こんにちは田中家です。
今回は「中学3年におすすめの通信教育が知りたい」という疑問に答えます。
初めに言っておくと、通信教育にはさまざまなスタイルがあります。
この「スタイル」によって特性が異なるため慎重に選ぶ必要があり、その中から高校受験の瀬戸際対策としておすすめの通信教育スタイルを選ばなければ意味がありません。
私もこれまで子供2人の高校進学を経験して、より効果的な通信教育の知識を得ることができました。
その経験をもとに各通信教育スタイルの特性(メリット)とともに、とくに中学3年生へおすすめの通信教育をピックアップします。
中学3年におすすめ通信教育ベスト7選
中学3年生の通信教育において、つぎの4点がとくに重要であると私は思っています。
- 即効性が期待できるスタイル
- 総復習可能な無学年方式
- わかりやすい映像授業
- 定着を図る豊富な問題数
また後ほど詳しく解説しますが、中学3年生は高校受験までの「時間」に迫られているため、これら4つのポイントは不可欠。
基本的に4つのポイントが備わった通信教育を、実体験も含めつつピックアップします。
これら通信教育の掲載順については、私のおすすめ順と見てください。
デジタル教材「スタディサプリ」
無学年方式 | ◎ 小学4年生~ |
映像授業 | ◎ 実在講師 |
問題数 | ◎ 10,000問以上 |
対応志望校 | 公立標準校 私立標準校 |
学習効果 | 基礎全般 一部応用 |
AIサポート | ◎ |
中学3年生におすすめの通信教育として、まずもって総合的に優秀といえるデジタル教材になります。
無学年方式、豊富な映像授業&演習問題、効果的なAIシステムによるサポートなど、高校受験にかなり効果的な機能が満載。さらに全国屈指の「神授業」を行う講師陣による映像授業なので、極めて理解へつながりやすい解説によって受験対策ができます。
映像授業用のテキストも用意されているため解説がより理解しやすく、まさに学習塾で個別指導を受けているような感覚で取り組めるのも特徴。それとは別に確認用テキスト(演習問題)も10,000問以上あり、小学生範囲から総復習できるため徹底した受験対策が可能です。
とくに映像授業を解説する講師陣が優秀で、絶対にわからせる!という気迫ある教え方なのも特徴の1つ。しっかりと逆算され尽くした順序正しい解説になっているので、この授業で理解できないといった可能性は極めて低いであろうと私達は感じています。
実際に子供2人を高校進学させてみて、こうした通信教育であれば効果的な学習ができると強く感じたデジタル教材。
基礎理解~定着まで一連の流れで学べるので、これまでの苦手克服などにもつなげやすいのもメリット。高校受験まで時間のない中学3年生にとって、極めて効率よく総復習ができる通信教育です。
レビュー:スタディサプリの口コミ
デジタル教材「すらら」
無学年方式 | ◎ 小学生全域~ |
映像授業 | ◎ アニメーション |
問題数 | ◎ かなり豊富 |
対応志望校 | 公立標準校 私立標準校 |
学習効果 | 基礎全般 一部応用 |
AIサポート | ◎ |
中学3年生の「1単元ずつ徹底的に理解したい」という願望に、しっかり答えてくれるのがこの通信教育です。
なぜなら映像授業が特徴的で、スモールステップで進むため理解へつなげやすいため。アニメーション解説なので図形分野なども「動き」によって理屈がわかりやすく、講師授業では物理的にムリなアニメーション特有の動きによって、5教科を徹底的な理解へつなげることが期待できる授業スタイルです。
とくに立体図形など文字による学習では感覚がつかみにくい分野において、立体が動いて変化するためより多くの視覚情報によって極めてわかりやすい。立体図形の理屈をつかみやすく、しかも動きによる感覚でわかりやすく理屈を習得できるといった効果的な受験対策ができます。
またアニメーション映像授業はかなり特徴的で、基礎解説内に確認問題が逐一盛り込まれているため超スモールステップ。少しだけ説明があったらその範囲の確認問題が出されるといった構成で授業が進むため、これまでの未理解部分を徹底的に履修できる映像授業となっています。
また演習問題においても極めて法砂問題数で、数稽古による定着を図ることが可能。ドリル機能、3種類のテスト機能、授業内の確認問題など総合的にみるとボリュームのある問題数で、基礎理解しやすく定着もしっかり図れるといった中学3年生にとって理想的な通信教育になります。
