えしていきます。

ぜひ中学生の学習塾選び方の一環としてお考えになってみてください。




学習塾のスタイルはどうですか?

高校受験,学習塾

まずはじめに考えなければいけないのが、この学習塾のスタイルです。

ここがズレてしまうと、学習塾の効果を十分に感じることが出来なくなりますので時間を掛けてでも考えるようにして下さい。

 

この学習塾のスタイルというのは大きく分けてリアル(現実世界)とインターネット(バーチャル世界)に分けることができます。リアルのほうは昔ながらのよくご存じのやり方、インターネットは今どきのやり方だと思ってください。

 

この両者の大きな違いは、人と直接触れるか触れないか、ということで、どちらもやっている内容は同じだと考えればいいです。

リアルのほうは人と直接触れるのでより深く理解することができますし、インターネットのほうは人と直接的に触れる事がないので、学習塾側もそのぶん経費を抑えることができることから割安な料金設定になっている事が多いです。

 

学習塾のスタイルですが、これはどちらも同じで大きく分けると「集団塾」「個別指導」「家庭教師」の3つのスタイルに分かれます。昔ながらのリアルのやり方がインターネットを駆使してできるようになりましたよ、ということです。

 

そしてここで大きく考え方が別れるとこなのですが、通う必要があるか?ないか?ということになってきます。通う必要があるのは、リアルの「集団塾」「個別指導」だけです。そのほかの、リアルの「家庭教師」、インターネットのほうは全部、通う必要はありません。

 

ここでちょっと話は逸れますが、リアルの「個別指導」がイマイチどんなことしているのかわからない、という声を良く聞きます。ザックリと言えば、集団塾のように通う➔塾の中の個別ブースに入る➔数人の生徒を受け持った講師が順番にまわって指導する、という感じです。

 

ですので集団塾のように、教室で授業!というのではなくて、どちらかといえば家庭教師に近い教え方になります。生徒個人の弱みを克服していくには適したスタイルです。

 

話を元に戻しますが、ここまでで通うことができるかどうかを考えてみます。ただし、リアルのほうは強制的に勉強をすることになりますが、インターネットのほうは子供が自分で計画を立ててやっていかないと、怠けようと思えばいくらでも怠けることができますので、その辺も同時に考えて下さい。

 

つぎにスタイルを詳しく見ていくようにします。

スタイルについては、リアルもインターネットも同じように考えればいいです。

 

「集団塾」は、インターネットのほうは塾の授業風景が一斉配信されるのを見ることになります。講師が授業に集中できるので、授業内容はいちばん濃いものになります。

 

「個別指導」は、どちらも講師が数人の生徒に対して順番に指導するというのは変わりません。授業というよりも生徒個人に課題を出して、理解度を高めていくというやり方です。

 

「家庭教師」は、どちらも1対1で向き合って指導する。生徒個人のつまずきを確実に取りながら課題を与えていく、穴を埋めていくということではいちばん濃い方法です。

 

どれがいいかということはないので、まず通うことができるかを決めて、子供の性格や実力に合ったスタイルを考えてみてください。ここまでやれば、どれがいいのかがだいたい見えてくると思います。

 

ここまで決まれば、つぎは志望校の偏差値に合った学習塾を絞り込む作業になります。いずれのスタイルの学習塾も、対応できる偏差値があります。わからなければ学習塾に聞けば教えてくれますので、ここはズレが生じないようにしっかりと考えて下さい。

 

これで、家庭や子供に的確なスタイルで、偏差値に合った学習塾、というのが見えてくるはずです。ではつぎは、その学習塾が適正かどうかを見ていきます。




学習塾の運営会社を見極めて下さい

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あとになっておかしな請求をしてこられても迷惑なので、どんな会社が運営しているかを見ておきます。知名度の高い一流と言われるような会社であればだいたい問題はないのですが、その会社が過去になにか悪い事をしていないか、というのも探ることができるとなおさらいいです。

