中学生向けのネット塾で、無料体験のできる5か所をまとめています。
いずれも私が実際に体験をやってみたところで、ここなら!と感じたネット塾です。
授業がわかりやすかった、理解しやすかった、という順番に掲載しています。
少しでも高校受験に向けた、ネット塾選びの参考になることができれば幸いです。
また今までいろいろ見てきた中から、中学生ネット塾ランキングも作成しています。
客観的な視点をもってトータルバランスで順にしていますので、ぜひ併せてご覧ください!
中学生向けのネット塾で無料体験のできる5選
ネット塾ならどこでもいいというわけではなく、内容が中学生に合っていることが大切です。
ここでは中学生が対象になっているネット塾で、無料体験のできるところをピックアップしています。
どこもそれぞれ特徴はありますが、ここでは「わかりやすい」ことにポイントを絞っています。
わかりやすさ度No.1
次世代対話型アニメーション授業「すらら」
次世代対話型アニメーション授業「すらら」は、次世代型ネット塾という最新型のシステムで構成された新しいインターネット学習塾です。文部科学省にも認定されていることで、今後の学校教育などにも導入が予定されています。
この「すらら」はサービスが始まってまだ新しいネット塾で、鳴り物入りで登場してきました。
学校などでも実際に生徒に使ってもらいながら熟成された最新システムで、本当に塾の講師に教えてもらっているかのような流れるような勉強をすることができます。
私は「対話型」というのが今一つわかってなかったのですが、無料体験をやってみてよくわかりました。
たぶんこれで名前がついたのだと思いますが、とにかくスラスラ流れるような勉強ができます。
またこの流れ方がうまくできていて、いかにもカリスマ講師の授業を聞いているような感覚で勉強ができます。
ときにはイジるように質問が出たり、やる気を起こさせてくれたりと、ヘタな講師よりずっといいです。
これまでにさまざまなネット塾を体験してきましたが、カリキュラムがひとつに構成されて順番に進んで行くというのは初めてです。これが次世代型と言われている理由なんだと感じました。
どこから始めたらいいのか、勉強の順番が逆になってしまう、ということが全くなくて、勉強したい単元をクリックすると授業からまとめテストまで順番通りに進んで行きます。
次はあれやって、これやって、とを全く考えなくても全部できてしまうのはすごくやりやすいです。
英、国、数の3教科に限られますが、それだけでいいというのであれば「すらら」はイチオシです。
わかりやすさ度No.2
通信教育デキタス
この「通信教育デキタス」は城南コベッツが運営するネット塾部門で、まだ新しいシステムです。
動画授業はキャラクターが行うもので、テンポがよくてわかりやすく説明してくれます。
私は初めの印象では「なんだアニメか」と思っていましたが、実際に授業をやってみると中身はさすが城南コベッツといった内容でした。
城南コベッツも予備校としては昔から評判がいいので、やっぱり実績のある授業はいくらアニメやキャラクターになったとしてもわかりやすいです。授業だけを見ると「すらら」と互角だと感じました。
ただし全体的なわかりやすさという目で見ると、授業は授業、テストはテスト、というふうになっているので意見の分かれるところだと思います。私は船体的なわかりやすさで言えば、「すらら」のほうがスマートかなと感じました。
ただしこの「通信教育デキタス」は5教科が揃っていて、小学生の範囲も勉強できます。さらに教科書の出版社に対応する数がトップクラスで、そういう面から見るとこちらがはるかに勝ります。
ここではトータルバランスとしてわかりやすいかどうかに的を絞っていますので、その意味では2番目になってしまいました。その辺りは基準が違うということで、ご理解いただければと思います。
わかりやすさ度No.3
秀英iD予備校
秀英予備校のインターネット部門が、この秀英iD予備校です。
ここの動画授業は実際に講師が行っているもので、さすがにいちばんよくわかります。さらにこの動画授業は質がいいので学校の授業でも使われていて、これから始まる新学習指導要領にもバッチリ対応しています。
ここの講師はみんな授業がうまくて、難しい理屈をわかりやすいように、数手先まで考えているのだろうといった教え方をしてくれます。私もいちど見始めると、面白くて最後まで見てしまいます。
昔から「秀英予備校の授業はいいよ」と聞いていましたが、見てみると「ああそういうことか」となると思います。確かにこんな授業であれば、子供の成績も上がるのもわかります。
5教科がすべて揃っているので、まんべんなく勉強することができます。とくに理数系に強い予備校なので、理科と数学に関しては「特別授業」まで用意されています。オプションですが、一部の授業の様子を見ることができます。
このように秀英iD予備校の授業はピカイチのわかりやすさなのですが、システム自体が少し古くてヤヤ使いにくいということで3番目にしました。システム自体が最新のものになれば、多分ここがイチオシのネット塾になるはずです。
わかりやすさ度No.4
インターネット学習塾ショウイン
☑ 公式サイト ⇒ 松陰塾
