こんにちは田中家です。
今回は「中学3年の入試問題対策として有意義な勉強方法が知りたい」という疑問に答えます。
高校入試問題を対策するのに、高校入試過去問の利用が一般的なスタイル。
しかしここで疑問に感じるのが「書店で販売されている高校入試過去問」という、一律同じ内容の学習方法は本当に効果的なのか?ということ。
高校受験本番が近づいてくれば一定の効果は期待できますが、解き方や考え方という意味においては「?」と思います。
そこで私達としては、毎日の家庭学習として高校入試対策を行う姿勢に意味があるのでは?と。
普段の受験勉強において極めて有効といえる「入試問題にも取り組める通信教育」があるので、ここでは超優秀なベスト3選としておすすめ通信教育をピックアップしようと思います。
中学3年が入試問題を効果的に学べる通信教育3選
実際に私たちが体験した結果、つぎの3つにおいて超優秀な入試問題対策ができます。
- 入試対策コンテンツが多い「ポピー中学生」
- 無学年方式で過去の復習もできる「すらら」
- 映像授業と演習問題がリンクした「スタディサプリ」
通信教育には3つのスタイル(紙・デジタル・オンライン指導)がありますが、総合的に見ても挙げた3つが超おすすめ。
さらに詳しく、中学3年の入試問題対策として優秀な通信教育について解説します。
入試問題おすすめ通信教育①ポピー中学生
おもな入試問題対策 | 毎月の教材に入試問題練習および別冊教材の高校入試対策がめちゃくちゃ有意義。つねに高校入試問題を解きながら家庭学習できるという感覚の紙教材。 | ||||
教材スタイル | 紙教材 | 理解度アップ | 詳しい解説 | 対応志望校 | ・公立高校 ・難関私立高校の基礎範囲 |
中学3年の入試問題対策において、想像以上に抜群の破壊力をもっているのがこの「ポピー」です。
毎月送られてくる学習教材には「現時点の学習」「ハイレベル問題」「入試対策問題」が掲載されており、いつもの家庭学習に入試問題対策が自然な形で取り組めるのが便利。その分野・単元を理解しながら入試問題対策もできるので、かなり合理的かつ効果を期待できる入試対策ができます。
また別冊で送られてくる高校入試対策もかなり内容が濃く、しっかりと取り組めば高校受験合格へ向けて大きな効果が見込めるという内容。本教材と合わせて取り組むことで、想像以上に有意義な入試問題対策ができると私たちは強く感じました。
もちろん本番で出題される高校入試問題とは異なりますが、ポピーの場合は解き方よりも「考え方」を中心に解説してくれるので、その問題をしっかり解くことで広く応用が利く出題内容であるというのが大きなメリットではないでしょうか。
通信教育ポピーは総合的に「詳しい解説」が特徴といった感じで、その辺の紙教材と比較すると極めてわかりやすい解説。最終理解までたどり着けるという期待が大きいのもメリットかなと。よく理解できるため要点を言葉少なく簡潔に解説してあり、頭が混乱することなく徹底理解へつなげることが期待できる解説となっています。
現時点における学習はもとより、中学3年の入試問題対策としても極めて有効な紙教材。もし通信教育(紙教材)を選ぶのであれば、まずもって私たちがおすすめする超優秀な教材になります。
※私のレビュー:ポピーの口コミ
入試問題おすすめ通信教育②すらら
おもな入試問題対策 | 無学年方式のため入試対策として過去の復習が自由にできる。未理解部分の根本的な問題解消効果が期待できるため本質における高校入試対策が可能。 | ||||
教材スタイル | デジタル教材 | 理解度アップ | 映像授業 | 対応志望校 | ・公立高校 ・難関私立高校の基礎範囲 |
中学3年の入試問題対策として、かなり便利で本質を追究しているといえるのがこの「すらら」です。
とくに無学年方式が採用されているため過去の復習が自由にできるため、高校入試問題における根本的な苦手解消をしやすいのがメリット。総合得点アップとして極めて有意義な特性をもっているデジタル教材になります。
豊富な問題数のドリル機能が備わっていることで、総合的な入試問題対策が可能。もし理解が追い付いていない単元があれば、スモールステップで解説されるアニメーション映像授業でわかりやすく問題解消できるのも、高校入試においてかなり効果的といえる特徴です。
