こんにちは田中家です。
今回は「新中学生におすすめの勉強準備方法が知りたい」という疑問に答えます。
小学生から中学生へ進級すると、まず覚悟しておくべきは履修スピードが段違いに早いということ。
リズムよくといえば聞こえはいいですが、実際のところは分野・単元をどんどん教え続けるというのが中学校の学習ペース。したがって中学3年間はあっという間に過ぎていくので、新中学生の時点でしっかりと効果的な勉強準備をしておくことが重要です。
「中学3年間はあっという間」
この言葉はすでに耳にしていると思いますが、どこの家庭もこのスピード感を同じように経験しているため。
そこで今回は中学3年間をより効率よく過ごすためにも、新中学生へおすすめの勉強準備品について、私たちの経験をもとに詳しく解説していきます。
この記事の概要
【はじめに】新中学生には「復習」を中心とした勉強準備がおすすめ
新中学生の時期に考える学習方法は、今後3年間に大きく影響するだろう責任重大なタイミング。
しっかりと効果が期待できる勉強準備をしておくことはもちろんですが、その前に抑えておくべきポイントが「復習中心」という部分です。
まずもって新中学生の勉強準備をするときには、この「復習」をしっかりと盛り込むことが大切。
予習も大事とよくいわれますが、私としては予習に費やす時間はかなり無駄が多くやらないほうがいいという考え。
もし予習ですべて理解できてしまえば、まったくもって学校の先生は不要です。
このような考え方から新中学生のスタートから「復習」を中心に学ばせるほうが効果的で、つねに中学生3年間はこの復習との戦いと思っておいたほうがいいかと。
いかに復習を制するか、というのが中学生にとって重要な肝。
したがって新中学生にとって効果が期待できる「復習」を中心とした、しっかりと学習効果が得られる5つの勉強準備について詳しく解説します。
新中学生の勉強準備を考える前に、まずは私のこの考え方を十分にご理解ください。
この復習中心という学習スタイルを実践した結果、もちろん運もあったと思いますが子供2人が難関校へ進学できたと思っています。
新中学生の成績アップが期待できる5つの勉強準備品
新中学生へむけて、しっかりと「復習」を盛り込んだ勉強準備品はつぎの通りです。
- 1年間の学習スケジュール表
- より理解度アップにつなげる参考書など
- しっかり定着を図るためのボリュームある問題集
- 思い切り自由に使える学習ノート
- 疑問解消へつなげるサポート体制
この5つについては最低でも準備すべき勉強道具で、1つでも欠けると片手落ち。
いずれも基礎理解・定着・復習といった、新中学生にとって超重要なポイントを抑えられる勉強準備品となります。
さらに5つの勉強準備品について詳しく解説します。
新中学生の勉強準備品①1年間の学習スケジュール表
新中学生の勉強準備として、まず私のおすすめが「年間スケジュール表」です。
この年間スケジュールというのは1年間で履修する学習項目を、スケジュール化することで可視化しやすくするというもの。
とくに復習中心の効果的な家庭学習にするためにも、けっこう重要な役割をしてくれる勉強準備品になります。
年間スケジュール表の作成方法を具体的に説明すると、年間で履修する分野・単元をまず毎月に振りわける作業。つぎは1ヶ月ごとに可視化できた履修内容を、毎日の家庭学習として週単位または1日単位に振りわければ完成。
この学習スケジュール表に沿って進めることで落ちのない家庭学習を実践できて、しかも復習範囲について迷うことなく確実に取り組めるといったメリットがあります。
たとえば学習スケジュール表の活用法としては、前日の復習を確実に行うためのチェック。
さらに土曜日など週末のまとめ復習を行うときに、1週間・1か月・学期単位の復習範囲がサクッとわかりやすいという点で効果が期待できます。
新中学生からこの学習スタイルを実践しておくことで、今後中学2~3年へと進級したときも徹底復習に基づく家庭学習がしやすく、結果的に高校受験へむけた極めて効果的な勉強スタイルを確立することにもつながります。
あまりこの学習スケジュール表を勉強準備に考える家庭は多くありませんが、それだけに差別化といった意味においてもかなり効果的。
しっかりと確実に復習を行うためにも、新中学生に必須といえる勉強準備品になると思います。
新中学生の勉強準備品②より理解度アップにつなげる参考書など
新中学生へむけた直接的な勉強準備品として、しっかり基礎知識を学ぶための「参考書など」は必需品です。
もちろん学校の授業だけで理解できれば最高ですが、中学生の授業スピードは速いこともあって、とくに新中学生のころは授業についていけない場合も考えられます。
いったん授業についていけなくなると追いつくのが難しいため、なるべく家庭学習で補うことが重要。
そこで参考書など勉強の基礎知識習得につながる準備品として参考書などが必須で、しっかりと中学校の基礎知識を養うための重要な準備品になります。
参考書選びなどは基礎的な知識を習得できればいいので何でもよく、強いて言えば教科書の出版社とリンクしたものがおすすめ。
さらに「わかりやすい解説」が掲載されていれば、より基礎知識の理解へつなげやすくなります。