 

もし過去になにか悪い事をしている会社であれば、よほど立ち直って考え方を改めない限りはまた悪い事をする可能性があります。われわれ消費者としては、そんなのに付き合わされるのはとうていゴメンです。

 

こういった会社につかまらないためにも、これまでどんなことをしてきているのか、調べるのは少し大変ですがニュースなどから探ってみてください。しかしマイナーな会社でも、新たにベンチャーとして立ち上げた真面目で優良な会社もあります。

 

人はそれぞれがいろいろな考え方を持って会社を判断しますので、できることなら人に頼ることなく自分の目で見て確実に判断するようにして下さい。あとでゴチャゴチャ言われないためにも、大切な事になります。

 

ここがクリアされれば、つぎは料金について見ていきます。




学習塾の料金体系は全体を良く見て下さい

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ここでは料金が高いか安いかということではなくて、まっとうな料金体系かどうかについて見ていきます。その学習塾の料金体系は、ホームページや資料などから大体の事がわかりますが、中にはホームページに料金について一切触れていない学習塾もありますので注意してください。そういう学習塾は、もってのほかです。

 

きちんとした学習塾であれば、まずホームページ上で必要な料金がすべて掲載してあります。このすべての料金とはいったい何か?ということですが、「入会金」「月謝」「教材費」「特別講習費」というのが基本的な料金になります。

 

「特別講習費」というのは、夏期講習や冬期講習といったもので、参加すれば別途にかかる費用です。学習塾によっては、この費用は月謝に含まれていることもありますが、基本的には別途かかるものと思ってください。

 

学習塾側はこういった上乗せになる費用については、高くなってしまうイメージからあまり大きく掲載したがりません。こういったことまで、しっかりと掲載しているかどうか確認して下さい。

中には、見えるか見えないかという大きさの文字で、いかにもかかりませんといった雰囲気で掲載してある学習塾もあります。

 

それとよくわからない表現の費用に注意してください。費用の名目をいろいろな表現で掲載して、上手にお金を取られてしまうこともあります。これは何?と思ったら、迷わずに学習塾に確認するようにして下さい。

確認して納得できるものであればいいですが、それでもよくわからないということであればその学習塾は考え直した方がいいです。

 

この料金に関するトラブルは、いつまでたっても本当にあとをつきません。

いまのこのようなインターネットの技術が進んで、だれでも気軽に契約することができるというのも、こうしたトラブルの大きな原因です。

 

入会金が¥0でお得だったから入会したら、あとで高額な教材費を請求された、というようなトラブルは本当に多くて、耳に入ってくるたびに「またか」と思ってしまいます。

 

料金については、それぞれの費用をまず単独でしっかりと見て、OKであれば今度は全体的に見るようにして下さい。学習塾によって月謝に教材費が含まれていたり、別だったり、さまざまな料金体系になっていますので、隅々までチェックするようにして下さい。

 

ここが無料になれば、あっちが高くなる、というようなトリックは普通によくあることです。口を酸っぱくして言いますが、くれぐれもあとで後悔しないためにも気をつけて調べるようにして下さい。ここはたっぷりと時間をかけても決してムダにはならないポイントです。

 

この料金が適正ということであれば、つぎの口コミなどの評価を見ていきます。




学習塾の口コミなどの評価は適切なものですか?

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よく口コミがいいから、などという声を聞きますが、本当にいいでしょうか?

 

それは誰が、どこで、どんな情報から、「良い」と言っているのか?ここをハッキリさせないと、その口コミが本当にいいのかどうかわかりません。

 

ではなぜこのようなことになるのでしょうか?

