障害のある中学生は勉強ができない!?
私もそんなことをよく耳にしますが、絶対にそんなことはありません!
障害のある中学生も、勉強ができるようになります!
ただし障害が邪魔をして、与えるものを間違ってしまうと勉強できないこともあります。
- なんで障害のある中学生が勉強できないと言われるのか?
- 障害のある中学生でも同じように勉強できる環境って?
中学生の勉強は、子供の将来を左右するかなり大事な時期になります。
私もNPO法人を立ち上げるに当たって、このことについてだいぶ考えてきました。
障害のある中学生でも、健常児と同じように勉強できる方法について私の考えをお伝えします。
おつきあいいただき、さらに少しでも参考になれば幸いに思います。
発達障害をもつ子供には「ネット塾」での勉強が有効です。
ネット塾は塾に通う必要がないので「人前に出るのが苦手‥」「身体的に通うことができない‥」という発達障害などの子どもに適しています。無料体験で様子を見られてはいかがですか?
なんで障害のある中学生が勉強できないと言われるのか?
障害のある中学生は勉強ができない‥
なんてよく言われているのを耳にして、私はいつも腹立たしく思っています。
なんでそんなふうに言われなければいけないのか、などと思っているうちにどこに問題があるのかをつくずく考えるようになりました。
いろいろと考えてみた結果、3つの理由があるのではないかと思います。
まず1つ目ですが、「障害」についての理解が浅い。
これが結構大きな理由になるかと思います。
こうして社会や周りをシゲシゲと見渡してみると、世の中の関心が向けられるようはなってきて少しは良くなったものの、まだまだこんなことを感じています。
「障害」=「偏見」
「障害がある」=「勉強できない」
これについては全てを拭い切れないかもしれませんが、せめて子供に辛い想いはさせたくないです。
しかし思った以上に世の中は良くならず、一部の福祉団体やサークルだけが活発に活動しています。
これがもっと改善されるためには、まだしばらく時間がかかりそうな気がします。
2つ目の理由は「勉強のできる機会が少ない」ことです。
学習塾などに通わせたいと思っても、いくつの塾が受け入れてくれるでしょうか?
うちは面倒が見切れないからムリというところも多く、勉強がしたくてもできない環境です。
国の施策や整備もあって、障害を持つ子供が通える塾も少しずつ増えてきました。
しかしまだまだ足りておらず、国の考えに追いついていない状態になっているのが現状です。
これでは障害のある中学生が勉強できる機会も少なく、その塾から近い一部の子どもにしか機会が与えられていません。
この場合は物理的に「勉強できない」ことになりますが、そうしたことも原因となっています。
これがもっと整備されてくれば、勉強のできる機会も増えてくるはずです。
しかしそれはいつのことになるのでしょうか?
それを待っていても中学生のうちに改善はされないでしょうし、いつの話やらって感じです。
このように勉強のできる環境が整っていないことも、理由のひとつとして挙げられます。
3つ目の理由は「障害のある中学生の勉強方法」についてです。
勉強をするための教材などの中身を見て、「理解できるかな‥」と思ったことはありませんか?
私は一般の教材などで感じるのは、まさにこの部分に尽きます。
私の考えすぎかもしれませんが、健常児のことだけを考えて作られているためです。
これがもっと障害について関心があれば、本能で感じることができるものになる‥
などと思いながらいろいろな教材を見ているのですが、なかなかそんなものはないですね。
これも障害のある中学生が勉強のできないひとつの理由で、もっと障害を突き詰めて考えた内容のものがあれば少しは違ってくると思っています。
ではどんな内容の教材であればいいのか‥?
