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発達障害(グレーゾーン)の中学生にすすめたい勉強方法とは?

発達障害グレーゾーン中学生には、いったいどんな勉強方法がいいのか?

そんな悩みを持っている家庭に、私がおすすめの方法をお伝えしていきます。

  • あたなたいったい発達障害のことをどれだけわかってるの?
  • グレーゾーンの子供が通える学習塾さえ、なかなか見つからないんだよ?

と思われるかもしれません。

 

確かに私は発達障害の専門家ではありませんし、そんな子供を育て上げたこともないです。

しかしそんな私がなんでこのような記事を書いているかというと、

障害を持つ子供にはじめて接したときの、「キラキラとした瞳」がとても印象的だったからです。

 

そのときに思ったのが、

「こんな真っすぐな子供たちが、なんで社会の一員になり切れないのか?」

という社会に対するジレンマでした。

 

そんな想いがあって、私はNPO法人でそんな子供に関わろうと思ったのです。

確かに専門家でもないし、育て上げた経験もありません。

しかし障害を持つ子供を想う気持ちは、決して負けないものを持っていると思っています。

 

発達障害やグレーゾーンの子供が通える学習塾についても、全国を探して記事にしてきました。

どれだけ皆さんの役に立ってるかわかりませんが、たくさんのアクセスをいただいています。

 

このサイトの記事は300に達しますが、アクセス数のトップ5は見事にその記事です。

少し前まで「よく見られている記事」として一覧に出るようにしていましたが、発達障害の学習塾についての記事はあまりにケタ違いなものでした。

それと同時に実際にこれだけ多くの家庭が、そんな同じ悩みを持っていると痛感させられました。

 

ときにはこの記事に対して「掲載費はいくらですか?」という問合せもあります。

しかしそのような目的ではないため、費用はいただかずに掲載だけさせてもらう形にしています。

これはキレイごとに聞こえますが、私としては子供が助かればそれでいいんです。

 

少し長くなりましたが、私の発達障害の子供への想いはそのような感じです。

これを信じてもらえなかったとしても、どこかで子供が助かっているのならOKです。

そんな私が発達障害やグレーゾーンの子供に、おすすめの勉強方法をお伝えしていきます。

 

発達障害(グレーゾーン)の中学生にすすめたい勉強方法

発達障害(グレーゾーン)の中学生にすすめたい勉強方法

このように障害についていろいろ経験してきましたが、結局どんな勉強方法がよかったのか?

これについて順を追いながら、ひとつずつ問題を解決していこうと思います。

もし途中で根拠がおかしいと思われたなら、どうぞそこまでにされておいて下さい。

 

発達障害、グレーゾーンがある中学生の特徴から勉強を考えてみる

まず発達障害やグレーゾーンの子供には、共通してどんな特徴があるのでしょうか?

問題を解決するためにも、この本質を理解しておかなければ何も始まりません。

 

私がいろいろ調べてわかったのが、以下のような3つのことです。

発達障害やグレーゾーンがある子供の「勉強」の特徴として、

1⃣勉強をすることの意味がわからないため「自分事」として考えることができない。

2⃣まず「勉強をしよう」という気持ちにすら、なることができない。

3⃣勉強を始めたとしても「集中力」がなくて途中で辞めたりして続かない。

 

おもにこの3つのことが、障害を持つ子供に共通した原因になっています。

これは発達障害やグレーゾーンの特徴ですので、学習障害やADHDではまた少し違います。

 

ではこの3つの原因について、解決策を調べていきます。

 

1⃣勉強をすることの意味がわからないため「自分事」として考えることができない。

これが何を意味するのかというと「やりたいことが見つかっていない状態」です。

やりたいことっていうのは、将来の仕事になります。

どんな仕事につきたいか、が決まらないと勉強の意味もわかってこないはずです。

 

これは割と見落としがちですが、勉強をする上での第一歩となる大きな問題です。

「将来の仕事なんて、まだまだ先のことだから‥」

と思ってしまうと、もはや本末転倒になってしまいます。

 

ここでは、将来の仕事があっての今の勉強、というふうに考えてください。

まず子供がどんな仕事につきたいか?

どんな仕事なら興味を持ってやれそうか?