まずもって基礎知識を習得できなければ勉強が先へ進まないので、極めてポイントといえる勉強準備品。新中学生に進学した時点で、まずはこの参考書など基礎知識習得に関わる勉強準備品を抑えておくことをお勧めします。
新中学生の勉強準備品③しっかり定着を図るためのボリュームある問題集
新中学生に限らず、中学生全般において基礎理解と定着はセットで考える必要があります。
先ほど解説した勉強準備品は「基礎理解につなげる参考書」でしたが、さらにセットで用意すべき勉強準備品が「問題集」になります。
この問題集で行う学習内容としては、基礎理解できた範囲をしっかりと定着へつなげる部分。
基礎理解できただけでは身についていないので、実際に問題を解くことで身につけ、より理解度アップ&確実性を高めようといった重要な学習ポイントになります。
この定着へつなげるための問題集というのは、より多くの問題数であることもポイント。
いわゆる定着学習というのは「数稽古」とも呼ばれており、より多くの問題を解くことで身に付きやすいため、できる限り多くの問題量があることを確認して選ぶのがおすすめです。
また問題集の選び方としてコツとなるのが、さまざまな出版社を揃えること。
出版社によって出題角度や出題傾向が異なることで、同じ単元でもまた違った考え方が必要となったりするため、より多角的な定着へつなげることが期待できます。
また復習としてもこの問題集は非常に役立つ勉強道具で、学習スケジュールと合わせて取り組めば記憶薄れにも対応可能。
新中学生の勉強準備品として、この問題集というのも極めて重要な1つであると私は考えます。
新中学生の勉強準備品④思い切り自由に使える学習ノート
新中学生には決して値段が高くなくていいので、自由に思い切り使える「学習ノート」も必須といえる勉強準備品です。
この学習ノートは勉強時におけるさまざまな書き込みとして使用するもので、たとえば記憶時における繰り返し書き込む、数学の計算時に書き込むなど、いたって自由に使えるというのが使用目的の大きなポイント。
したがってなるべくシンプルで価格が安く、何のためらいもなく思い切り使えるノートを選ぶことがおすすめです。
基本的にこの学習ノートというのは自由に殴り書きなどにも対応するもので、使い終わってからストックして保存しておくという特性は備わっていません。
学習ノートを使い終われば破棄するという使い方が適当で、できれば数冊準備しておくことがおすすめです。
もしまとめ学習として自分なりの質問を記載するのであれば、もちろん自由に使えるため結構。
基本的には勉強を覚えるために必要な書き込みのため、といった使い方ができることで自由にのびのびとした家庭学習を実現しやすくなると私は感じます。
新中学生から勉強準備品として揃えておくことで、その後の学習にも良い効果をもたらすと思います。
新中学生の勉強準備品⑤疑問解消へつなげるサポート体制
新中学生にとっての疑問解消は、その後の学習結果に大きく影響するため極めて重要なポイントです。
そのために考えておくべき勉強準備品が「即座の疑問解消体制」で、ここでは親のサポートが不可欠となってきます。
子供が疑問に感じた場合は、なるべくその場で疑問解消につなげるのがポイント。
そのまま放置しておくと勉強が進まないばかりか、その未理解部分が原因となって「つまずき」「モチベーション低下」などの恐れも考えられるため、疑問に感じれば即対応して解消することが求められます。
この疑問解消においては親の出番ではありますが、中学生の学習を教えるのは難しい場合もあるかと。
そういった場合は親がムリをして教えるのではなく「外部委託」による疑問解消方法を考えるのもおすすめで、具体的にいえば通信教育やオンライン指導といった、的確に疑問を解消してくれる学校外学習の導入となります。
とくに独自スタイルで家庭学習を進めていると、いつか必ずたどり着くのがこの疑問解消方法。
少しでも早く問題解説することが賢明なので、新中学生のうちにしっかりと対応策を考えておくというのも勉強準備品の1つになります。
さらに新中学生の学習効果アップ!デジタル方式の勉強準備
新中学生の勉強準備品として、ここまでに5つの項目を解説してきました。
しかし5つの勉強準備品を全て整えるのが困難という場合であれば、私は「デジタル方式」を強くおすすめします。
このデジタル方式というのは、いわゆる「デジタル教材」を家庭学習に導入するということ。
実際に子供2人の高校受験勉強としても、デジタル教材を利用しました。
訪問型の家庭教師などと比較すると破格の安さで、しかも家庭学習に必要なコンテンツがすべて揃っているため、限りなく完璧なスタイルになります。
デジタル方式の勉強準備では、つぎのようなメリットが期待できます。
- 新中学生における必須コンテンツが揃う
- 映像授業で基礎理解しやすく演習問題も豊富
- ペーパーレスで将来的に有効な体験となる
- 親の代わりとなって勉強を教えてくれる
とくに親のサポート体制が難しいという場合であれば、このデジタル方式は極めておすすめ。
さらに詳しく、これらデジタル方式のメリットについて解説します。
デジタル方式のメリット①新中学生における必須コンテンツが揃う
