こんにちは田中家です。
今回は「スタディサプリって新中学生に効果ある?」という疑問に答えます。
新たに中学1年生となって、高校受験(志望校)にむけた学習対策において一層力が入っているかと思います。
どの通信教育が本当におすすめなのか?
この疑問を解消するには実際に体験するのが最適な方法ですが、多くを体験するのは困難。
そこで私が複数の通信教育を体験した知識から、その代役としてスタディサプリの新中学生へおける効果について徹底検証しようと思います。
この記事の概要
スタディサプリの新中学生へおける効果を7項目で検証
スタディサプリの新中学生へおける効果を検証するにあたって、私は7つの項目へ分類しました。
すべては学習効果へつながる項目で、スタディサプリの総合的な効果について少しでも知る機会になれればいいかなと。
できる限り詳細に、私なりの正直な感想を交えながら解説していきます。
ちなみに、私が実際に体験レビューしたのは「スタディサプリ中学講座」になります。
効果検証①理解要素について
スタディサプリの理解が期待できる効果について、私は「極めて高いレベル」と正直に感じました。
なぜならスタディサプリには映像授業が搭載されており、しかも神授業講師によるわかりやすい解説があるため。さらに5教科全てにおいて映像授業を受講でき、各教科においても単元がさらに細分化され、数多くの専門講座から構成されているため。
スタディサプリの映像授業というのは極めて理解へつなげやすく、だれが見てもわかりやすいかと。
さすがに神授業を行うという講師陣なだけあって逆算に基づく解説で、最終理解部分から1つずつの項目をしっかり計算されたうえ効果的な解説が行われるため、順序正しく頭の中が整理しやすい説明となっていると思います。
とくに複雑となる部分については、講師がジェスチャーを交えながらの熱血解説。
繰り返し何度でも理解できるよう、そして伝わるよう角度を変えながら効果的な説明をしてくれるので、この授業で理解できなければどんな教え方でも無理でしょ‥といった表現がぴったりかと思います。
基本的には真面目スタイルの授業解説ですが、ときには背中をポンっと押してくれる効果といった柔軟性もあり。
したがってスタディサプリは「基礎基本または理屈をかなり理解しやすい」という効果を期待できるため、新中学生が新たにスタートする通信教育としては極めて適しているのかなという気がしました。
このようにスタディサプリの理解へつながる効果というのは、私は極めて高いと感じます。
効果検証②定着要素について
スタディサプリの定着効果については、これも「かなり期待できる」というのが私の感想。
5教科の理屈を理解するための要素(映像授業)も去ることながら、それに付随して用意されている演習問題もかなりボリュームがあるため。
各単元をさらに細分化した「講座」ごとに映像授業とこの演習問題が備わっており、基本理念をしっかり理解できたうえで、さらにボリュームある演習問題によって定着においてもしっかりと効果を図ることが可能であると感じます。
この演習問題はぜんぶで10,000問以上もあると公表されており、確かにボリューミー。
単元ごとに1つの演習問題が用意されているのではなく、さらに細かな部分ごとに用意されているため、言ってみれば「細かな問題集」が搭載されているといった印象の定着要素になります。
また演習問題がプリントアウトもでき、映像授業を視聴しながら問題を解くことも可能。
プリントアウトした演習問題をストックすれば、教科ごと、苦手分野ごと、といったように自由スタイルの問題集作成もできるため、新中学生にとってかなり高い学習定着効果が期待できるのではないでしょうか。
私的にはスタディサプリがあれば、基本的に市販問題集を購入するなどの手間は不要かと。
新中学生にとって必要十分な演習問題が搭載されているので、かなりの定着効果が期待できるのではと強く感じました。
効果検証③疑問解消能力について
スタディサプリの疑問解消効果は、私としては「そこそこ」というところが正直な感想。
というよりも基本的にスタディサプリは映像授業のクオリティが高すぎて、疑問に感じる暇がほぼないという感じ。したがって映像授業の視聴により疑問解消へつながるので、機能としての疑問解消能力は備わっていません。
またスタディサプリはサポート性も低く、教材以外の部分におけるサポートは用意されておらず。
とはいえ疑問に感じるまでもなく勉強を進められるため、新中学生にとって時間短縮、また学習効果の向上といった効果が期待できるかと思います。
したがってスタディサプリにおいて、疑問解消能力における効果は期待できないというのが事実。
もし映像授業だけで疑問解消できなければ付随して用意される演習問題にも解き方や考え方、さらにその単元のコツなどが記載されているので、そういった機能を利用することで疑問解消効果へつなげることが期待できます。
効果検証④過去の復習について
上記の画像からもわかる通り、スタディサプリの大きな特徴でもあるのが「無学年スタイル」です。
