中学生の通信教育、いわゆるネット塾で人気になっているのが「デキタス」と「スマイルゼミ」です。
この2つのネット塾はとくに人気があって、中学生の学習塾代わりに利用している家庭も多いです。
そんな「デキタス」「スマイルゼミ」ですが、
はたしてどっちがより中学生の勉強に役立つのでしょうか?
私も体験したりしてわかったことから、この2つを比較して検証してみました。
- 中学生の勉強にどっちが役立つ?
- 毎月の費用については?
etc‥などなど
もしこの2つのネット塾で迷っている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。
私も同じ消費者として、少しでも役立つ情報をお伝えできればと思います。
この記事の概要
「デキタス」「スマイルゼミ」を動画で見て比較してみる!
まずはじめに「デキタス」「スマイルゼミ」がどんな感じなのか、動画で見てみようと思います。
全体のイメージがつかめることで、だいたいどんなものかが見えてくるはずです。
それぞれの公式サイトがアップしている動画です。
「デキタス」の授業の様子などの動画
「スマイルゼミ」の授業の様子などの動画
「デキタス」「スマイルゼミ」を内容で比較してみる!
つぎは「デキタス」「スマイルゼミ」の内容について見ていきます。
とくにこの内容がいいということで、口コミでも評判になっている部分です。
「デキタス」の特長
城南コベッツなど学習塾を運営している「城南進学会」のネット塾です。
デキタスは、自分のパソコンやタブレットを使って学ぶことができます。
いちばんの特長は、
「さかのぼり学習」と「さきどり学習」があることです。
これは私も体験してみてすごいと思ったのですが、子供がつまずいているところが分かります。
具体的にいうと、間違えた問題について「過去に習った中で原因になっている部分」までさかのぼってピンポイントで教えてくれるというものです。
いわゆる復習をさらに掘り下げて、根本的なつまずきをとることが期待できます。
さきどり学習はその逆で、その問題のさきの展開が見えるというものです。
私はデキタスでこの特長がいちばん優れていると思います。
「スマイルゼミ」の特長
ATOKなどで有名な「ジャストシステム」が運営するネット塾です。
スマイルゼミは、専用のタブレットを購入して学べる教材です。
いちばんの特長は、
専用タブレットなので、かんたんなタッチ操作で毎日の勉強ができるという部分です。
なにかと操作がわかりにくい子供でも、よけいなことを考えずに勉強に取り組んでいけます。
この簡単でわかりやすいというのが、スマイルゼミで口コミになっている部分でもあります。
感覚で操作できるというのは、毎日の勉強に役立つものだと思います。
「デキタス」「スマイルゼミ」の特長まとめ
「デキタス」はコンテンツそのものが掘り下げられていることが特長です。
掘り下げられているというのは、さらに勉強がわかるための工夫と言ってもいいかもしれません。
この特長でも挙げたように、わからないところを根本までさかのぼって考える、などがそうです。
「スマイルゼミ」は便利なシステムが特長で、図形問題なども感覚で操作できます。
子供がひとりで勉強していくことを考えると、この感覚での操作は大切になってくるはずです。
ネット塾の中でもこういう専用タブレットを使ったものは、あまり見かけません。
「デキタス」「スマイルゼミ」を費用(料金)で比較してみる!
「デキタス」「スマイルゼミ」の費用(料金)について比較していきます。
「デキタス」の費用(料金)
入会金:10,000円(キャンペーンで無料になることがあります)
受講料:中学生で4,000円
自分のパソコンやタブレットでできるので、これ以外にかかる費用はありません。
いつでも好きなときに退会ができて、違約金などもいっさいありません。
「スマイルゼミ」の費用(料金)
入会金:なし
受講料:標準クラス「1・2年」5,980~「3年」6,980~
特進クラス「1・2年」10,800~「3年」12,800~
専用タブレット代:一律9,980円
タブレット代は、はじめに一括払いで購入する必要があります。
中学1・2年で「受講料毎月払い」で契約した場合に限って、
タブレット代を「月々980円×12回」の分割払いにすることができます。
もし1年未満で退会するときは、タブレットの代金を返却しないといけません。
6ヶ月までに退会する場合:29,820円(税別)
6~12ヶ月までに退会する場合:6,980円(税別)
「デキタス」「スマイルゼミ」を費用(料金)のまとめ
デキタスは爽快とも言えるほどさっぱりとした料金体系なので、なにも言うことはないです。
というよりも、とにかくわかりやすくて安いというのがポイントになるかと思います。
スマイルゼミは毎月の受講料はいいとして、
専用タブレット代がかかるのをどう考えるか、になってくると思います。
12ヶ月以上の利用で自分のものになりますが、12ヶ月までの退会では返却料が発生します。
「デキタス」「スマイルゼミ」は無料体験ができるか
「デキタス」「スマイルゼミ」は無料体験ができるかどうか比較してみていきます。
「デキタス」
これは私が体験してみたときのスクショですが、
ホームページから無料体験ができて、そのまま放置しても費用などがかかることはありません。
「スマイルゼミ」
これは取り寄せてみた資料の中身です。
いちど入会して体験してみて、もしイヤなら返却するというやり方で実質無料体験ができます。
このときに全額返金保証期間があって、届いてから約2週間のうちならOKとなっています。
全額返金保証期間のくわしい期日については、契約時に送られてくるメールに書いてあります。
もしこの全額返金保証期間を過ぎてしまうと、受講料などがかかってきますので注意が必要です。
または全国のデパートなどで行われる、スマイルゼミ無料体験会に参加してみる手があります。
「デキタス」「スマイルゼミ」それぞれの長所と短所
「デキタス」「スマイルゼミ」の短所
「デキタス」
自分のパソコンやタブレットを利用するので、持っていなければ機材を揃える必要がある。
「スマイルゼミ」
専用タブレットを購入する必要があるので、はじめに多くの出費がかかってくる。
「デキタス」「スマイルゼミ」の長所
「デキタス」
勉強を先まで考えたシステムで、上っ面だけではなく根本的に勉強を考えてある。
映像授業が5分までの短い時間で、城南コベッツらしく簡潔に質のいい説明がされている。
費用がわかりやすくて、とにかく安い料金で利用できる。
「スマイルゼミ」
ATOKなどで操作性に得意な会社なので、専用タブレットにもそれが活かされている。
タッチ操作で感覚的にできるので、子供が迷うことなく勉強できる。
1年間以上利用すると、タブレットが自分のものになる。
「デキタス」「スマイルゼミ」をまとめるとどっちが中学生に役立つの?
「デキタス」「スマイルゼミ」について比較してきましたが、ひと言でまとめるとこうなります。
「デキタス」
城南コベッツらしい根本的に勉強を考えているシステムで、いかに子供がつまずかないかを深く掘り下げてある教材。
その勉強を徹底的に追求している割にかなり費用が安い。
「スマイルゼミ」
システム構築でトップの会社らしく操作性がバツグンで、グラフや表などを感覚で勉強できる珍しいネット塾。
専用タブレットも考え方によっては自分のものになるのでお得。
というふうに感じましたが、みなさんはいかがでしたか?
こういうネット塾というのは子供がひとりで取り組んでいくものです。
その姿を想像すると、より子供に合っている教材が見えてくるはずです。
「デキタス」はこちらから無料体験ができます。
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またそれぞれの詳しい私の体験談などはこちらからどうぞ。
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