 

これは原因は明らかなのですが、インターネットの中の情報というのがどこから来ているものなのかがハッキリしてないからです。さらに文字の世界ですので、誰がなにを書こうと自由ですのでまさに情報が混乱してしまっています。

 

では何だったらいいか?ということになりますが、できれば実際にその学習塾に子供を通わせている「知人からの口コミ」という、昔ながらのアナログな方法ですがこれに越したことはありませんし、これ以上に信用できる口コミはありません。

 

ですのでまずは信頼の出来る知人に聞いてみる、ということをやってみてください。そしてその口コミで「良い」という判断がされているのであれば、口コミ情報のない学習塾よりもそっちに変えるくらいのことをして下さい。

 

自分がここまで考えて選んできた学習塾をいまさら変えるなんて、と思われるかもしれませんが、それくらい知人の口コミというのは信頼があってなによりも強いものです。

躊躇することなくそっちに変えるくらいは、あとでトラブルが起こる可能性を考えると良い決断になるはずです。

 

しかしそんな体験をした知人はいないということがありますので、そのときはインターネットの情報に頼ることになります。ではインターネットの情報の中から、正しい口コミを探すにはどうしたらいいのでしょうか?

 

まず学習塾のホームページの口コミ情報は信用しないで下さい。営業なので、まず悪いことは書いてありません。こういったものからは正しい口コミを得ることはできません。

 

信じてもいいと思えるものは、やはり大手のプロバイダなどがやっている第三者的な立場の口コミサイトです。ありきたりに思えるかもしれませんが、Yahoo知恵袋やOKwaveなどに投稿される口コミが「素」の情報を得ることができます。

 

ただしこの中でも注意することは、解答の中にサイトへのリンクが張ってあるものです。

こういった解答のリンクというのは、サイトへ送り込むための誘導リンクである事がほとんどなので、いかにもという文面であってもこういったリンクが張ってあるものは無視したほうがいいです。

 

よく考えてみると分かりますが、普通の人がリンクを貼るなんてことができるとはとうてい思えません。よほどブログに精通しているか、その道のプロの域の人じゃないと出来ませんので注意してください。

 

このような事に注意すれば、大手の口コミサイトの情報は信用できるものが集まっていますので活用されるといいです。これは少し大変な作業になりますが、しっかりとクリアするようにして下さい。ここも結構大きなポイントになる所です。

 

ここまでOKであれば、つぎは具体的に学習塾の内容に移っていきます。




学習塾の学習計画と指導方針をもらいましょう

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いよいよ中身の事に入っていきますが、ここからのことも契約する前の段階の話で、体験授業などから実際に体験して探っていく事ができる内容です。

 

ここまでのことからいよいよ、ここ!という学習塾を絞ることができたら、実際に学習塾とファーストコンタクトを取ることになります。学習塾に契約の旨の話をすると、すぐに契約をしようとするか体験授業をすすめてくるか、というように分かれます。

 

よくよく納得していて間違いない、ということであれば契約してしまってもいいのですが、まずは体験授業で具体的に様子を見てみることをオススメします。ホームページに書いてあった内容と相違がないか、子供とズレがないか、といったことを確認するためにももうひと踏ん張り頑張って下さい。

 

どのスタイルの学習塾でも同じで、ファーストコンタクトのときに学習計画と指導方針という書類が作成されます。これは子供の実力や志望校の偏差値などから作られるもので、学習塾であれば一律に作成されるものと思ってください。

 

学習塾は今後これに基づいて指導が進んで行きますが、その内容が本当に子供に適切なものかどうかを確認するようにして下さい。あまりにムリを感じるような内容であれば子供にいつか限界が来てしまう可能性もありますので、子供のやる気も同時に確認しながら話し合っていくことになります。

 

もしほかにも目星をつけた学習塾があれば、同じように学習計画と指導方針を作ってもらってください。親としてはこういった書類はめったに見ることがありませんので、比べてみるとどんなものなのかがよく分かります。

 

見てもよくわからない、と思われるかもしれませんが、めったにないいい機会とも言えることですので目を通してみてください。2~3ヵ所を見比べると、その学習塾の方針などが分かります。

 