また授業内において高校入試対策が設けられているのも特徴の1つで、授業の一環として入試問題における基礎対策がしっかりできるのもメリット。小学生範囲から自由に取り組めるため過去の総復習をはじめ先取り学習もできることで、入試問題対策としてトータルで効果を発揮する通信教育であると感じます。
さらにAIシステムも極めて優秀で、ドリル問題を解いて間違えば「つまずき原因となる単元」が表示されたりと、入試対策としてかなり有意義な学習サポートも搭載。入試問題における根本的な点数アップとして、基礎理解へつながることで総合的な底上げが期待できる仕組みも備わっています。
テスト機能もかなり使いやすく効果的で、3種類のバリエーションにおけるテスト機能によって高校入試問題の自由作成も可能。自分で分野を選んでテスト作成できるので、入試問題(模試)を作成したり苦手テスト作成したりと、かなり使い勝手に優れるテスト機能なのも優秀といえる特徴になります。
中学3年の入試問題対策としてデジタル教材選びで迷ったら、まず選んでおけば間違いないと思っている通信教材です。
※私のレビュー:すららの口コミ
入試問題おすすめ通信教育③スタディサプリ
おもな入試問題対策 | ボリュームある演習問題と映像授業がリンクしているため自由に入試範囲を対策できる。映像授業(神授業講師)の解説がわかりやすく入試問題をお根底から理解しやすい。 | ||||
教材スタイル | デジタル教材材 | 理解度アップ | 映像授業 | 対応志望校 | ・公立高校 ・難関私立高校の基礎範囲 |
このスタディサプリは10,000問以上ある演習問題と、映像授業がリンクしているため極めて使いやすいのが特徴です。
神授業講師による映像授業もかなり豊富で、すべての授業において受講テキストが用意されているため理解へつなげやすいのがメリット。さらにその単元における確認問題テキストも用意されているため、基礎理解~定着まで一連の流れで取り組めるデジタル教材です。
高校に向けた入試問題対策としても効果的で、すべてのテキストを受講すれば学力の底上げが大きく期待される内容。あまりにボリュームある演習問題のためすべてに取り組むのは難しいですが、やる気次第ではしっかりと学力向上が目指せる豊富な問題数となっています。
したがって豊富な問題数があるため過去問対策としても有効で、難関私立高校の応用問題までは学べませんが、公立高校および難関私立高校の基礎範囲であれば十分に学べるボリュームと構成。さらに理解が未熟な単元については神授業講師による映像授業がしっかり用意されているので、かなり効率的でわかりやすく受験勉強ができます。
また神授業で屈指の講師陣による解説は、ときには熱血的で「絶対にわからせる!」という意気込みが強いため、かなり理解しやすく入試問題対策として極めて有意義といえる映像授業。この授業で理解できなければ、ほかにどんな手段をとっても難しいと私たちは感じます。
さらにAIシステムも搭載されており、さまざまな面においての学習サポートもあるため高校入試対策として効果的。とくにドリル機能で間違った問題については理解できるまで何度も出題されたりと、徹底した入試問題対策が期待できる特性をもっています。
スタディサプリは費用もかなり安くコスパに優れるため、経済的に考えても極めて優秀といえるデジタル教材。中学3年の入試問題対策をはじめ、毎日の家庭学習(受験勉強)として高い学習効果が期待できる通信教育と感じています。
※私のレビュー:スタディサプリの口コミ
中学3年生における入試問題対策のコツ
私たちとしては、とくに次の3つが重要なコツと感じています。
- 基礎的な学習にしっかり取り組ませる
- 高校入試の見立て問題を日課として解かせる
- 解き方だけではなく「考え方」も理解させる
これら3つの要素を取り入れることで、中学3年の入試問題対策としてかなり有意義な学習ができます。
さらに詳しく3つのコツについて解説します。
基礎的な学習にしっかり取り組ませる
いずれの教科においても「基礎」を理解することで、より幅広い学力を身につけやすくなります。
つまり応用問題を解こうと思っても、しっかりと基礎を理解できていなければ解けないのが当然。したがって応用問題に重点を置くというよりも、とくに理解に乏しい教科・分野においては基礎を徹底理解させることがおすすめの対策になります。