文部科学大臣賞の受賞歴があるのはもとより、実際の内容としても高校受験対策に必要なコンテンツはすべて搭載。したがって高校受験における対策としては極めて効果的で、さらにAIシステムによる「つまずき診断」などのサポートにより履修時間短縮にもつながるため時間節約にも効果的といえる構成となっています。
当然ですが、このすららも無学年方式を採用。小学生範囲から中学生範囲に至って自由に総復習ができます。
アニメーション授業なのでレベルが低そうに見えますが、まったく異なり結構なハイレベル学習が可能。難関校対策まではやや難しいと思いますが、標準校対策であれば必要十分な家庭学習による受験対策のできる通信教育になります。
レビュー:すららの口コミ
デジタル教材「進研ゼミ」
無学年方式 | ◎ 中学生全域 |
映像授業 | ◎ 講師ライブ |
問題数 | ◎ かなり豊富 |
対応志望校 | 公立難関校 私立難関校 |
学習効果 | 基礎全般 一部応用 |
AIサポート | ◎ |
この進研ゼミは中学生範囲しか学べませんが、専用タブレットによる細かな履修が可能な通信教育です。
一応この進研ゼミは準無学年学習とする通信教育で、小学生範囲まではムリですが中学生範囲であれば自由に過去復習することが可能です。
とくに特徴的といえるのが専用タブレットによる細かな履修内容で、漢字学習における「トメ・ハネ」などまでAIシステムによって徹底チェックされるのが特徴。したがって少しのミスも許されない難関私立高校への受験において極めて効果的な通信教育ともいえます。
また難関高校受験もめざせるデジタル教材で、標準レベル・ハイレベルを選んで学べるのもメリット。したがって公立私立いずれにおいても難関校対策として、しっかりと基礎範囲を理解するには向いている通信教育といえます。
授業スタイルについてはオンラインによるライブ授業となっており、現時点における学習としてはわかりやすく効果的。またライブ授業では珍しく質問タイムが設けられているため、しっかりと疑問解消も可能な構成となっています。
とくに中学3年生にとって重要となる過去の総復習においては、基礎理解コンテンツ内に搭載される「簡易的な動画解説」が極めて効果的な要素。文字だけでは理解しずらい部分においては、動画によって解説されるため理解へつなげやすい工夫もしっかりと考えられています。
ほかにもAIシステムが優秀で「W解き直しシステム」など、学習効率アップが期待できる機能も満載。専用タブレットならではといえる至れり尽くせりといったコンテンツが揃っており、中学3年生の高校受験対策として極めて現場問題を解消しやすい通信教育になります。
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レビュー:進研ゼミの口コミ
デジタル教材「デキタス」
無学年方式 | △ | 映像授業 | ◎ アニメーション |
問題数 | ◎ 標準的 |
対応志望校 | 公立標準校 私立標準校 |
学習効果 | 基礎全般 一部応用 |
AIサポート | △ |
中学3年生の高校受験対策において、基礎学習を広くサクッと学べるのが特徴の通信教育です。
アニメーション映像授業はすべて5分程度に収められており、基礎をどんどん理解していこうという場合に適した構成。高校受験まで時間がなく、1つでも基礎理解へつなげたいという中学3年生におすすめといえる授業内容となっています。
また未理解部分においては「さかのぼり機能」が搭載されており、理解できないと思えばボタン1つで関連する前単元へ飛べる仕組み。どこまでもジャンプできるので、苦手となる根本原因を徹底的に追及解消するのにおいて大いに役立つ機能が備わっています。
演習問題については数的にはそこまで多くなく、また選択式問題もかなり多いため大きく期待できる内容ではないと正直感じます。ただしレベルごとに用意された段階的なドリル機能は広い基礎理解としては有効なので、高校受験の基礎対策としては一定の効果が期待できる内容といえます。
AIシステムについては重要機能として備わっていませんが、教材全体がシンプルで使いやすいため勉強はしやすいのが特徴。さかのぼり機能もあるので高校受験対策の基礎学習としては有意義な内容で、AIシステムのサポートがなくとも最低限の家庭学習は可能なのでそこまで大きな問題ではないかもしれません。
シンプルながら最低限のコンテンツは揃っている、という通信教育がこのデキタス。
費用も安いので家庭としても取り組みやすく、高校受験において一定の効果が期待できる内容の通信教育になります。
レビュー:デキタスの口コミ
オンライン指導教材「e-Live」
