高校受験に親はどう対処すればいいのか?
なにか手伝えることがあるのだろうか?
子供が中学生になるとあっという間に時間が過ぎるもので、親のほうは「いったい何をすれば子供のためになるんだろう‥」なんて考えながら過ぎていくものです。
高校受験合格に向けて親は何をすべきなのか?中学生の学習塾選び方は?などについて、2人の子供の入試経験からポイントになる部分をお伝えします。
この記事の概要
高校受験中の親は仕事から帰ってからも残業
子供が高校受験のときは、親は残業のつもりでいてください。
高校受験を控えている子供は夜遅くまで勉強をがんばっているので、親のほうも仕事が終わったからといってダラーッとしているのはよくない光景です。
とくに子供も受験勉強でストレスを抱えている時期なので、親のほうも子供のストレスを軽減させるために残業のつもりで帰宅するのが好ましいです。
子供のストレス軽減のためには、親はちょっとした工夫が必要。
とくに差し入れには”脳に糖分を与えて活発に働く”ために、糖分のある甘いものなどがおすすめ。
それも勉強の邪魔をしない程度に、手が汚れたりしないものを与えると子供も喜びます。
一般的にはケーキなどが思い浮かびますが、子供にとってはなかなか面倒な差し入れになります。
手や口の周りが汚れるので、意識が散漫になってしまうんですね。
そのへんにも注意しながら、親のほうは仕事が終わってからも残業のつもりで一緒に高校受験に取り組むつもりでいることを心掛けるとOKです。
中学生の学習塾選び方がうまくいけば、つぎは家庭環境を気にするといいですね。
高校受験に親の職業は響いたりする?
高校受験で気になるのが、2次試験の面接などで親の職業を聞かれること。
もしかすると高校受験に響くのかな?なんて思う人もありますが、2次試験などで親の職業を聞かれることはまずありません。
まあその前に、親の職業に良いも悪いもないですけどね。
それよりも夜勤などのある職業の場合は、子供が寝ているときに帰宅することもあります。
その場合は子供にゆっくりと休んでもらえるよう、いつもより気を遣ってあげることが大切です。
仕事が終わったからといって大きな声で話したりするのは、受験勉強で疲れ切っている子供にとっては迷惑な話。
もし親の職業に夜勤があれば、とくに朝の帰宅には注意してください。
私も夜勤のある職業ですが、どうしても自宅に帰ったら普通の声で話してしまいがち。
とくに朝方は声が響きやすく睡眠を妨げることになりますので、しっかりと注意しておくことが重要です。
高校受験で親が”うざい”と思われないために
高校受験で親がうざいと思われる場面というのは、あれこれと気を揉み過ぎるとき。
親としては気を遣っているつもりでも、子供にとってはうざいと感じることがけっこうあるものです。
とくに子供が自分のペースで受験勉強をしているときに、親が勉強について口出しをしてしまう場合。
子供なりに計画を立てて受験勉強をしているところに親が口出しをすると、なかなかの高確率でうざいと思われてしまいます。
親のほうも高校受験が心配なのはわかりますが、子供に任せるところは任せておきましょう。
中学生の学習塾選び方と同じほど重要な部分です。
さらに親がうざいと思われてしまう場面は、両親が夫婦喧嘩をするとき。
これはいちばんやってはいけないことなので、しっかりと意識しておかなければいけません。
夫婦喧嘩をしているときの子供の心境は、かなり不安になっていることが多いものです。
このままでは離婚してしまうんじゃないか‥などとよけいな頭を使わせることになるので、くれぐれも夫婦喧嘩をして子供にうざいと思われないようにしてください。
あまりにひどい夫婦げんかになると、うざいどころか勉強が手につかなくなるので十分に注意が必要です。
高校受験に親と喧嘩はモチベーションの低下
高校受験が近づくにつれて、親も子供もイライラとしてしまいがち。
挙句の果てには喧嘩になってしまい、高校受験に向けた大切な時間がムダになってしまうことも。
高校受験で親と子供が喧嘩になる場面というのは、だいたい勉強が上手く進んでいないとき。
子供のほうも勉強が進まず藁をもつかむ思いで必死になって、親のほうも勉強が進まないことから精神的に落ち着かなくなってきます。
しかしこれでは結果的にモチベーションの低下になるだけで、何も建設的な話にはならないので注意が必要。
喧嘩して問題が解決すればいいですが、ほとんどの場合は感情に支配されて終わり。
もし子供と親が喧嘩をするのであれば、しっかりと根拠を持って建設的な話になるよう心掛けることがポイントです。
高校受験で親にいちばん負担になるのがストレス
高校受験で親が抱え込むのがストレスです。
このストレスは高校受験へ合格できるのか?という、どうしようもない不安から来るもの。
つまり未来を不安がっているというわけです。
このように考えてみませんか?
