平成32年から新しく始まる予定の中学校の学習指導要領では、めっちゃ英語が強化されます。
とくにポイントになるのが英会話で、新しい学習指導要領にズバッ!と書いてあるんです。
そんな新しい学習指導要領が始まると‥
いったい英語の授業がどれくらい変わるのか‥?
これについて詳しく調べてみましたが、
今から心構えをして、何かと準備しておいた方が良さそうですよ。
そんな新しい学習指導要領の、詳しい内容と対応について考えていこうと思います。
新しい学習指導要領はいつから始まる?
まず新しい学習指導要領の実施についてですが‥
小学校は2020年(平成32年度)、中学校は2021年(平成33年度)の予定になっています。
高校はそのあとで、2022年以降の実施になる予定らしいです。
文部科学省のテキストによると‥
参考:文部科学省HP「学習指導要領 改訂のスケジュール」より
約10年ぶりに全面改訂されるようで、けっこうガラッと変わると言われていますが‥
その中でも目立って話題になっているのが「アクティブラーニング」というものです。
アクティブラーニングっていったい何??
という人もあるかと思いますので、少し触れてみようと思います。
アクティブラーニングとは?
まず文部科学省HPからアクティブラーニングを引用してみると‥
【アクティブ・ラーニング】
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。
発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。
参考:文部科学省HP「用語集」より
文部科学省らしく少し表現が難しいですが、
要するに、これまでのように学校の先生が一方的に指導するのではなく、これからは‥
「生徒が協力し合って、自分で考えて答えを見つけていきましょう!」
という授業スタイルになっていくということです。
私も専門家ではないので的確な表現になっているかわかりませんが、アクティブラーニングを勉強してみたらそんなイメージだと思いました。大まかに言えばこれで合っているはずです。
新しい学習指導要領では英語がどれくらい強化されるのか?
このようにアクティブラーニングに目が行きがちになっていますが‥
私は新しい学習指導要領でもっと注目するべきなのは「5教科の変更点」だと思います。
5教科とも大きく変わっているのですが‥
その中でもとくに英語の内容っていうのが、ほかの教科に比べるとめっちゃ気になることが書いてあるんです。
参考:文部科学省HP「新学習指導要領 改訂のポイント」より
外国語という表現になっていますが、これは英語を指しています。
この文部科学省の改訂のポイントを見てみると、5教科ともに大きく変更はされているんです。
しかしですね‥、その中でもとくにいろいろ書いてあるのが「英語」!
大きなポイントとも言えるのが、中学校レベルの英語教育が小学校に引き下げられる!
ということは、中学校ではさらに上のレベルの英語授業になるというわけです。
具体的にどんな内容になるかというと‥
これは新旧の学習指導要領を比較した文部科学省の資料ですので、ご覧になってみてください。
とくに赤枠で囲んだところが注目すべき部分で‥
簡単に言えば、これからは英会話を強化していきますよ!ということを言っているんです。
これまでの英語教育は、中学校では基礎的な内容について習っていました。
しかしこの新しい学習指導要領では、その基礎が小学校に引き下げられることになります。
そのため中学校では、英語の中でもとくに「会話」が強化されることになります。
なんで英会話?と思いますが‥
自分の考えを英語で発表することができる、という目標になっているためです。
これまで「英会話までは‥」と考えていたのを、まず英会話ありきに変えた方がいいですよ。
いきなりはムリでも、少しずつでも英会話に慣れておいた方が間違いなく良さそうです。
私も新しい学習指導要領を見て、これはいよいよ英会話が必須な時代になってきたなと思います。
でも英会話を習うとなると、スクールに通うのが手っ取り早いです。
でももっと手っ取り早いのがオンライン英会話なんですね。
新しい学習指導要領を見て作りましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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