この無学年スタイルというのは幅広い学年を学べるといったメリットがあり、当然ながら自由に履修できるため過去の復習効果においても期待可能。スタディサプリは小学生範囲から学べるため、過去の復習はしっかり実践可能といえるデジタル教材と私は感じます。
新中学生が過去の復習を行いたい場合は、当然ながら小学生範囲がメインとなるもの。
スタディサプリは小学生範囲における5教科すべての単元を学べ、しかも映像授業で徹底理解が可能。さらに付随する豊富な演習問題による定着効果も期待できるため、新中学生の過去総復習としてはベストマッチともいえる通信教育という気がします。
小学生範囲においても画面構成などビジュアル面も変わらず、操作性もそのまま同じ。
したがって過去の復習へとり組みたい場合でも悩むことなく、スムーズに操作できるためムダな時間がかかるという心配なく総復習へ取り組めます。
効果検証⑤先取り学習について
先ほどもお話ししたように、スタディサプリは小学生範囲も履修可能。
また無学年スタイルにより逆のパターンも然りで、中学生範囲の先取り学習、さらに高校生範囲の先取り学習まで学べるのも大きな効果かなと思います。
先取り学習へとり組む場合も操作方法などは変わらず、映像授業や演習問題の構成も同じ。
したがって新中学生がハイレベル学習を行いたい場合でもしっかりと先取り学習が可能で、とくに先取り学習で「もっとも困難となる理解」という点においても、映像授業でわかりやすく解説されるため極めて効果的な学習ができるかと思います。
またスタディサプリは教科書準拠となっているのも特徴で、先取り学習で単元選びなどに迷う心配もなし。
はじめに使用教科書の出版社を登録しておけば、過去の復習をはじめ先取り学習時においても、極めてスムーズに取り組むことができると感じます。
スタディサプリは先取り学習においても、このようにかなり高い効果が期待できるデジタル教材です。
効果検証⑥高校受験対策について
スタディサプリの高校受験対策においては、とくに「定期テスト対策」「過去の総復習」といった機能が搭載されていることで、かなり十分な履修効果が可能といえる内容と感じます。
新中学生が高校受験対策をおこなう場合、まずもって重要となるのが小学生範囲の理解。
この小学生範囲の理解においても無学年スタイルのため徹底的に履修でき、さらに現時点における学習範囲の履修はもちろん、先取り学習もできるため高校受験対策として高い効果が期待できる構成となっています。
また新中学生における高校受験対策として、もっとも着目したいのが内申点向上における効果という部分。
内申点向上のために必須となるのが定期テストの得点率ですが、スタディサプリには「定期テスト対策」が搭載されていることで、こうした高校受験対策における内申点対策としても十分に内申点アップ効果が期待できると私は思います。
高校受験対策においてもっとも基本となる「単元の網羅」については、このように必要十分。
小学生から中学生範囲の5教科分野・単元をすべて学べるため、かなり徹底した高校受験への対策効果ができるデジタル教材ではないでしょうか。
効果検証⑦時間効率について
スタディサプリの時間対効果はかなり高く、総合的な「時間短縮」へつながるデジタル教材と感じます。
5教科の理解においては映像授業がわかりやすいため、結果的に時間短縮へつながるかと。また定着についても映像授業に付随される演習問題によって、探す手間もなく時間短縮効果が期待できるではないでしょうか。
また過去の復習をはじめ将来的な先取り学習においても、とくにビジュアルが変わることがなく、操作面においてもまったく同じ、したがってスタディサプリは総合的に「かなりの時間短縮効果が期待できる」と考えてよいかと私は強く思います。
新中学生へ進級してからの3年間は、驚くほど時間経過が早いもの。
気が付けばあっという間に中学3年生となって驚くという家庭も多く、実際に私の家庭でも同じように時間経過の速さには驚愕しました。
この瞬時に過ぎていく中学生の時間を効率よく過ごすには、家庭学習の効率化もかなり大きく影響する部分。
こうした点から考えてもスタディサプリを家庭学習に導入することで、かなりの時間短縮効果により、より多くの学習へ取り組めるといった効果が極めて高まるかと思います。
私は復習の通信教育を体験してきましたが、とくにスタディサプリの場合は時間効率アップ効果が期待できる構成。
したがって新中学生にとってスタディサプリは時間効率にも優れ、基礎理解~定着、また復習や予習といった中学生に必須となる履修ができる。さらに家庭学習に必要な全コンテンツが揃っているため、高い学習効果が期待できるのではないでしょうか。
スタディサプリは本当に時間効率において優れているので、私は十分に試してみる価値があると思います。
☑ もしスタディサプリに興味があれば、こちらで「無料お試し体験」ができます。
スタディサプリは新中学生におすすめ?(総合評価)
スタディサプリの新中学生における効果を、私なりの感想を交えながら効果について解説してきました。
