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発達障害の特徴から中学生の勉強方法を考えた!すると共通点が‥

発達障害それぞれの特徴から、いちばんいい勉強方法とは何か?を考えてみました。

私もNPOで関わっていることから、障害のある子供への勉強方法というのは自分自身にとっても大きな課題になっているんです。

 

そうしたら‥

想像以上に特徴に共通点が見つかって、そこが勉強方法を考える上での大きなポイントのような気がしました。

そしてその「ポイント」から、おのずと勉強方法が見えてきたんですね。

発達障害の特徴から分かった勉強方法について、家庭にとって少しでも参考になれば報われます。

 

発達障害それぞれの特徴について

発達障害それぞれの特徴について

まず発達障害にも種類がありますので、それぞれの特徴について見ていきます。

もうそんなことは知ってるよ~‥という家庭も多いと思いますが、もういちど子供の持つ特徴について振り返ってみてください。

私の言葉では説得力がないので、文部科学省の力を借ります。

 

発達障害それぞれの定義と具体的な特徴については次のようになっています。

参考:文部科学省HP「主な発達障害の定義について」

 

自閉症の定義

自閉症とは3歳位までに現れ、

①他人との社会的関係の形成の困難さ
②言葉の発達の遅れ
③興味や関心が狭く特定のものにこだわること

を特徴とする行動の障害であり、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

<具体的な特徴>

人と接することが苦手という場合が多く、うまく交友関係を作ることができない。

  • 人を怖く感じて目を合わすことができない。
  • 相手の気持ちを考えたり理解することが苦手。
  • そのときの雰囲気を悟るのが苦手で、周りから関心がないように見えてしまう。

私はNPOに関わる前から‥

この挙動があることで「あ~、発達障害の子供かな~‥?」と感じることができました。

私の場合は、この挙動が「素直でかわいい!」なんて思っていたんですけど。

 

そもそも私をNPOに引き込んだこの特徴ですが、子供本人はそうしたいわけじゃないんですね。

あくまでも障害が引き起こしている挙動なわけで、結果的にそんな目で見られたり、本人も友達をうまく作ることができなかったりでかわいそうなんです。

まあ私の想いは良しとして、自閉症の子供にはまずこの特徴が大きくあるということです。

 

コミュニケーション能力に欠ける傾向がある。

  • 頭で考えてから言葉にするまでの時間が長く、話すのも遅くなりがち。
  • ストレートな表現や言葉じゃないと、理解するのが難しい。
  • 人に呼ばれても反応せず、自分だけ一方的に話してしまうことがある。

私は障害があることを意識しているため、逆にこっちがいかに理解してあげられるか?

と考えながら子供たちと話すようにしています。

しかし障害のことに詳しくない方にとっては、残念ながら勘違いをされることがあるみたいです。

 

そこで子供にとってせめてもの防衛策となるのは何か?

について考えてみましたが‥

「話すスピードがゆっくりでも言葉が出にくくても、正しい言葉をしっかりと話すこと」

つまり、ゆっくりでもいいので正論(根拠)が大事じゃないかと思うのです。

このことが子供にとって、いちばんの救いになるんじゃないかと思います。

 

同じ動作をしたり、毎日決まった行動をとることがある。

  • 予定したことは出来ても、予定外の動きには対応できない。
  • 自分が興味を持ったことはトコトン突き詰める。
  • 「知らない」ことについては抵抗して受け入れる動きをしない。

私も感じたのが、とにかく自分が興味を持ったことだけをする。それも飽きることなく。

これは一見するとマイナスに見えますが、私はなかなかできない長所だと思っています。

こういう特徴を勉強に活かすことができれば、かなり有効な方法になってくるはずです。

 

高機能自閉症の定義

高機能自閉症とは3歳位までに現れ、

①他人との社会的関係の形成の困難さ
②言葉の発達の遅れ
③興味や関心が狭く特定のものにこだわること

を特徴とする行動の障害である自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいう。また中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

高機能自閉症っていうのは、よく先ほどの自閉症とごっちゃになっていることが多いようです。

たしかに自閉症とほとんど同じですが、違っているのは知的発達の遅れを伴わないことです。

ただそのために、余計に関わるのが難しくなってくるという実態もあります。

 

この場合、知的には問題がないので周りからもっと勘違いされやすくなります。

一見すると障害がないように見えるので、周りは「???」になってしまうんですね。

そして私も考えてみた結果‥

やっぱり「言葉」をしっかりと勉強することが大切かな、とつくずく思います。

知的な遅れがないので、英会話の勉強をするというのもいいかもしれません。

日本語でも英語でも「勉強したからきちんと話せる」というのは大きいと私は思います。

 

※アスペルガー症候群とは‥

知的発達の遅れを伴わず、かつ自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないものである。なお高機能自閉症やアスペルガー症候群は、広汎性発達障害 (ASD自閉スペクトラム症、自閉症スペクトラム障害)に分類されるものである。