「もしも高校受験がうまくいかなくても、人生が終わるわけではない!」
そうなんです、親のほうがストレスを抱えて不安がっているよりも、子供が元気に高校受験を迎えてくれる方が間違いなくいいんです。
そして親がストレスを抱えこんで不安がっていると、子供にもその不安さが移ってしまうということもあります。
すると勉強が手につかなくなって、高校受験にも自信が持てなくなってくるんですね。
中学生の学習塾選び方を失敗した‥というときも注意です。
したがって親のストレスはいいことありませんので、もし抱え込んでも子供の前では見せないことが大事!
ストレスに思うくらいなら、今の瞬間を精一杯できることをやったほうが間違いなくおすすめです。
高校受験で親がすべきこと
中学生になると、高校受験までは本当にあっという間です。
「中学の3年間は早かった!」
という声をよく耳にしますが、私も2人の子供を育ててみて本当にそう思います。
そこで高校受験に向けて親がすべきことはなに?と考えたとき、いちばん大事なのは「一緒に頑張る」という姿勢。
子供と一緒に高校受験を乗り切るぞ!
という気持ちを持ってやるのが、子供にとって何よりも心強いものになるはずです。
とくに子供から高校受験について相談があった場合は、精一杯の力で答えを出してやること。
勉強でも高校についてでもいいし、また将来の進路や就職についてでもいいです。
なんでもいいので子供からのSOSを見逃さないように、親としてしっかりと意見を述べてやることがとても大切です。
そして子供と一緒に高校受験をするんだ!という気持ちがあれば、自然とその気持ちが子供にも伝わるものです。
すると子供のほうも「1人じゃない」という気持ちが持てることで、より勉強にも身が入るようになります。
高校受験で親がすべきことは、まず一緒になって取り組む姿勢。
これは思った以上に重要なポイントになるので、くれぐれも慎重な中学生の学習塾選び方と同じくらい実践してもらいたいところです。
高校受験で親ができること
高校受験に向けて親ができることは、じつは想像以上に多いものです。
たとえば夜遅くまで勉強しているときの、気の利いたおやつにしてもそうです。
また学習塾の送迎に来るまで迎えに行ってやる、というのも時間を有効に使えるという意味でも大いに結構。
いくらでも親ができることはありますので、いちどじっくりと考えてみてください。
とくにその中でも大事なのが、栄養バランスのとれた食事。
なるべく即席物は使わないようにして、しっかりと栄養のとれる食事を用意してやること。
高校受験の勉強というのは、頭よりもベストな体調があってこその勉強。
まずは元気な体であることが、効率よく合格へ近づける第一歩と考えておかなければいけません。
もし親ができることがわからない‥ということであれば、まず食事に目を向けてみるといいかもしれません。
高校受験に向けて親はどうすればいいか?
高校受験に向けて、親がやるべきなのは「子供を安心させる」ということ。
つまりどんな場面に陥っても、親のほうがしっかりと落ち着いて行動してやれるか?が重要なポイントです。
あと親のほうが合格したつもり、になって毎日を過ごすというのもおすすめ。
高校受験に合格したつもりになっていると、本当にそっちの方向へ進んでいくものです。
迷信かなにかのように聞こえますが、このモチベーションはとても大切。
まずは親のほうが高校受験に合格できるんだ!という気持ちをもってください。
高校受験と親というのは、直接的には関係がないように思われます。
しかし毎日の暮らしを考えてみると、じつは親のほうが子供を合格へ導いているんだ!ということを忘れないで欲しいです。
高校受験と親、なかなか深い関わりがありますよ。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/18798