無学年方式 | ◎ 概念なし |
映像授業 | ◎ オンライン指導 |
問題数 | 概念なし |
対応志望校 | 上限なし | 学習効果 | 基礎全般 応用全般 |
AIサポート | なし |
高校受験本番が迫ってきている、残り時間の少ない中学3年生におすすめなのがオンライン教材という通信教育スタイル。その中でもとくに優秀なのがこのオンライン家庭教師になります。
このオンライン家庭教師「e-Live」が優秀といえる大きな理由が、紹介制度によって集まっている講師陣。
学生時代に学んできた卒業生を中心として一般募集はされず、すべて紹介制によって集まっているため優秀な講師陣が揃っているといった特徴をもっています。
実際にウェブサイトを見ると高学歴な講師が目立ち、国内一流大学をはじめ医学部といった早々たる人材であることが一目瞭然。したがって対応偏差値にも上限はなく、中学受験知識からハイレベル高校受験の知識までもつ講師陣によって、超難関校対策までしっかりと期待できる通信教育です。
マンツーマンのオンライン指導なので疑問解消に最適で、とくに高校受験まで残り時間の少ない中学生におすすめ。
また難関私立高校で出題される独自(応用)問題への対策としても、実際に経験者が多いため極めてオンライン指導によって極めて効果的な施策受講が期待できます。
ぜひ、一般的なオンライン家庭教師と比較してみてください。
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レビュー:オンライン家庭教師e-Liveの口コミ
オンライン指導教材「学研の家庭教師」
無学年方式 | ◎ 概念なし |
映像授業 | ◎ オンライン指導 |
問題数 | 概念なし |
対応志望校 | 上限なし | 学習効果 | 基礎全般 応用全般 |
AIサポート | なし |
中学3年生むけのオンライン指導教材として、豊富なデータに基づいた細かな情報分析でおすすめのオンライン家庭教師です。
教育業界大手の学研が運営していることで全国の受験情報に詳しく、学研教室や訪問型家庭教師なども運営しているため、ピンポイントで正確性の高い情報によって的確なオンライン指導を受けられるのが大きなメリットです。
もちろん講師陣も優秀で、偏差値レベルの上限もないためオールマイティに利用可能。一般的な標準校対策はもとより、難関私立高校へ向けた対策なども得意としているオンライン指導スタイルの通信教育になります。
また定評ある学研教材を中心としたテキストによって指導されるため高い学習効果が期待でき、これまでの評判においても極めて上々。健常児だけではなく不登校児への対応も得意としているため、学校に通えない場合でも相談してみる価値は十分にあります。
正直言って費用はやや高めに感じますが、それだけ安心感と安定感においては優秀。
中学3年生で絶対に志望校へ合格したい!という場合には、まず選んでみても失敗する可能性は極めて低いと私は感じています。
レビュー:学研オンライン家庭教師の口コミ
オンライン指導教材「Netty」
無学年方式 | ◎ 概念なし |
映像授業 | ◎ オンライン指導 |
問題数 | 概念なし |
対応志望校 | 上限なし | 学習効果 | 基礎全般 応用全般 |
AIサポート | なし |
とくに発達障害の中学生におすすめのオンライン指導スタイルで、かなり発達障害を理解している会社です。
全国を見渡してみると発達障害を深く理解している教育会社というのは意外と少ないものですが、その中でもとくに発達障害の理解へかなり力を入れているのがこの「オンライン家庭教師Netty」という会社になります。
運営している母体会社が家庭教師のノーバスで、このホームページを見ると分かりますが、発達障害の理解へ極めて力を入れているのが大きな特徴。このノーバスが運営するオンライン部門がインターネット家庭教師Nettyのため、発達障害への理解も当然のように進んでいるオンライン家庭教師です。
とくに発達障害コースといった目立つ施策は行われていませんが、会社全体として発達障害への理解を示しているため十分に対応可能。基本的に発達障害を理解したうえで受け入れてくれるので、ムリがなく適正に沿ったオンライン指導が期待できる会社になります。
とはいえ発達障害があっても、しっかり勉強して難関校受験を目指す!といった場合もあると思います。講師陣も優秀で高い偏差値にもしっかりと対応可能なオンライン指導が受けられるので、十分に期待に応えてくれる可能性大のオンライン通信教育になります。
