中学生に家庭教師を比較するときに、ぜひ知っておいて欲しいポイントがあります。
というのもテレビなどのニュースであまりホワイトとは思えない経営手段などを行っている家庭教師も未だ多く、選び方によってはビッグネームに惑わされて中身がスカスカということもあるためです。
そこで私も2人の子供を高校進学させた経験から、家庭教師ももちろん徹底的に探ってきました。
- 家庭教師を比較するときに注意するポイント。
- 正しい家庭教師を比較して選ぶコツ。
などについて詳しくお話ししていこうと思います。
ぜひ中学生の学習塾選び方の一環としてお考えになってみてください。
家庭教師を比較するときに注意する3つのポイント
よく私のところにも相談をいただくことがありますが、家庭教師とのトラブルが後を絶ちません。
とくに多いのが高額な費用を請求されたなど、お金に関する問題が多いのは昔から家庭教師がブラックと言われてしまう大きな部分です。
そこで3つのポイントをまず抑えておいてください。
①透明性のある料金表示
家庭教師を比較する1つ目のポイントとして「料金表示」があります。
よく家庭教師を選ぼうとしてホームページを見ても、どうも料金が明確に表示されておらずハッキリとしないなぁ‥と思われたことがあると思います。
費用の詳細は子供に合わせた内容を考えるから電話相談の上で‥
そういう家庭教師はやめた方がいいです。
子供に沿った費用と言われても、何が違えば費用が変わるの?という話です。
- 偏差値が高ければ費用も高い?
- 逆に低ければそれだけ高い教材が必要なの?
そんなふうに考えてみると、いったい子供に沿った費用とは何なの?と思いますよね。
じつはこれっていうのは「弱い所を突いて費用を吊り上げる」という悪い家庭教師のやり方なので、まず費用面で透明性に欠ける家庭教師というのはやめてください。
私もいろいろな家庭教師を探ってきましたが、1時間いくら!と大きく掲載された家庭教師はいくらでもあります。
これはビッグネームの家庭教師でもやっていることなので、ぜひ名前に捉われることの内容注意しておくべき部分になります。
②押し売りのような営業行為
家庭教師を比較する2つ目のポイントが「押し売り」です。
まあ押し売りと言ってしまうとやや語弊もありますが、依然として自宅に来て強引な営業を行っている家庭教師があるのが事実です。
チラシを見て気になって電話をしてみると
”これから自宅へ伺って説明をさせてください”というやつ。
これは自宅に来させてはいけませんよ。
自宅に営業マンが来てしまうとほとんど押し売りに近い形で、契約をするまで帰ってくれません。
また中には子供の勉強というよりも、親への心理的操作ばかりを植え付けられた営業マンによってうまく丸められてしまうこともあります。
私もこのサイトへ相談がありましたが、その方も強引な営業に来て100万円ほど支払ってしまわれたそうです。
「自分だけは、まさかそんな手口に‥」
なんて思われていたらしいのですが、うまく子供の将来のことなどを出してきて契約をさせるのが昔からの手口です。
したがって営業マンが自宅に来る、という家庭教師はまずやめておいたほうが安心です。
③高額な教材販売
家庭教師を比較する3つ目のポイントが「高額販売」です。
これもいまだに耳にするのですが、とくに大阪あたりの家庭教師会社にはまだまだ根強く残っているものです。
この場合は1時間当たりの授業料などは明確に表示されていて、教材費については後日というスタイルをとっている家庭教師に多いものです。
したがって授業料だけではなく、
しっかりと教材費用なども明確に掲載されていることが重要なポイントです。
いざ家庭教師の指導が始まって、しばらく経ってから「ここからはこの教材が必要」といって売りつけてくる。
そこでおかしいと気付けばまだ救われるのですが、親の方はすっかり信用し切っているためおかしいとも気付かない。
こんなパターンで高額教材を購入している家庭がある、という事実を耳にしています。
家庭教師で使われる教材というのは、まず初めにわかっているのが正しいスタイルです。
あとになって「ここからはいくら‥」なんていうのは正しい家庭教師とはいえませんので、くれぐれも注意していただきたいところです。
ここまでのまとめ
家庭教師を比較するときの注意点を3つお話ししましたが、これは本当の話です。
最近ではやや悪徳商売をする家庭教師もやや少なくなってきた感はありますが、それでも私のところにはこうした相談が舞い込んでくる始末です。
これは大手家庭教師でビッグネームだから安心と思っているところも同じような手口をやっているのが事実ですので、名前に惑わされずしっかりと中身を探っていくことが重要なポイントになってきます。
本当に「え!そのテレビCMをしている有名なところが!?」ということもあるので、くれぐれも中身で比較するようになさってください。
そういった家庭教師というのは、正直なところ私に”広告掲載の依頼”をしてくることもありませんでした。
私もこうして正直に業界の裏話をするので、たぶん今後もしてくる勇気はないはずです。
正しい家庭教師を比較して選ぶ2つのコツ
家庭教師を比較するときの注意点についてお話ししてきました。
ここからは家庭教師を選ぶコツについてお話ししていきます。
まず注意する3つのポイントを省いて選ぶ
ここまでお話しすればおわかりのように、まずは先ほど提示した3つの注意点を省いて考えてください。
- まず料金体系がすべて掲示されていて透明性がある。
- 強引な押し売り営業をして来ない。
- 高額な教材販売をして来ない。
この3点は家庭教師を選ぶときに、最低でも守っておかなければいけません。
すると透明性の高い家庭教師が見えてきますので、つぎの項目でピックアップしていこうと思います。
スタイルによって選ぶ
家庭教師を選ぶときには、つぎに「スタイル」を選ぶことになります。
スタイルには「訪問型」「オンライン型」の2つがあって、訪問型は昔ながらの自宅にやってくるスタイル、オンライン型はパソコンなどを使って派遣エリア関係なく対応できるものです。
私がおすすめの家庭教師としてピックアップするのは次のようなところです。
訪問型
はまず大手で安心できるのが学研の家庭教師で、全国チェーンで大手という事もあって使いやすいかと思います。
また関西方面であれば家庭教師ポプラもおすすめで、悪徳商法ではなく正しい家庭教師としておすすめができます。
オンライン型
とくに学研の家庭教師でどうしても派遣エリア外ということであれば、オンラインで地域関係なく指導を受けられるインターネット家庭教師Nettyが間違いのないところとしておすすめです。
ほかにもオンライン家庭教師はいくつかありますが、実際に私も体験してみましたがここがいちばん親切に対応してくれるのでおすすめです。無料体験もありますので試してから申し込んでみてください。
ここでピックアップした家庭教師以外にも信頼のおけるところはいくつかありますが、とくに昔から長く続いていて信頼が大きく安心できるのがこの3つです。
まずトラブルが起こることもなく、安心して利用することができるはずです。
家庭教師を比較するポイントと選び方まとめ
家庭教師を比較するときのポイントがこちら。
- 透明感のあるしっかりと表示された料金設定があること。
- 訪問販売などをして来ないこと。
- 高額な教材販売をして来ないこと。
安心のできる家庭教師の選び方はこちら。
- 注意するポイントを間違いなく見抜く。
- スタイルを考えて選ぶ。
これで家庭教師を比較するときに失敗することがなく、さらに子供や家庭に合った家庭教師を選ぶことができます。
私もいくつか失敗してきた経験からお話ししてきました。
間違ったことを言うつもりはありませんので、ぜひ安心して実践なさってみてください。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/18798