<具体的な特徴>

  • 人と視線を合わせることが嫌で、自分の考えや相手の気持ちを理解するのが難しい。
  • 単語だけを並べて話そうとしたり、会話のキャッチボールができず集団行動が苦手
  • 生活のあらゆる場面で、自分のこだわりや興味のあることだけに没頭する。

そんなに特徴の強い障害ではなく、勉強も普通にとり組めることが多いように感じます。

実際に勉強をがんばって進学校に合格する子供もいたり、大学に進学することもよくあります。

アスペルガーは「症候群」なので、まだ症状が軽めということもあるかと思います。

自分自身の気の持ちようによっては勉強に取り組めるので、私もそこまで障害ということを気にしないようにしています。

 

学習障害(LD)の定義

学習障害とは基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、

聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力

のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害はその原因として中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではない。

<具体的な特徴>

  • 科目によって得意と苦手が極端なほどハッキリ別れている。
  • 文章を読んだり書いたりするのが苦手で、かなり時間がかかったり途中でやめてしまう。
  • 注意されたりすると落ち込みやすく、すぐに自信を失ってしまうことがある。

よく勘違いされるのですが、この学習障害(LD)と知的障害は別のものです。

学習障害だからといっても知能に問題があるのではなくて、聞く・話す・読む・書く・計算などの特定のものへの理解力が極端に欠けるといった症状があります。

 

なので計算が人よりできるのに漢字を覚えるのが苦手、というようなことが起こります。

周りからは「努力が足りない」と見られがちになるため、本人は苦しい思いをすることがあります。

 

ガンバレ!という言葉を何気にかけてしまうことが多いのですが、これは本人が辛くなる一方なのでまずは障害を理解することが大切です。

いちばんいけないのは「本当に障害なの?」という言葉です。

  • 「読むこと」に困難があるのは『読字障害(ディスレクシア)』
  • 「書くこと」に困難があるのは『書字表出障害(ディスグラフィア)』
  • 「計算など」に困難があるのは『算数障害(ディスカリキュリア)』

といったように、きちんとした障害名がついているほどです。

この障害を軽く考えることなく、苦手な分野はじっくりと焦らず勉強していくことが大切です。

 

注意欠陥/多動性障害(ADHD)の定義

ADHDとは年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。また7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

<具体的な特徴>

  • 注意欠陥は、うっかりミスや忘れ物が多かったり、周りの状況に流されてよく気が散る。
  • 多動性は、常に何かをしていないと落ち着かず、いつもしゃべっていたり体が動いている。

こうして特徴を見てみると、これって誰でもあるんじゃないの?と思ってしまいますが‥

確かに誰でもあることなんですが、ADHDの場合は周りに支障をきたすほどの症状があります。

 

普段の生活でもこういった症状が目立ちますが、さらには学校や社会的な場所などでも周りに迷惑をかけてしまうほどです。

一般の人からは、たぶん想像がつかない状態だと思います。

しかしこの症状は、中枢神経が引き起こしている障害ということを理解しないといけません。

 

勉強することも困難で、難しい障害のひとつだと私は思います。

まずは落ち着くためにどうすればいいか?を考えることが大切になってきます。

 

それぞれの発達障害の特徴をまとめると‥

いざ、発達障害の特徴をまとめようとしたら‥

一昔前だったら、これってほとんど「個性」だったよな?

ということを思ったんです。

 

私もまだそこまで高齢ではない40代ですが、子供のころを思い出してみると発達障害の特徴が当てはまる仲のいい友達がたくさんいたんですよね。

「この子はこんな感じの人柄」「あの子はうっかりミスが多くて憎めない」など‥

みなさんはそんな記憶がありませんか?

 

だって物忘れが多かったところで、みんなは「またかよ~!仕方ないな~」で終わり。

こんな友達を発達障害だ、なんて思いませんでしたよね?

 

私は発達障害などは、どうしても「個性」としか思えないんです。

だって「みんな違ってみんないい」とか、「世界にひとつだけの花」なんていう歌があったり‥

これらが伝えているのは、個性があるのが普通なんだよ!じゃないでしょうか。

 

そりゃそうですよ、同じ人間なんてのがもし存在したら奇跡なんですから。

私はキレイごとを言うつもりはありません、でも個性があって当たり前なんです。

もしかしたら「障害」っていう言葉は、究極の差別用語なのかもしれませんね‥。

 

こんなことを言うと語弊があるかもしれませんが、あくまでも私個人の意見です。

発達障害の特徴をまとめようと思ったのですが、なんかそんなことはどうでもよくなりました。

 

それよりも、小さくなる必要は全くないので、一度の人生を堂々と生きていきましょう。

そしてもし差別の目で見る人がいたら、勉強をがんばって見返してやりましょう。

これが私から発達障害と言われている子供に伝えたい言葉です。

 

それぞれの発達障害の特徴から共通するポイントは‥?

