発達障害で登校拒否になってしまう中学生って、思った以上に多いものです。
私もNPO法人がらみで発達障害の中学生とその家庭に関わっていますが、やはり登校拒否になって不登校という家庭もけっこうあります。
でも親としては「自宅にいると勉強が進まない‥」と悩みますよね。
そこで発達障害で登校拒否になる中学生は、いったいどんな心境でいるのか?
また、そんな子供と家庭にすすめたい前向きになれる勉強方法、についてお伝えします。
ぜひ中学生の学習塾選び方の一環としてお考えになってみてください。
発達障害で登校拒否になる中学生の心とは?
まず子供の心情(心)について考えてみます。
発達障害で登校拒否になる、ということはいったいどんな心情なのか?
たぶん親御さんは気がついていらっしゃると思うんですよ。
発達障害の中学生が登校拒否になる理由は、まず「人間関係」ではないですか?
たぶんこの理由がいちばん大きな”原因”になっているはずです。
私はこんなふうに思います。
「発達障害の中学生は、素直すぎて生きずらい」
とにかく発達障害のある中学生は、小さいときから「とても素直」なんです。
私もその素直さに惹かれてNPO法人を考え始めたほどだから。
そしてこの「素直さ」があるおかげで、人のことを考えすぎてしまうんです。
つまり「自分が悪いんだ‥」という気持ちがありすぎて登校拒否になる。
これが発達障害の中学生が登校拒否になってしまう大きな原因のひとつです。
そして登校拒否で自宅にいる本人は、たぶんこんなことを思っているはず。
「とにかく人が怖い」
つまり登校拒否になってしまうほど追い込まれて、対人恐怖症のような状態。
これが登校拒否になった子供の本音ではないかと思います。
しかし「人が怖い」と思っていても「勉強がイヤ」とは思ってないんですね。
勉強がイヤなだけであれば、いくらでも学校に行くことはできるんです。
ということは‥
「子供は自宅にいるけど勉強がしたい」
こんな心境でいる、と思っていれば間違いないはずです。
したがって登校拒否で自宅にいても勉強はさせてやってください。
とくに「人が怖い」と思っている状態なので、そのストレスを勉強のほうに向けてやる。
これが発達障害で登校拒否になった中学生へ、親ができる最大の行動になります。
発達障害で登校拒否になった中学生が「前向き」になるには?
発達障害で登校拒否になった中学生には「前向き」にしてやることが親の役目でもあります。
今は自宅にいても、この先は「前向き」になって社会に出ていく。
そのために親がいましてやれること、これをしっかりと考えないといけません。
そのためには、まず”勉強”に集中できる環境作りが大切です。
勉強のほうへ集中することで、だんだんと気持ちが「前向き」になっていけるんですね。
そして、さらにもう1つ大事なのが‥
「外界との接点を作りながら勉強に取り組ませること」
これがとても重要なんです。
では、外界との接点とはどんなことか?
子供の心境には「対人恐怖」があるので、いくら勉強だからといっても塾に通ったりはできません。
人と直接接する、というのはムリなんですね。
ではどうやって外界との接点を持てばいいのか?
これは直接的に人と関わらない勉強方法、つまり”間接的”に関われる方法が必要。
自宅で勉強をしながら、外界からのサポートを受けるような勉強方法です。
したがって誰かが自宅に来るということでもなく、家庭教師などではないんですね。
発達障害で登校拒否になった中学生には、こんな勉強方法がおすすめです。
「外界との接点を保つため、サポート性の高い通信教育」
これが私はベストな勉強方法だと信じています。
自宅に誰も来ないし、さらに外界との接触ができる勉強方法なんですね。
子供は心の中で「人が怖い」と思っているので、直接的に人と合わない方がいい。
しかし少しずつ心を開いていってほしい。
いずれは心を開くことができて、元気だったころの姿に戻って社会に出ていってほしい。
そのためには外界からの「爽やかな空気」が必要というわけです。
あまりにキレイな表現なのでピンと来ないかもしれません。
外界の「人」と接することで、少しずつ心を開けるようになっていくはずです。
それほど外界との接点というのは、自立へ向けてとても重要なことなんです。
ぜひこのことを理解していただければ、と思います。
発達障害で登校拒否になった中学生へおすすめの勉強方法
おすすめの勉強方法についてお伝えしましたが、では具体的に何がいいのか?です。
まだハッキリと、どんな勉強方法がいいのか見えてきませんよね。
そこで、少し具体的にイメージが見えるよう勉強方法をお伝えします。
私が発達障害で登校拒否になった中学生に、いちばんすすめたい勉強方法がこちら。
私の体験レビュー
これは「通信教育すらら」というもので、発達障害支援の専門家が監修して作られた教材です。いわゆるネット塾と呼ばれるもので、発達障害の特性を考えて勉強しやすく作られています。
じつは文部科学省の施策に「不登校児への支援」というのがあるんです。
その支援施策を利用すると、不登校でも自宅学習をすることによって学校を出席扱いにできるんですね。
参考:文部科学省「不登校支援」より
しかし自宅学習には”文部科学省の施策をクリアした通信教育”が必要。
この通信教育すららは、そんな施策基準をクリアしている教材というわけです。
「すららコーチ」というサポート体制もしっかりしていて、実際の塾講師に相談できるようになっています。このすららコーチはいわゆる担任のような損z内で、しっかりと外界の空気を感じさせてくれるんですね。
少しずつ外界への興味を持つために、間違いなく元気づけてくれる存在になるはずです。
もう1つの、おすすめな勉強方法はこちら。
私のレビュー
これは家庭教師ノーバスというところで、全国でもトップクラスに入るほど発達障害を理解してくれます。しかし家庭教師といっても自宅に講師がやってくるのではなく「オンライン」のほうを使うんです。
自宅でオンライン家庭教師であれば、外界と間接的につながりながら勉強ができる。
これも子供が少しずつ前向きなれる良い方法なんですね。
それに家庭教師といえば「発達障害の子供を受け付けてくれない」というところがほとんどですが、この家庭教師ノーバスはまったくそんなことありません。
かえって「来てくれてありがとう!」とお礼が返ってくるほどの家庭教師。
こんな素晴らしい考え方の家庭教師も珍しいですよ。
私のレビュー記事の中ほどに、このノーバスのオンライン版「ネッティ」があります。
ぜひそのオンライン家庭教師を利用してみてください。
私が発達障害で登校拒否になった中学生にすすめたい勉強方法はこの2つ。
いずれも間接的に「人」と関わることができるので、少しずつもとの元気な姿を取り戻してくれるはずです。
ぜひ参考にされてみてください。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/22076