この点について、まずはじっくりと考えてみてください。

 

子供と一緒になって興味がもてそうな仕事が見つかったら、

次はそのためにどんな勉強が必要か?について考えることができます。

すると子供も「勉強の意味」について、自然とわかるようになってきます。

 

この将来の仕事を見つける、というのは他の誰でもなく親の出番です。

まだ先のことではなく、中学生のいまハッキリとさせておくべき部分です。

この部分がハッキリと見えるようになると、子供が勉強に取り組むようになるはずです。

 

まずはこの部分が、勉強の第一歩になると言っても言い過ぎではないです。

「勉強の意味」を本質でわかるようになることは、子供にとって大切な部分です。

 

これについては、私は手助けすることがほとんどできません。

子供の性格や興味が大きく左右する部分ですので、親が子供としっかり話すことが重要です。

 

もし私が1つだけお手伝いができるとすれば、障害があってもできる仕事についてです。

これを知っておくことで、仕事とのミスマッチを防ぐことができます。

 

私も実際に目の当たりにしたのですが、障害のある人がこのミスマッチによってツラい思いをしているというのが現実に起きています。

せめてそれを防ぐ方法をお伝えすることくらいしか、私にはできません。

 

2⃣まず「勉強をしよう」という気持ちにすら、なることができない。

つぎにお伝えするのが「勉強をしよう」という気持ちにならない、のを解決する方法です。

これは「子供が勉強の大切さをわかっても、興味が持てない状態」です。

では興味が持てない、というのはいったいどういうことか?についてお伝えしていきます。

 

発達障害やグレーゾーンの子供は、勉強が大切とわかっていてもそれだけではムリです。

すべての子供がムリというわけではありませんが、ほとんどの子供は難しいと思います。

 

では、この「興味」というのは具体的に何を指すのでしょうか?

この部分をお伝えしていきますが、その前に「一般的な概念」を捨てて考えるようにしてください。

これは障害の子供を育てている親であれば、当然のようにわかってもらえるはずです。

 

発達障害などの子供は、「直感や本能で興味を感じる」ことが伴っていないと動けません。

これは、ただ勉強をするということにプラスした何かのことを指します。

 

ではこのプラスした何か?というのはいったいどんなことでしょうか。

これを一言でいうと、子供が楽しさを感じること=「楽しさ」になります。

これは親であれば理解してもらえるのですが、一般の人は「甘えたこと」というふうに考えてしまいます。なので既成概念を取り払う必要があるのです。

 

これはとても大切なことなので、もういちど言っておきます。

発達障害などの子供には、既成概念を取り払って考えるようにしてください。

頭の中を子どものころの感覚に戻して、なにが「楽しい」のかを考えるようにしてください。

 

この「楽しさ」というのはいろいろあって、イチガイにコレ!というものではありません。

ただし食感や本能で「楽しい」と思えるのは、アニメやマンガといったものではないでしょうか?

なんで「楽しい」と思えるかというと、文字ばかりではないからです。

 

このアニメやマンガが全てではありませんが、「楽しい」の代表的なものには違いありません。

では勉強の中に、こういうアニメやマンガ的な要素があったらどうでしょうか?

発達障害やグレーゾーンの子供は、まずこの「楽しい」部分に興味を持つはずです。

 

私はこういった力を借りることで、「勉強をしよう」というキッカケになると思っています。

こういう本能や直感で感じる「楽しさ」を、発達障害がある子供の勉強に取り入れるべきです。

文字だけの勉強、アニメやマンガのある勉強、この2つを想像してみてください。

・・・・・

・・・

・・

どちらのほうに子供が興味を示すか、だいたいわかりますよね?

たぶん誰でも、アニメやマンガのほうだと思われるはずです。

 

これは決して「甘え」ではなく、障害のある子供にとっては「必要」なものです。

「勉強に必要なもの」を揃えることは、勉強を始めるための大切な準備です。

発達障害などの子供が「勉強をする」という気持ちになるための、大きなキッカケになります。

 

3⃣勉強を始めたとしても「集中力」がなくて途中で辞めたりして続かない。

1⃣や2⃣を踏まえてようやく勉強に取り組むことが出来たとします。

しかしその後の問題として、この「集中力がなくて継続できない」ことが起こります。

これは「いつも同じような勉強ばかりが続く」ことを意味しています。

 

では、同じような勉強とは一体どういうことでしょうか?

ここでも「勉強はそんなものだ」「同じようなことの繰り返しだ」という概念をやめてください。

 

ちょっとこんなふうに考えてみてください。

健常児でも毎日の同じような勉強は「ツラい」と感じるのではないでしょうか?

キレイごとはどうでもいいので、心の声を聞いてみてください。

たぶん誰でも「ツラい」と思うはずです。

でもそれを乗り越える力があるので、踏ん張って勉強を続けることができます。

 

これが発達障害やグレーゾーンの子供になると、「もっとツラい」と思うようになります。

そして集中力が途切れやすいので、あっさりと勉強を辞めてしまうことになります。

 

では発達障害の子供が勉強を続けるためには、いったい何が大切なのでしょうか?