入試問題対策といえば応用問題ばかりに目が行きがちですが、じつは基礎的な理解のほうが超重要。基礎の理解を積み重ねた結果として、応用問題においてもしっかりと対応できる力を養うことが期待できます。
とくに中学3年という時期は、基礎よりも応用対策に目を向けがち。しかし高校入試に山を張って特定の問題ばかりに取り組ませるよりも、しっかりと理解できていない基礎範囲を学ばせるほうが総合的な点数アップとしてかなり効果が期待できます。
したがって入試問題対策として重要なのが、5教科まんべんなく徹底した基礎理解。
これ以上の基礎理解は必要ないというレベルに達してから、さらにステップアップとして応用範囲の対応をめざすのが効果的な対策と感じます。
高校入試の見立て問題を日課として解かせる
高校入試問題といっても特別な出題がされるわけではなく、いたって一般的な問題が出されます。
基礎範囲から応用範囲までドリル問題で出されるような内容と似た問題のため、いかに一般的な問題を多く解いて「解き方に慣れておくか」が重要。
したがって入試問題対策として重要なのが、普段からドリル問題などを解いて数稽古をしておくということ。
また一般的なドリル問題を解くのも効果的ですが、高校入試問題に見立てた出題に取り組むのも入試問題に向けたおすすめの対策。
たとえば通信教材などを利用すると「入試問題へチャレンジ!」といった施策が講じられており、過去の高校入試問題を解析してより出題されそうな角度から入試問題対策ができるため極めて効果的といえる方法になります。
こういった入試問題対策を、ふだんから日課として取り組んでおくことが極めて有意義。
入試問題へ慣れるのと同時に解き方についてコツを得やすくなり、より高校入試問題へむけた合格率の高い家庭学習が期待できます。
解き方だけではなく「考え方」も理解させる
高校入試問題を正確に解くには、解き方だけではなく「考え方」についても学ばせておくことがおすすめです。
この考え方というのは一定の問題へ対する解答方法だけを学ぶのではなく、基礎的な考え方を徹底して理解することによって多角的な問題への対策が講じられるという学習方法。いわゆる「理屈」を理解する、といった学習方法になります。
たとえば勘が鋭い中学生であれば、1つの基礎を理解すれば類似した問題も解けるといった感じ。その問題だけに通用する解き方だけではなく、全体的な理屈を理解させる教え方を実践することで応用の利いた解き方を訓練することができます。
これを通信教育で考えると、紙教材でも解き方だけではなく「考え方」を中心とした解説があるなど。またデジタル教材でいえば「考え方」を中心とした映像授業解説であるなど。
より理解しやすくわかりやすい解説というのは、このように結果として効率的で、より入試問題において点数を取りやすい勉強方法になるといえます。
解き方も重要ですが、さらに一歩進んだ「考え方」についても着目することをお勧めします。
まとめ
今回は「中学3年の入試問題対策として有意義な勉強方法が知りたい」という疑問に対して、実際に体験をしたうえで選び出した入試問題おすすめ通信教育をはじめ、より効果を高める入試問題対策のコツという形で答えてきました。
とくに入試問題対策として重要なのが、毎日の日課として多くの問題を解かせるということ。
実際に子供2人を高校進学させてみた結果、ドリル問題などさまざまな出題へ取り組ませて、同じ分野でも多角的に正解を導き出せるよう訓練をしておくことが重要であると強く感じました。
そこで思い出しましたが同じ分野・単元からの出題でも、出題角度の違いによってミスにつながる場合もあるということ。
その分野・単元においては正解できていたとしても、少し角度が変わることで全く異なった問題となる場合も。したがって1つの分野・単元でも多角的に多くの問題へ取り組んでおくことで、より点数アップにつなげることが期待できます。
もし独自スタイルの家庭学習だけでは不足と感じれば、私たちは効果的な通信教育に頼るのが極めておすすめの手段かと。
とくに入試問題へ精通した通信教育を選べば、想像以上に効果的な高校入試問題への対策を講じることが期待できます。