それぞれの発達障害の特徴から共通するポイントは‥?

発達障害の子供が見返すためには、まず勉強することが必要です。

障害があるから勉強ができない?

 

これを言い換えると‥

個性があるから勉強ができない?

 

これってむちゃくちゃ変な文章だと思いませんか?

こうやって言い換えてみると、まったくもって意味不明な文章になりますよね。

でもそんなふうに言う人っていませんか?

・・・・・

・・・

だったら見返してあげましょうよ。

個性がある、普通に勉強もできる、だから何?って。

もしその個性があるために勉強がしにくいのであれば、私がポイントを探ってみます。

 

初めにお伝えした特徴から、どんなポイントが見えてくるでしょうか?

私は全ての障害に共通している、2つのポイントがあると思います。

 

それは‥

1⃣周りに馴染むことが苦手で、とくに集団に溶け込むことが困難。

2⃣ひとりが好きで、興味のあるものには一点集中する。

 

どの障害を見ても、この2つの特徴が見られると思いませんか?

実際に私がNPOで子供たちを目の当たりにしても、この2点はじつにハッキリと感じます。

そこで、この2つのポイントから最適な勉強方法を考えてみたいと思います。

 

発達障害の共通する特徴から勉強方法を考えてみる

発達障害の共通する特徴から勉強方法を考えてみる

まず勉強方法にはどんなものがあるか?

学習塾、家庭学習、通信教育‥などいろいろな勉強方法がありますが、私は「子供がやりたい!」と思えることがいちばんだと思っています。

だって発達障害の特徴って、興味があるものにはトコトン集中するのですから。

 

でも親が漠然とどうしたい?なんて言ってみても、子供はチンプンカンプンです。

まずはだいたいの目星をつけておくことが必要です。

だったら世の中で起こっている問題をまず考えてみましょう。

田中家

もし学習塾に行かせようと思ったら、どんな問題が起きると思いますか?

私の耳に入ってくるのは、まず障害があると受け入れてもらえない‥ということです。

このことを詳しく調べてみたら、国も支援策は打ち出しているようなんです。

しかし現実ではまだまだそんな学習塾は少なくて、いつのことになるやらといった感じです。

 

それから、通うことができるかどうか?についてです。

障害の度合いにもよりますが、子供が通うことができるか?親が送迎してやれるか?

こういったことが現実問題として起きるはずです。

 

軽度な障害なら可能だと思いますが、障害と診断されたのなら難しいはずです。

この問題をどうやってクリアするかも、ひとつの大きなポイントになってきます。

 

どんなスタイルの学習塾を選ぶか?

ひとくちに学習塾といっても、選ぶスタイルによって子供の個性との相性が違ってきます。

集団、個別(1対1~1対6まで)などスタイルがありますので、選ぶときには「対人」を考えておく必要があります。

それもとくに人数の多さから考えることで、子供の個性に合わせることができます。

 

ただし最少人数の1対1のスタイルを選んでも、講師とは必ず対面するということです。

そこも当たり前のように考えがちですが、もっと深く追求しておくことが大切です。

発達障害の特徴では、こういう公の場で「人と馴染む」ことが苦手というポイントがあります。

 

あとは子供が興味を持てるかどうか?になってきます。

発達障害の特徴では、この「興味」というのがポイントにもなっています。

いくらあれこれ考えて学習塾を見つけたとしても、興味を示さなければそれまでです。

 

興味を持てることとは、いったい何か?

ということをしっかりと考えて選ぶようにしてください。

 

もし学習塾に通うのが無理そうであれば、もう一つの手段を考えてみてください。

その手段についてお伝えしていきます。

 

発達障害の中学生にいちばんいい勉強方法とは‥?

発達障害の中学生にいちばんいい勉強方法とは‥?

学習塾に通うことが無理だったり、子供が興味を示さないのであれば、

自宅でできる通信教育を考えてみるのも有効な手段になってきます。

 

通信教育といっても昔のように「紙」だけではなく、今はネット塾があります。

私もいろいろ試してみましたが、紙とは比べ物にならないくらい膨大な量の勉強ができます。

中には発達障害の子供をしっかりと考えているネット塾もあるほどです。

 

ネット塾は自宅でできるので「通う」ことに関しての問題はなくなります。

そして人と関わることもないので「対人」についても考えなくていいです。

あとは「興味」を示すかどうかですが、興味を示すように工夫はしてありますが、これは試してみるしかありません。

 

発達障害の特徴から勉強方法を考えると、もしかしたらネット塾がいちばんいいかもしれません。

私がいろいろ調べてみていいと思ったネット塾は、

発達障害 特徴 勉強方法

発達障害などの子供のことを真剣に考えて作られている通信教育すららです。

とにかく子供が興味を示すことが先決なので、くれぐれもそこを大事にして考えてみてください。

 

田中家

ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

矢印

https://gakusyujyuku.com/archives/22076