- 中学生の子供が発達障害で、どんな学習法が適しているんだろう‥?
- 学習塾に通わせたいけど、対人関係が苦手なことを考えると‥。
など、発達障害を持つ子供のまわりで支える親や家族は苦しいものです。
しかし私も発達障害などで苦しむ中学生にたくさん会ってきましたが、
本人は「苦しい」のではなくて「生き生き」として明るく楽しく人生を歩んでいます。
ですので「大変だね」なんて、ほんの少しも思ったことがありません。
私が言うのも変ですが、決して「苦しい」なんて思わないでください。
何かの宗教ではないのですが、
神様が与えてくれた人よりも特別な力を持つ子供です。
あれだけキラキラと輝いて澄んだ瞳は、神様の特別な子供としか思いようがないからです。
でもこれが勉強となると、なかなかどうやったらいいのか迷われることと思います。
私も発達障害などを持つ子供のサポートをさせていただくNPO法人設立へ向けて、1歩ずつ着実に前進しているところです。
小学生、中学生は「勉強」に取り組める場、もう少し成長すれば就労支援の場、などを提供できればという考えで計画を立てています。
そんな私の浅い考えではありますが、発達障害の中学生への学習法としておすすめしたいと思えるものをお伝えしていこうと思います。
もし共感いただけるのなら、ぜひ読みすすめてみてください。
発達障害などの中学生には間違いのない学習法を
発達障害などの中学生(小学生)へ、どんな学習法を想像されますでしょうか。
ふだんの学校の勉強から高校受験まで、いろいろな学習のサポート方法があります。
その中でも代表的なものが、この3つではないかと思います。
- 学習塾へ通う。
- 家庭教師に来てもらう。
- 家庭で出来る学習教材を利用する。
これは対人する(出会う)人数が多い順に並べましたが、
これらはどんなメリットとデメリットがあるのか?
について詳しく見ていこうと思います。
1.学習塾へ通う
まず一般的に考えるのが、この「学習塾」ではないでしょうか。
ふだんの学校の勉強や、至っては高校受験までをカバーできるので効率がいい方法です。
しかし発達障害を持つ中学生の学習法としては、私はストップして欲しいと思っています。
なぜなら「対人関係」が必要になってきますので、
人と会うことが苦手な子供であれば、いつか必ず無理がきてしまいます。
これについては私よりも親御さんのほうがよくお分かりだとは思いますが、
学校で人と出会うのが楽しく感じている
のであれば通わせてもいいかと思います。
しかし対人関係は苦手ということであれば、
いくら「個別指導」の少人数スタイルの塾でも難しいはずです。
対人する人数が「多い」「少ない」というのはあまり関係なくて、
子供のその感性は「人が苦手」でくくられていると思います。
もう1つは「学習塾に通う」ということに、どう対応していくのか?ということです。
子供だけで通えるのならいいのですが、送迎が必要になる家庭も多いかと思います。
ましてや帰り道が暗くなるので、その心配もとうぜん出てきます。
その辺りも含めて、「学習塾に通う」という選択肢をお考えになってみてください。
2.家庭教師に来てもらう
私は発達障害の中学生への学習法には、この「家庭教師」を選ぶというのはおすすめです。
というのも自宅にいながらにして、さらにマンツーマンで学習ができるからです。
「じゃあ家庭教師でいいんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、少し待ってください。
私もこのサイトでいろいろと家庭教師について調べてきましたが、
まだまだ発達障害などの子供への対応がイマイチです。
「発達障害などの子供に対応しきれていない」のが現状だからです。
家庭教師のホームページなどもたくさん見てきましたが、
発達障害などの中学生へ十分に対応している家庭教師はほとんどありません。
私が調べた中では1ヵ所だけ、
発達障害の子どもへの対応に安心できる家庭教師がありました。
その家庭教師の記事はこちらです。⇒発達障害などの子供へおすすめの家庭教師
家庭教師そのものは私もおすすめで、そばに親御さんがいらっしゃることで子供が安心します。
ただし発達障害の中学生に対応しているかどうか、よくホームページや資料を確認されてください。
ここがズレてしまえば、結局はお互いにすれ違ってしまうことになります。