新中学生にとってデジタル方式のメリットは、まずもって「必須コンテンツ」が揃っていること。
したがってアナログ式の勉強準備をする必要もなく、契約すればすぐに家庭学習をスタートできるのが大きな特徴になります。
必須コンテンツというのは解説してきた5つの項目をはじめ、さらにAIシステムによる学習サポート機能など多彩。したがって新中学生に必要な家庭学習はすべて可能となる学習スタイルです。
新中学生が家庭学習を始めたあとで、準備不足が見つかって慌てるという心配もなし。
またデジタル方式の勉強方法はインターネットを活用するため、得られる情報量も桁違いでかなり高い学習効果も期待できるという優れたシステム。
アナログ式をはるかに凌ぐ情報量で、新中学生から十分な勉強量を確保することが可能です。
デジタル方式のメリット②映像授業で基礎理解しやすく演習問題も豊富
新中学生(中学1年生)の時点から、家庭学習のポイントとなる「基礎理解」「定着」いずれも徹底して図ることが可能というのもデジタル方式の大きなメリットになります。
デジタル教材には「映像授業」が一般的に搭載されており、基礎理解にかなり役立つ機能。
この映像授業はアナログ式では成しえない動きや音声で確認できるため、自分で読んで理解するアナログ式よりも大幅にわかりやすい基礎学習が期待できます。
また問題数においてもインターネット特性を活かして、かなりボリュームがあり定着へつなげやすいのも特徴。
しかもデジタル教材内はつねに最新情報へアップデートされるため、もし学習指導要領が変わったとしても新内容に沿ったデータが提供されることで極めて安心です。
このように新しくなることはあっても、劣化する心配がないというのもデジタル方式のメリット。
新中学生にとって理解しやすく定着にもつなげやすいため、デジタル方式は勉強準備として候補に挙げておくのも極めておすすめです。
デジタル方式のメリット③ペーパーレスで将来的に有意義
新中学生からデジタル分野に慣れることは、将来的なメリットにつながりやすくもなります。
というのも世の中はデジタル化が進んでおり、この事実はすでにご存じの通り。
したがって新中学生のころからデジタル機器や概念に慣れておくというのは極めて有意義で、これから将来の学生時代はもとより、社会人となってからも十分に通じるデジタルスキルを身につけることが期待できます。
直接的に勉強とは関係ないと思えますが、こうしたスキルも私は勉強のひとつになるかと。
さらにペーパーレスという環境はなかなか馴染みにくいものですが、新中学生のうちからペーパーレスに慣れておくというのも極めて有意義な体験になるのではと思います。
実際に私自身もデジタル教材などを体験してきましたが、いざパソコンやタブレットに向かってみるとこれがスムーズに操作できないもの。とくに情報がどこに格納されているか、どこの知りたい情報があるのか、などデジタル概念へ慣れることができたというのもデジタル教材のおかげかと思います。
新中学生へデジタル方式で勉強準備するというのも、なかなか興味深いかもしれません。
デジタル方式のメリット④親の代わりとなって勉強を教えてくれる
新中学生へデジタル教材を利用することで、親のほうにも大きなメリットがあります。
たとえば、仕事が忙しくて勉強のサポートができない、疑問を感じた時即対応してやれない、中学生範囲を教えるには無理がある、といった状況であれば、そんな問題を全て解消できるのがデジタル教材を利用する親としてのメリット。
デジタル教材は効果的なコンテンツによって子供にも有意義ですが、親のほうにもこうした現在の問題を解消できるといった効果が期待できます。
私もデジタル教材を体験しましたが、実際に「まったく放置」でも自動的に勉強が進んでいくシステムかと。
先ほども言ったように基礎理解は映像授業、定着は豊富な問題数、さらに疑問に感じた場合はAIシステムによるサポート(教材によっては塾講師の直接サポートもあり)などによって、完全放置でも効果的な家庭学習へ取り組むことができます。
したがって新中学生の勉強をサポートできない、という場合にデジタル方式は極めて有意義。
もし親のほうがそのような状況であれば、子供だけではなく総合的に家庭を助けてくれる学習スタイルになると思います。
私たち夫婦が、自信をもっておすすめできるデジタル教材はこちら。
後半でおすすめデジタル教材について紹介しています。
まとめ
今回は「新中学生におすすめの勉強準備方法が知りたい」という疑問に対して、新中学生の成績アップが期待できる5つの勉強準備品をはじめ、学習効果アップにつながるデジタル方式による勉強準備という形で答えてきました。
新中学生という時期は、今後の結果を大きく左右する極めて重要なタイミング。
このタイミングをチャンスと捉えしっかり勉強準備を行うことで、今後の成績にも大きく良い影響を及ぼしてくると思います。
まずは私がおすすめと解説した、5つの項目について試してみてください。
もし実践できそうにない項目が1つでもあれば、あまり無理をせず格安なこともあるのでデジタル方式を考えてみるのも極めておすすめです。
新中学生の勉強準備として、今回の内容をぜひお役立てください。