中学生にもっともおすすめな「映像授業」はどれか?
これまでに10社以上の通信教育を体験してきて、ここらへんで集大成として「質の高い映像授業」の順に一度まとめておこうと思います。
現在の最新システムで運営されている通信教育を、実際に体験してみて「これなら!」と思った良塾を3選としてピックアップしていきます。
ネット塾は一見すると同じように見えても、じつは結構違うものです。
中学生の学習塾選び方の一貫としてお考えになってみてください。
体験してわかった中学生におすすめの映像授業ランキング
今までに10社以上の通信教育を体験してきて、その中でもとくに映像授業が優れ「良塾」と呼ぶにふさわしい教材3つをピックアップしていきます。
通信教育の教材というのは全てに映像授業があるわけではありませんので、その点については選ぶ際に注意してください。
中学生にもっともおすすめな中学生の学習塾選び方として「映像授業のある教材」のみをお伝えします。
ランキング①通信教育すらら
すららの映像授業
公式サイト
この教材の映像授業は格別に優れており、1つの単元でも「その場面」がよく理解できるような工夫のある授業になっています。
授業といえば一般的に「聞く」というスタイルですが、この授業では「参加する」ことによってより理解を深めることができます。
授業が始まると初めから最後まで一度に説明があるのではなく、少しだけ説明をして確認問題が出されるといった進み方がずっと繰り返されます。
- ちょっとの説明なので「その場面」は当然のように答えることができる。
- それが繰り返されることによって、最終的に「すべての場面」が理解できている。
こんな参加型の授業になっているため、やる気さえあれば確実に身につきます。
お手本のような授業なので、あとは子供のモチベーションの問題です。
たぶんこの映像授業で理解できなければ、どんな教材でもムリだと思います。
それも小学校から中学校まで全ての単元があるので、成績が上がって当然の授業です。
かなり理解しやすい授業なので、間違いなくイチオシの教材です。
私の体験レビュー
ランキング②進研ゼミ中学講座
進研ゼミ中学講座の映像授業
公式サイト
この進研ゼミには2つのスタイルがあり、紙教材ではなくタブレット教材を選ぶことで映像による”視覚”での勉強が可能になります。
通信教育と言えば問題と答えだけというものが多い中で、進研ゼミはとても詳しく丁寧に説明されていて、さらに手厚いコーチング(赤ペンコーチ)があることでかなりおすすめの教材です。
とくに理科と社会については文章を読んでも理解し切れない単元も、進研ゼミでは多くのイラストや動画で実験の様子などが詳しく掲載されているところが大きなメリット。
もし5教科をまんべんなく勉強させたい、という事であれば間違いなくおすすめといえる通信教育です。
さらに教育大手のベネッセが運営していることもあって、安心安全な勉強方法になります。
私の体験レビュー
ランキング③スタディサプリ中学生講座
スタディサプリの映像授業
公式サイト
この教材は先ほどまでとは違って、本物の講師が映像授業に登場している教材です。
アニメーション授業と違うところは黒板に「動き」がない部分ですが、
それでも「神授業」で定評のある講師の説明はとんでもなくわかりやすいです。
私もこの教材の授業を始めて見たときは、
あまりに緻密に考えられた進み方で面白いのでずっと見入ってしまうほどでした。
「とにかく授業がおもしろい!」
といったように、本当の授業の面白さを感じるチャンスかと思います。
私の体験レビュー
映像授業のメリット
映像授業についてあまり詳しくない方のために、少しばかり触れておこうと思います。
これは通信教育特有の機能で、つぎのようなメリットがあります。
- 小学生~中学生で習う「全ての単元」を授業で見ることができる。
- とくにアニメーション授業では、平面で理解しにくい図形などを「動き」があることによって感覚ですんなりと理解できる。
- あらかじめ「完成」した授業なので、学校の先生によくある説明のバラツキがなくウマい。
- 一時停止ができるので「ノートの取り遅れ」「聞き逃し」がなく、子供のペースで確実に理解ができる。
- 過去の授業を見るというのは学習塾ではムリで、学校外学習では通信教育のみが可能な勉強スタイル。
このようなメリットがあることから、私も通信教育に魅力を感じました。
とにかく学習塾のように「通う」ことがないので時間帯効果が高く、さらに映像授業があることによって中学生のつまずきの原因「基礎の理解不足」が解消できます。
さらに文部科学省のデータに、このような数値がまとめられています。
参考:文部科学省HP「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告について」より抜粋
これは平成19年の中学生の学習塾選び方データになりますが、現時点ではこれが最新のものになります。
この表は中学生が習っている学校外学習をまとめたものになりますが、
これを見ると「学習塾」が下がってきており「通信添削」が上昇していることがわかります。
つまり「通信教育」の効果的な勉強方法が認知され広まってきている、と考えることができます。
今この記事を書いているのが平成30年なので、さらに顕著になっていると思います。
またデータが新しくなれば、この記事でもお伝えしようと思います。
これは私の勝手な推測ですが、やはり、映像授業といった「特有の機能」が勉強の本質を捉えているのでは?と感じます。
しかし実際に映像授業を体験してみると、
中学生にいちばん重要になる「基礎力」を確実に身につける最良の勉強方法
ということがつくずくわかります。
中学生におすすめの映像授業付きの通信教育まとめ
ここでは3選+番外1つをお伝えしてきましたが、通信教材の中でも映像授業の出来としては最高クラスのものばかりです。
ここでお伝えした教材で成績が上がらなければ、いくらほかの教材を選んでみたところで同じのはずです。
そして私がとくに焦点を当てた部分が
「確実に理解のできる授業か?」
ということです。
私も2人の子供で中学生の学習塾選び方を経験してきましたが、本当に「身につける」ということを実践するためには「質の高い授業」ありきなんですね。
わかりやすい授業を見ることは、かなり結果に大きな差が出るはずです。
いくら参考書を与えてみても、たぶんほとんど成績に反映されないのでは?と思います。
成績が上がらないのは子供のせい?
と思っていましたが、そうでもありません。
優れた教材を与えれば確実に成績アップするので、かえって親の責任なんです。
そんな経験をしてきて最も重要だと思ったのが「基礎力」。
まずは基礎をしっかりと身につけていないと、問題集も解くことが出来ないんです。
いくら問題集を与えても成績が上がらないという場合は、このように順序が逆になっているためです。
まずは基礎を身につけるために「学校の授業をしっかりと聞く」これが一番です。
それでも不足な部分がどうしてもあるので、
こういった「映像授業」で補うことが大事というわけです。
学習塾に通うという行為も「学校の不足分を補っている」ということなんですね。
参考書も基礎力をつけるための教材ですが、質の高い映像授業で勉強をさせたほうが間違いなく効率がいいですよ。
ぜひ少しでも受験合格へ近づけるためにも、子供に基礎力を養わせてください。
中学生の学習塾選び方には学習塾もいいですが、
私の経験からすると「通信教材の映像授業」がおすすめです。
また元塾講師のピックアップによる中学生の通信教育ランキングも参考になると思うのでおすすめ。根拠に基づいたデジタル教材(タブレット学習)や紙教材をはじめ英会話、プログラミング、発達障害向けといった通信教育全般をランキング形式でチェックできます。