最終的なスタディサプリの評価として、総合的な感想をまとめます。
新中学生でも「健常児」「発達障害」の2タイプに分けて、私なりの口コミ評価を述べようと思います。
スタディサプリと健常児の中学生
スタディサプリの健常児における評価としては、私は「かなり上出来」というのが感想。
なぜなら新中学生において必須となるコンテンツがすべて揃っており、しかも映像授業はわかりやすく、演習問題はとにかくボリューミーで効果的なため。
中学生の基本学習は「理解」「定着」といった2つがベースとなり、いずれも十分にカバーできると実感できたこと。
さらにビジュアル面における画面構成がシンプルで、余計となる機能やイラスト効果がない。
新中学生においては極めて学びやすく、しっかりと各学習面における効果も期待できるため私は「おすすめ」と感じます。
1つだけ気になる点があるとすれば、サポート性がほぼ皆無な部分。
ほかの通信教育ではさまざまなサポート効果があったりしますが、スタディサプリの場合はサポート性がない代わりに、映像授業などのクオリティが高いことで代役を務めていると考えておいたほうがいいと思います。
とはいえ新中学生にとって小学生の復習もできて、また逆に先取り学習も可能。
総合的にかなり優秀といえるデジタル教材で、まず新中学生にスタディサプリを選んでも学習効果で失敗するということはないと私は強く思います。
新中学生の家庭学習において、かなり高い効果が期待できるのではないでしょうか。
スタディサプリと発達障害の中学生
スタディサプリと発達障害の特性について評価すると、私としては「十分におすすめ出来る」というのが正直な感想です。
無学年スタイルという部分においては発達障害の特性と合っており、とくに学力低下がみられる場合には極めて適しているシステム。このような現学年以外を学べる通信教育はほぼ見かけないので、きっと「あっ!これだ!」とスタディサプリの効果を感じるかと思います。
とくに新中学生の場合は小学生範囲をしっかり学ばせたいと思われるはずですが、スタディサプリの無学年スタイルはその要望に対して最適。やはり学年の枠を超越して自由に学べるスタイルは、発達障害で学力低下があるときには最大の選択基準になるのではないでしょうか。
ただし1点だけ気になる部分を挙げるならば、ビジュアル面に「楽しさ効果」の工夫がないこと。
とくに発達障害で興味の持てないことには無関心という特性がある場合には、この楽しさという点においてはやや不足かと。スタディサプリはシンプルで操作性も優れるのがメリットともいえますが、発達障害の場合はこの点が逆効果に感じることもあるかと思います。
映像授業においては逆算され尽くした神授業講師の解説で、発達障害でも理解しやすく興味が持てるのではないでしょうか。また定着つながる演習問題についても、解き方のコツなどが掲載されており、さらにプリントアウトできるため学びやすさ効果としては評価できると思います。
新中学生で発達障害という場合は、スタディサプリはシンプルながらも、かなり発達障害の本質に沿った学習効果が期待できると私は感じます。
ただ「楽しさ重視」という場合であればスタディサプリではなく、ほかのイラストやアニメーションなどが多用されたデジタル教材を選ばれるのがおすすめです。
☑ 楽しさ重視のデジタル教材はこちらを参考までにどうぞ。
スタディサプリ以外の通信教育(デジタル式)と徹底比較
スタディサプリと私が体験してきたデジタル教材を、比較一覧表でまとめます。
あくまでも私の個人的な感想となるのでご了承ください。
教材名 | 理解 | 定着 | 疑問解消 | 予習・復習 | 受験対策 |
スタディサプリ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
すらら | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
Z会 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
進研ゼミ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
スマイルゼミ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
デキタス | ○ | △ | △ | ○ | △ |
ネット松陰塾 | ○ | △ | △ | △ | △ |
いずれのデジタル教材においても「個性」があり、長所・短所など効果がわりと異なります。
とくに私がおすすめと感じる通信教育には「スタディサプリ」「すらら」を挙げることができ、いずれにおいても総合的に高い評価となっています。
ほかのデジタル教材もメリットがあるので、できる限り多くの教材を比較検討して効果を探ることをお勧めします。
☑ 私が高評価としている「すらら」の口コミレビューはこちら。
→ eラーニング教材「すらら」を体験!独特の映像授業が驚くほど頭に入る!