3.家庭で出来る学習教材を利用する
これは私もおすすめしたいのですが、「家庭学習の教材」です。
家庭学習の教材といっても、いろいろなタイプがあって迷われることと思います。
その中でも代表するのが、この3つのパターンではないでしょうか。
- 冊子などの媒体を使った通信教育
- 本屋さんで並んでいる参考書など
- パソコンを使ったインターネット学習塾
これらはすべて家庭で勉強ができて、学習塾のように通わなくて済むことがメリットです。
さらに勉強の補助をするのが親御さんですので、子供も安心して勉強に取り組めます。
紙教材などの媒体を使った通信教育
このスタイルの代表的なものに、ベネッセ、進研ゼミ、学研などが有名なところです。
学校の授業に合わせた内容に編集されているので、家庭学習にはかなり役立つものになります。
私はその中でも「中学ポピー」という京都大学を設立された方がスタートした通信教育がおすすめで、とくに障害などを持つ子供にもわかりやすいように編集されています。
さらにこういった通信教育は、添削などがしてもらえることもメリットです。
本屋さんで並んでいる参考書やドリルなど
この方法はいちばんお手軽で、実際に目で見て確かめながら購入できるのがメリットです。
障害の度合いなどによって子供に合ったものが探せるので、地味ですが有効な方法になります。
参考書やドリルなどをうまく組み合わせることができると、子供も勉強に対して前向きに取り組むことができるようになるはずです。
パソコンを使ったインターネット学習塾
この方法は、いわゆる「ネット塾」「WEB塾」などと呼ばれている方法です。
このインターネット学習塾は近年ますます利用する中学生が増えてきており、全国的にとても人気になっています。
発達障害の中学生への学習法としてもおすすめで、子供が本能や感性で理解することができます。
発達障害などの中学生へおすすめしたい学習法
発達障害などの中学生への学習法をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
お伝えしてきた中でも、私のいちばんのおすすめは
・発達障害などの子供にきちんと対応している「家庭教師」
・発達障害などの子供のこともきちんと考えてある「インターネット学習塾」
この2つです。
発達障害などの子供にきちんと対応している「家庭教師」については、
まずそういう考え方の会社を、しっかりと見つけ出すことです。
発達障害の子供と家庭教師というのは、相性としてはバッチリのはずです。
あとは本当に障害のある子供のことを考えてくれているかどうか?
これを押さえれば大丈夫です。
発達障害などの子供のこともきちんと考えてある「インターネット学習塾」は、
すべての勉強法のメリットを利用できるからです。
- 学習塾と同じ内容の勉強ができる。
- 映像授業などがあるので、子供ひとりの寂しい勉強ではない。
- 目で見て、耳で聞くことによって、本能や感性で理解することができる。
- これから将来のための、パソコン操作の勉強にも通じる。
- 勉強のデータが保存解析されることで、何よりも苦手対策を確実にできる。
など、これまでにお伝えしてきた勉強法のすべての良さを持っています。
さらに勉強を楽しく感じるための「ゲーム感覚」もあるので、続けることができるはずです。
私が「発達障害の子供のことを考えているインターネット学習塾」でのおすすめは、
がとくにシステムが良くできていると感じます。
「すらら」はこのように、障害のある子供のことを真剣に考えてあります。
キャラクターなどの楽しさと、データから苦手がわかるシステムが組まれています。
もし興味があればお考えになってみてはいかがでしょうか。
発達障害などの中学生への学習法は、子供の性格や個性に合わせることが大切です。
それと子供が「楽しい」「笑顔が出る」というのが、
思っているよりもはるかに大事なものになります。
子供が楽しさを感じて取り組まなければ、いくら親がすすめても仕方がありません。
私はこのような方法をおすすめしますが、これ以外にもいろいろ勉強の仕方はあると思います。
ぜひ子供のために、最適な学習法をお探しになってみてください。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。