発達障害の中学3年生にとって、イチオシともいえるオンライン指導スタイルです。
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レビュー:オンライン家庭教師Nettyの口コミ
中学3年におすすめ通信教育ベスト7選の比較表
私たちが選んだおすすめ通信教育を、比較一覧表でまとめます。
デジタル教材・オンライン指導教材ともに、かなりの即効性が期待できるため中学3年生に極めておすすめです。
各教材名をクリックすると、先ほどお話しした各解説項目へ戻ります。
スタイル | 教材名 | 志望校 | 無学年方式 | 映像授業 | 問題数 |
デジタル教材 | スタディサプリ | 公私標準 | ◎小学4年生~ | ◎実在講師 | ◎10,000問以上 |
すらら | 公私標準 | ◎小学生全域~ | ◎アニメーション | ◎かなり豊富 | |
進研ゼミ | 公私難関 | ◎中学生全域 | ◎講師ライブ | ◎かなり豊富 | |
デキタス | 公私標準 | △ | ◎アニメーション | ◎標準的 | |
オンライン指導 | e-Live | 上限なし | ◎概念なし | ◎オンライン指導 | 概念なし |
学研の家庭教師 | 上限なし | ◎概念なし | ◎オンライン指導 | 概念なし | |
Netty | 上限なし | ◎概念なし | ◎オンライン指導 | 概念なし |
中学3年生に通信教育を選ぶポイント
中学3年生というのは高校受験が目前で、極めて「特徴的」ともえる重要な時期。
そこで私としては、つぎの要素が通信教育に重要と考えます。
- 即効性の期待できるスタイルである
- 総復習に強い「無学年方式」である
- 基礎理解をしっかり期待できる「映像授業」が搭載される
- 定着につなげるための「豊富な問題数」が備わる
中学1~2年生の時期に考える通信教育と、基本的には共通部分はあります。しかし「時間がない」という部分でやや異なるのが中学3年生に選ぶ通信教育の特徴。
さらに詳しく、これら通信教育を選ぶときのポイントを解説します。
即効性の期待できるスタイルである
中学3年生むけの通信教育として、もっとも重要ともいえるのが「即効性」です。
この即効性を図るためにポイントとなるのが通信教育スタイル。私は次のように感じています。
スタイル | 即効性 | 理由 |
紙教材 | × | 毎月定期的に郵送されるため現時点における学習しかできず、即効性が期待できない。 |
デジタル教材 | ◎ | 現時点だけではなく前後の分野においても学習でき、搭載される演習問題や映像授業によって即効性が期待できる。 |
オンライン教材 | ◎ | マンツーマン指導のため疑問解消に最適で、高校受験にむけた質問が自由にできるため即効性が期待できる。 |
やはりインターネット特性を活かした通信教育ほど「即効性」が期待でき、とくに高校受験本番まで残り時間の少ない中学3年生にとって最適なスタイルになります。
またデジタル教材・オンライン教材は時間効率にも優れ、自宅ですぐにスタートできるのも即効性が期待できる1つの特徴。したがって今すぐにでも高校受験対策をスタートできるため、中学3年生にとって極めておすすめの通信教育スタイルといえます。
したがって中学3年生に通信教育を選ぶときは「デジタル教材」「オンライン教材」いずれかが適した選択と私は強く感じます。
総復習に強い「無学年方式」である
中学3年生にむけた通信教育では、高校受験対策として「過去の総復習」も重要なポイントです。
これまでテストで点数の取れなかった部分は、すべて理解できていない単元や分野。この理解できていない苦手部分を、理解できるようになれば点数アップが期待できます。
そこで中学3年生の通信教育に求められるポイントが、過去の総復習をしっかり実践できること。
過去の総復習ができるということは「無学年方式」によって過去範囲も自由に学べる通信教育でなければ無理。したがって中学3年生の通信教育には「無学年方式」が備わっており、しっかりと過去の総復習にとり組めることが重要といえます。
通信教育残鯛を見渡してみると、無学年方式を採用している通信教育は多くありません。
そんな中からできる限り無学年方式が採用されている通信教育を選ぶことが重要で、これを実現するためには紙教材ではなくまずは「デジタル教材」を選ぶことがおすすめといえます。
デジタル教材はその特性から、すべてではありませんが「無学年方式」で取り組める教材がいくつかあります。