スタディサプリを新中学生へ利用するときのコツ
スタディサプリを新中学生へ利用する場合、私はつぎのポイントがコツになると思います。
- 演習問題で理解していることを確認する
- 理解に乏しければ映像授業を視聴させる
- 演習問題をプリントアウトして独自問題集を作成する
スタディサプリの機能面などから、このような使い方がコツになるかと。
とくに優秀といえる映像授業をフル活用して、さらに演習問題を効率よく活用するというのが効果アップのコツ。
さらに詳しく、これらスタディサプリの使い方におけるコツを解説します。
スタディサプリのコツ①演習問題で理解していることを確認
スタディサプリの使い方におけるコツとして、まずは「演習問題による学力チェック」がおすすめ。
完璧にその単元を理解できていれば省いても構わない項目ですが、もしハッキリと理解度を確認できない場合はけっこう大きなコツになるかと。
すべての映像授業を視聴させて確認するよりも、演習問題で確認するほうが時間効率効果に優れます。
スタディサプリの演習問題はプリントアウトできるので、単元ごとにテスト形式で解かせてみるというのも効果的でいいかもしれません。
またスタディサプリは無学年スタイルということで小学生半から学べるため、もし中学生範囲で解けない単元があれば、とりあえず小学生範囲の関連する単元を解かせてみるというのも、根本的な苦手解消効果へつながるコツになります。
スタディサプリのコツ②理解に乏しければ映像授業を視聴
もし演習問題が解けなければ、ここで映像授業の効果をフル活用するのがコツです。
映像授業と演習問題というのはつねに1対となって表示されるので、この組み合わせをこのように使うことでより効果的な家庭学習へつながります。
スタディサプリの映像授業は、しっかりと視聴することでほぼ理解できると思います。
神授業講師による分かりやすい解説となっているので、もし授業解説で理解できないという場合は、もしかしたら子供の「やる気」が効果の妨げとなっているかもしれないので確認してみてください。
まずは演習問題を解かせて、もし無理があるようなら映像授業で理解効果を促してください。
スタディサプリのコツ③演習問題をプリントアウトして独自問題集を作成
スタディサプリにおける使い方のコツとして、超効果的でおすすめなのが「演習問題の独自問題集」です。
先ほども話したようにスタディサプリの演習問題はダウンロード&プリントアウトでき、しかも無学年スタイルのため自由な学年・範囲のプリント作成ができます。
このプリント作成では分野ごとでもいいですし、または苦手単元を集めたプリント作成など、使い方によってかなりの学習効果が期待できます。このプリントダウンロード機能というのは、まずもって有効活用するのがスタディサプリの使い方におけるコツです。
ほかにも演習問題のプリントアウトで、子供にとってより有効な学習スタイルをぜひ考えてみてください。
スタディサプリの新中学生へおける効果まとめ
今回は「スタディサプリって新中学生に効果ある?」という疑問にたいして、私が実際に体験したうえで、正直に感じた効果の口コミレビューとして紹介してきました。
スタディサプリの新中学生へおける効果として、私の感想が少しでも参考になればと。
数ある通信教育(デジタル教材)のなかでも、スタディサプリは希少価値ともいえる「無学年スタイル」が大きな特徴。
したがって自由度の高い使い方ができるといったメリット、また理解と定着を同時に行えるといったメリット、さらに演習問題をプリントアウトできるといったメリットを備えているデジタル教材です。
サポート性はないものの映像授業が高クオリティとなっており、しっかりとサポート代わりになってくれるかと。
スタディサプリは料金も安く、家庭にとってかなりの経済効果も期待できるのではないでしょうか。
私としては、スタディサプリは新中学生とその家庭にとって、極めておすすめの部類であると感じました。