これと同時に学習塾の雰囲気も見ていきます。




学習塾の雰囲気を感じることが大切です

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これも体験授業を通して実際に感じることで、はじめて雰囲気を肌で感じることができます。この時の雰囲気というのは質問がしやすい授業内容なのか、という部分がいちばん気にするところになります。

 

これもどんなスタイルの学習塾でも共通していることですので、もし違うスタイルの学習塾を見る場合でも同じように見ていけばいいです。とくに家庭教師では、質問のしやすい雰囲気と、どれだけ子供のつまずきに気がつけるかというのが大きなポイントになります。

 

この時に使われる教材やテキストを見ることができますので、内容を確認するようにして下さい。学習塾によっては、書店に売られているものとなんら変わりのないテキストが使われていて、テキスト代とバランスが取れていない学習塾もありますので注意して見ていくようにします。

 

ここで見るのは、質問ができる雰囲気か、テキストなどの教材が適切なものか、という部分です。これが問題なし、ということであれば今度は親に対する事を確認します。

 

学習塾の親へのフォローの部分を忘れないようにして下さい

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これも体験授業で実際に学習塾とコンタクトを取った時に確認するようにして下さい。子供がいまどんなことをしているのかわからない、ということでは学習塾としては失格です。見落としがちな部分なので、しっかりと頭に入れておいてください。

 

これも学習塾のスタイルは何であれ、親との面談は当たり前のこととして設けられています。もしこれがない、というのであればもってのほかですが、面談の頻度を確認してみて下さい。学習塾によってそれぞれ回数などが決まっています。

 

子供の学習進度などから今後の学習計画などが変わってくることもありますので、なるべくコマメに面談などの時間を設けてくれて親の方もなるべく多く子供の情報を聞くようにした方がいいです。

 

学習塾と子供の相性が合えばOKです

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これも体験授業で感じることで、子供が実際に講師との相性がいいか、続けやすいかどうかということを見ていきます。リアルでも必要ですが、インターネットであれば子供が続けようとしない限り途中でやめてしまうことはいくらでもできます。

 

ここまで確かな学習塾を探してきても、子供がやろうと思わなければせっかく契約しても意味のないものになってしまいます。ここでは子供がやりたい!と思えるかどうかに焦点を当てて見ていくようにして下さい。

 

少しでも疑問があれば、まだ契約していない体験授業のうちにどんどん質問するようにしたほうがいいです。契約してからでは遅かったということもありますので、納得のいくまで聞くようにして下さい。




高校受験の学習塾選びで迷ったときのまとめ

高校受験に合格させようと思って学習塾に通わせたのはいいけど、料金などの問題が発生してそれどころではなくなったということをよく聞きますが、これではもはや本末転倒とも言える結末です。

 

それほど学習塾というのはしっかりとひとつずつ事柄を確認していかないと、めったに使う事のない消費者との間にズレが生じる業界です。そしてこのズレが後を絶たず、いつまでたってもトラブルが起きています。

 

これはどっちが悪いということではなくて、学習塾側もはっきりしないのはいけませんし、それを活用しようとする消費者側も理解しきれていないこともよくありません。もういい加減にこういったトラブルをなくすためにも、消費者側も詳しく知って簡単にというか安易に契約する事のないよう賢くなければいけません。

 

学習側もインターネット上で簡単に契約まで持っていける、消費者側も家に居ながらにして楽に契約できる、という環境の中でお互いにもう少し考えることができればな、というふうに思ってしまいます。

 

こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、今まで以上にシステムの中にまで突っ込んだ学習塾選びが重要です。もう今までのような高校受験が先か、トラブルが先かといったようなわけのわからない学習塾選びはヤメにしましょう。

 

まずは子供に合ったスタイル、つぎに学習塾の運営スタイル、大きく考えてこの2点をしっかりと見極めることでかなりの問題が解決するはずです。

くれぐれも大切なお金と時間を、ムダにしないようにしましょう。

 

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