紙教材では現時点における学習しか取り組めないので、まずは総復習による苦手解消につながる「無学年方式」によるデジタル教材、またはオンライン教材を選ぶことが中学3年生におすすめの選択になります。
基礎理解をしっかり期待できる「映像授業」が搭載される
過去の未理解を理解へ変化させ、より高校受験において点数アップを図るために重要なのが「わかりやすい解説」です。
この理解へつながる解説というのは自分で文章を読んで理解するよりも、授業解説によって動きや音声といった、視覚や聴覚など複数を使ったほうが大幅に効果的。
したがって基礎理解へつなげるには「映像授業」が最適と私は考え、このコンテンツはデジタル教材へ搭載されています。
この映像授業というのは過去の動画授業を自由に閲覧できるというスタイルで、さらに無学年方式によるデジタル教材であれば広い範囲をすべて映像授業で基礎理解へつなげることが期待できるというコンテンツ。
極めて理解へつなげやすいコンテンツとして、とくに中学3年生の高校受験対策として有効性の高い機能の1つになります。
また映像授業は極めて理にかなった学習方法でもあり、教え方が最適化された授業解説をはじめ、授業全体がシンプルに整理された理解しやすい解説によって基礎を学べるため徹底的な復習が期待できるコンテンツになります。
したがって中学3年生に通信教育を選ぶのであれば、おすすめは映像授業の搭載されるデジタル教材というスタイル。
さらに無学年方式が採用されていれば広いエリアの過去授業が見られるため、中学3年生の高校受験対策としてかなり高い学習効果が期待できる通信教育になります。
定着につなげるための「豊富な問題数」が備わる
中学3年生の高校受験対策として、まずもって取り組みたいのが基礎理解になります。
この基礎理解については先ほど解説したデジタル教材の映像授業が極めて効果大といえますが、さらに深く追求すると「定着」に関しても徹底的に取り組めなければ片手落ちです。
この定着学習というのは少しでも多くの問題を解いて身につけるという方法ですが、これを実践するため通信教育に必要となるのが「豊富な演習問題」になります。
豊富な演習問題を具体的にいえば、ドリル・テスト・映像授業内の問題などを総合的に足したもの。
出来るかぎり多くの問題数が搭載されている通信教育が定着において有効で、基礎理解とともに高校受験へ向け点数アップ効果が期待できる大きなポイントになります。
この演習問題における搭載数というのは通信教材によって大きく異なり、紙教材の問題数はほぼ知れていますが、デジタル教材においては数百~数万といった問題数の差があるため慎重に選ぶことがおすすめです。
とくにボリュームある演習問題へ取り組むには、やはりインターネット特性を活かした「デジタル教材」に分があります。
さらに演習問題のボリュームという部分に着目をすることで、より中学3年生の高校受験対策として有意義な通信教育を選択できます。
まとめ
今回は「中学3年におすすめの通信教育が知りたい」という疑問にたいして、私たちの経験から選んだおすすめ通信教育7選をはじめ、中学3年生に最適な通信教育の選び方という項目において解説してきました。
最後にもっとも重要なポイントとして、私たちは「通信教育に即効性が期待できる」という部分を強調します。
中学3年生にとって通信教育というのは、高校受験をより確実にするために極めて重要な学習方法。さらに長くても1年間という短い期間しか残された猶予がないため、とにかく「即効性」が期待できる通信教育を選ぶことが必須項目です。
今回の解説のなかでもお伝えしましたが、ひとくちに通信教育といっても「スタイル」という概念があります。
このスタイルを無視してしまうと通信教育本来の効果が発揮されず、さらにその状況に最適な通信教育を選ぶことが極めて難しくなってしまいます。
そこで中学3年生に通信教育を選ぶときは、この「スタイルとその効果」を知っておくことが重要。
私たちの経験からすると中学3年生におすすめの、即効性が期待できる通信教育スタイルは「デジタル教材」「オンライン指導教材」の2つになります。
いずれにおいてもインターネット特性を活かした素早い情報取得、大量で新鮮な情報、効果的なコンテンツが揃った通信教育スタイルで、ほかにも紙教材や買取型デジタル教材といったスタイルもありますが、これら2つの効果には到底かないません。
あまり私たちの期待値をそのまま勧めてもいけませんが、声を大にしても言っておきたい重要な部分になります。
中学3年生に効果的な通信教育を選んで、より確実な高校受験対策をなさってください。