「同じような勉強の繰り返し」「もっとツラく感じる」

これを解決するためにはどうすればいいか?

 

これを解決するためには、ひと言でいえば「変化」が必要です。

毎日同じことの繰り返し➝毎日違った角度から勉強する、に変化させることです。

たとえばドリルで問題を解くことを繰り返しているのなら、定期的にテストの日を勉強に取り入れていく、といったようなことです。

 

なんだか難しそうに思えますが、こんなふうに考えてみてください。

学校のように勉強のバリエーションを持たせる。

勉強の仕方をこのように変化させることで、発達障害の子供が集中力を発揮できます。

そのやり方次第では、勉強を「楽しみ」に感じることさえあるはずです。

 

たとえば、表にするとこのような感じです。

国語 数学 英語 理科 社会 テスト 休み

ここでは規則性を持たせていますが、この規則性も変化させるとより効果的です。

 

いちど勉強が習慣化すれば、勉強をしないと逆に「落ち着かない」ようになります。

そういう勉強グセがつくまでに、いかに飽きずに続けていけるか?を考えることが必要です。

このように規則性とバリエーションを考えることで、続けていける環境ができます。

 

勉強方法を具体的に絞り込んでみる

では、お伝えしてきたことを踏まえて勉強方法を考えていきます。

まず学校以外での勉強方法には、いったいどんなものがあるのでしょうか?

 

これをざっと見てみると、このような感じになるかと思います。

学習塾に通う

✅家庭学習の教材を使う

✅ネット塾を使う

いまの世の中では、大きく分けてこの3つが主なスタイルになります。

ではそれぞれのスタイルについて、どれがいちばん現実的なのか見ていきます。

 

学習塾に通う

発達障害 グレーゾーン 中学生 勉強

これは一般的な方法ですが、メリットとデメリットを知っておくことが大切です。

 

まず「定期的に通うことができるか?」という問題があります。

これがいちばん大きな問題ではないでしょうか?

この「通う」という部分には、2つの解釈があります。

1つ目は、子供がひとりで通うことができるか?

2つ目は、親がいつも送迎できるか?

もしこれができるのであれば、考えてみてもいいかもしれません。

 

ここで私が思うのは、子供がひとりで通うのは難しいということです。

障害の程度にもよりますが、これは親であれば真っ先に難しいと感じるはずです。

 

つぎに「指導スタイルと受け入れ体制について」という問題があります。

指導スタイルというのは、個別や集団というスタイルのことです。

私は発達障害であれば、個別スタイルのほうが子供にとっていいのでは?と思います。

なぜなら、周りの環境に左右されず勉強に取り組めるからです。

 

子供によっては、対人関係が苦手ということもあるはずです。

もし学習塾であれば、集団よりも個別スタイルのほうが勉強がしやすいと思います。

 

ただしもうひとつの問題が出てきます。

それは、学習塾が受け入れているかどうか?ということです。

私も全国の学習塾の情報をまとめた記事を書いてきましたが、フタを開けてみると発達障害の子供を受け入れてくれる学習塾は極めて少数というのが現実です。

 

この現実は、初めにお伝えしたこのサイトのアクセス数からも見ることができます。

「発達障害の子供が通える学習塾」についての記事が、300ある記事のトップ5です。

このことからもわかるように、一般の学習塾は難しいと思います。

 

もし通うことができるのであれば、障害の子供に特化した学習塾がいいかと思います。

障害の子供への教育について、あらゆる資格を持っている人も在籍しています。

 

また最近は、E-ラーニングを使った学習塾が増えてきています。

このE-ラーニングというのは、パソコンを使った「相互学習」のできるシステムです。

このシステムを使った学習塾であれば、完全な個人での学習になるのでおすすめできます。

 

家庭学習の教材を使う

この教材というのは、進研ゼミなどの紙を使った媒体のことです。

このような勉強方法は昔からありますが、いまでも根強い人気があります。

 

ではこの勉強方法が、発達障害となるとどんなものでしょうか?