「ショウイン塾」というリアル塾の、インターネット部門がこちらになります。
ネット塾ショウイン、webショウインなどと呼ばれることもあります。
このインターネット学習塾ショウインは動画授業は行っておらず、学習システムだけで勉強していくようになります。ほかと違うところは「チューター」というサポートシステムがあることです。
「チューター」というのは個別指導の講師のようなもので、コースによって決まった回数をスカイプでやりとりするというものです。そのときにまとめて質問したり、教えてもらったりして進めていきます。
私は無料体験しかしたことがないので「チューター」は経験していないのですが、子供の性格などによってはここのように実際に人と関わった進め方のほうがいいかと思います。
とくに家庭学習に慣れていない場合はこういうスタイルが有利で、定期的に引っ張ってもらったほうが効率が上がります。私はチューターは体験していないので、コメントのしようがありません。
ここは始まったのが早かったこともあって、どうしても学習システム自体は少し古さを感じます。いまの学習システムの基礎を築いたようなネット塾なので仕方ありませんが、最新のものと比べると劣ってしまいます。
劣るといっても使いにくいというわけではなくて、自分で操作する範囲が広いと言ったほうが適切ではないかと思います。最新のシステムがほぼ自動で進むのことに対して、どうしても手作業で進める部分は多いです。
その意味ではランク順がこの位置になってしまいますが、入っている内容はさすがリアル塾といったものです。逆にアナログに近いほうが好きということであれば、より使いやすいシステムになります。
わかりやすさ度No.5
インターネット家庭教師ネッティ
「インターネット家庭教師ネッティ」は、家庭教師ノーバスのネット塾部門です。
ここの特長はスカイプを使った対面式で、まさに家庭教師のような授業が行われることです。ただいくら画面越しとはいっても、子供によってはやりにくいかもしれません。
家庭教師だと思って勉強するぞ!というくらいの気合があればこの中ではいちばんわかりやすいものになりますが、どうしても講師による違いもあるので、こういう位置に掲載しています。
この家庭教師というジャンルを同じカテゴリーで考えるのもどうかと思いましたが、少しでもネット塾を考える上で参考になればと思って入れてみました。ですので決してここがわかりにくいということではありませんので、ご理解いただけたらと思います。
ただしここのいいところは、対面でもわかりやすいように「ペンタブレット」を使った授業ということです。これはよく考えてみると、なるほどと思うような便利なものです。
ネットの対面授業でいちばんわかりにくいのは、お互いのニュアンスが伝わりにくい部分です。画面に映し出されたテキストにペンタブレットで書き込むことによって、お互いに見えることでわかりやすくなります。
インターネット家庭教師というジャンルで考えたときには、ここのペンタブレット授業はピカイチです。ほかのインターネット家庭教師はスカイプだけというのもあるので、比べてみると断然優れています。
全体的にどうかといえばこの位置になってしまいますが、インターネット家庭教師ではトップクラスのわかりやすさとお考えください。そういう方面でお考えでしたら、ここはかなりおすすめです。
中学生向けのネット塾で無料体験のできる5選まとめ
いかがでしたでしょうか。
中学生向けのネット塾でおすすめな、無料体験のできる5か所をお伝えしました。
ひとつ理解しておいていただきたいのが、数ある中からピックアップしたものということです。
トータルで秀逸なものとして絞っているので、掲載しているものはどれも内容はバツグンです。
イメージが湧きやすいように、あえて「わかりやすい」というキーワードで順にしています。
少しでも何かがお伝えできていれば、この記事を書いた甲斐があり嬉しいです。
こうして並べてみてわかったことは、やはりシステムが新しいと操作性がイイということです。
あまり頭で考えなくても自然と勉強を進めることができる、と言うほうが適しているかもしれません。
こうして実際にやってみると、どこも似たように見えてまったく違うものです。
ぜひこうしたネット塾をお考えになるのでしたら、子供と一緒に体験してみてください。
またここでは「ライブ授業」を行っているネット塾は、意図的に入れていません。
「わかりやすい」という基準で考えると、システム的にどうしても「分かりにくい」からです。
あとここで取り上げているネット塾は、偏差値的には上位校や難関校まで視野に入れることができます。
超難関と言われるトップ校には「ライブ授業」が適していますので、ここではそのようにお考えください。
なおネット塾の偏差値順ランキングもありますので、ぜひご活用ください。
いずれにしても子供との相性もありますので、やってみて比べるというのがいちばんです。
ネット塾は通わなくて便利なので、長く続けることができるよう最適なところを選んでみてください。
高校受験の合格を目指す子供の姿を、私も遠くながら応援しています!
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