さきほども少し触れましたが、障害のある中学生には「本能で感じる」ことが大切だと思います。
理屈よりも先に、まず本能で取り掛かってから内容を理解していく。
この順番がとても大切で、私よりも親御さんのほうがよくおわかりのことと思います。
障害にも発達障害やアスペルガーなどいろいろありますが、共通して大切にするのは「本能」です。
本能で感じて興味を持つことで、子供は勉強に取り組むことができるようになります。
まずそこを親や周りが理解した上で、子供に与えることが大切になると思っています。
障害のある中学生でも同じように勉強できる環境って?
学習塾に行きたくても、受け入れてくれるところがない。
これは現実として多いですし、経営側と国のマッチングもまだまだできていません。
これを待っていても仕方ありませんので、今のできることを考える必要があります。
そこで私は、障害のある中学生にはこのような環境が望ましいと考えています。
・通える塾がないのであれば、自宅で取り組める勉強をする。
・自宅で取り組むためには、障害のある子供が理解できる教材を与える。
私はムリしてまで、外に出て行く必要なないと思っています。
まして受け入れてくれる塾も少ないので、探して回るだけでも時間がもったいないです。
そこで自宅で勉強のできる手段、というものを考えてみてはいかがでしょうか。
子供も自宅であれば安心して取り組めるし、親のほうも対人関係などの心配をする必要がありません。
それによって結果的には子供が辛い想いもしなくて済み、傷つくことも一切なくなります。
親としてはなるべく人と会うことで、対人関係に「慣れさせたい」と思うかもしれません。
しかし中学生であれば、まだそこまでしなくてもいいと思います。
それを始めるには、高校生になってからでも十分間に合います。
今はとにかく勉強に取り組むことを優先する時期であり、将来のためにもその必要があります。
ぜひ家庭でできる、障害のある中学生が取り組める勉強方法を与えてあげて下さい。
そのためには「本能」で理解できる教材、楽しさを感じる教材を選んでみてください。
私の知り合いの中学生も、この勉強方法で高校受験で志望校に合格することができました。
その子は発達障害で、とくに対人関係が苦手な症状が特徴でした。
障害のある中学生は、まず「楽しさ」を感じることで興味を持ち始めます。
逆に興味の持てないことには、いくら周りや親がすすめても知らんぷりです。
これもそういう子供を持った親御さんなら、よくおわかりになると思います。
ぜひ「楽しさ」を感じるような教材を与えてあげて下さい。
そのためには「楽しさ」があって、次に子供の「苦手」がわかる教材が望ましいです。
障害のある子供に対して、ほんとうに意味のある教材を選んであげて下さい。
私がおすすめする障害のある中学生の勉強方法
私はこのような理由から、障害のある中学生へいちばんいい勉強方法は何だろう?と考えました。
自宅で出来て、楽しさがあって、自然と勉強に入っていける教材‥
いろいろと調べてみましたが、ジャンルとしては「ネット塾」と呼ばれるものが最適と思います。
ネット塾というのは、一般の学習塾がインターネットでできるというものです。
運営元は学習塾を運営しているものが多く、塾と同じ内容の勉強をすることができます。
また一般の塾と大きく違うのが、講師が「アニメ」などで楽しく授業をしてくれるところです。
私はこの「楽しい授業」というのが大切で、これによって障害のある子供に興味を持ってもらえることで、まずは勉強に取り組む第一歩になると思います。
先ほどの私の知人の子供も、この「楽しい授業」が引っ掛かりとなって勉強に取り組めました。
ただひと口にネット塾と言っても、授業スタイルなどもいろいろあります。
学校や塾と同じように、講師が教壇でおこなう授業のネット塾などもあります。
私は障害のある中学生であれば、キャラクターなどが授業をしてくれるものがいいと思います。
そして子供がつまずかないように、なるべく簡単に苦手が蓄積されるところがいいです。
そのようなネット塾というのが、「通信教育すらら」「通信教育デキタス」などになります。
ぜひこのような選び方で、障害のある中学生にベストな勉強方法を与えてあげてください。
まずは本能で「楽しさ」を感じること、私はこれがすべての始まりになると思っています。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/22076