私もこのような教材をいろいろ調べてきましたが、まだまだ障害の子供向けにはなっていません。

これから進化していくと思いますが、いまのところはまだ「適する方法」とは言いにくいです。

 

✅ネット塾を使う

発達障害 グレーゾーン 中学生 勉強

このネット塾というのは、E-ラーニングを使ったシステムが自宅で使えるというものです。

学習塾で使っているシステムを、そのまま自宅で使うことができることで評判になっています。

 

このネット塾の最大のメリットは、通う必要がなくて学習塾と同じ効果があることです。

このE-ラーニングを使ったシステムでは、授業を動画で見ることができたり、学習していくことで様々なデータが蓄積されていくことを特長として挙げることができます。

また授業などもアニメやマンガなどが使われているので、興味を持ちやすい勉強方法です。

 

テストも自分で自由に作ることができるので、範囲を指定したり、苦手だけに絞ったテストを作ることができます。

これによって、さまざまな勉強のバリエーションを持たすことができます。

 

私がおすすめしたい勉強方法とは?

このように勉強方法についてお伝えしてきましたが、この中でどれがいちばんいいのでしょうか?

私はズバリ、ネット塾での勉強法がいちばん最適になると思います。

健常児ならこれに限りませんが、とくに発達障害などの子供にはおすすめです。

 

私が強くおすすめする理由としては、

2⃣まず「勉強をしよう」という気持ちにすら、なることができない。

➝アニメやマンガで興味を持つことができて、自然と勉強に取り組むことができる。

3⃣勉強を始めたとしても「集中力」がなくて途中で辞めたりして続かない。

➝授業も担当キャラクターが替わったり、さまざまなテストなどで変化のある勉強ができる。勉強グセがつくまでの間、飽きることなく続けていける。

 

1⃣については親の力が必要ですが、2⃣3⃣⃣の問題はこのネット塾ですべて解決されます。

ほかにも、

  • 自宅で勉強ができるので、通わなくて済む。
  • 学習塾と同じレベルの勉強ができる。
  • 苦手な対人関係を気にしなくて済む。
  • これからの教育現場に導入されるE-ラーニングが使われている。
  • ‥などなど

などいろいろありますが、おまけに費用も平均すると1/2~最大1/10で抑えることができます。

内容と費用が反比例している幅が大きく、内容が良くて安い、というのがネット塾です。

 

このような理由から、私が発達障害の子供におすすめしたいのはネット塾です。

私もバカがつくほど几帳面ですが、ネット塾であれば問題なく勉強ができるはずです。

もし迷っているのであれば、筆頭に考えるだけの価値は十分にあります。

 

これなら発達障害やグレーゾーンの子供にいい勉強ができるはずです

これなら発達障害やグレーゾーンの子供にいい勉強ができるはずです

もしネット塾がいいかも?と思われたのであれば、どこを選べばいいのでしょうか?

私もいろいろ体験してみましたが、それぞれに特長があるものです。

 

そこで私がいちばん大切だと思ったのが、「いかに発達障害の子供を考えてあるか?」です。

それといかに「苦手をなくせるか?」ということです。

この2点があることで、ネット塾の価値が決まってくると思います。

 

そんなふうにして約10社ほどのネット塾を体験してきましたが、その中でも私がとくにおすすめだと感じたものがつぎの2つです。

 

1つ目は、すららネットが運営している「通信教育すらら」です。

画像からもお分かりのように、このネット塾は発達障害の子供に大きく対応しています。

そのため、興味を持てる、継続できる工夫など、全体的によく考えられています。

費用的には月8,000円程度で、最新のE-ラーニングのシステムが使えます。

このすららのシステムを使った学習塾も増えてきていますので、とくにおすすめのネット塾です。

すららを体験したときの記事

発達障害の子供にもおすすめのネット塾「すらら」の特長

 

もう1つのおすすめは、城南コベッツが運営している「通信教育デキタス」です。

このネット塾はとくに発達障害の子供向けではないのですが、十分に使えるレベルのシステムです。

使いやすいシステムを考えた結果、発達障害の子供にも適したものになったんだと思います。

すこし授業にぎこちなさがありますが、月4,000円にしては十分な価値があります。

デキタスを体験したときの記事

通信教育デキタスを体験してみて

 

このように、ひと口にネット塾といっても「発達障害の子供に適している」ことが大切です。

いざ探すときにどこを見るかというと、直感や本能で「楽しい」と感じるかどうかです。

操作性のいい使いやすさや全体のコンテンツ、というのももちろん大切な要素です。

 

もしネット塾を考えるのであれば、私がおすすめする2つを試してみてはいかがでしょうか?

ほかのネット塾を調べても、たぶんこの2つに行き着くと思います。

最新のE-ラーニングを使った、いいシステムとコンテンツの良塾です。

田中家

ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

矢印

https://gakusyujyuku.com/archives/22076