インターネット学習塾の中でも個別指導とはどんなものか?
と悩んでいる方も多いと思います。
インターネット学習塾と言っても大きく分けて「集団塾」「個別指導」「家庭教師」とありますが、その中でも「個別指導」ってなんか中途半端な表現で、いまひとつ分かりづらいです。
そこで「個別指導」の内容などについて詳しく見ていきたいと思います。
インターネット学習塾のスタイル
まずインターネット学習塾のスタイルについて見ていきます。
インターネット学習塾のスタイルには大きく分けて
「集団塾」「個別指導」「家庭教師」というものがあります。
いずれもこれまでにリアルな世界に存在するスタイルを、そのままインターネットの世界で同じことができないか、ということでできた新しい学習塾の形です。
「集団塾」はこれまでに存在する集団塾と同じように、教室で講師が授業をするスタイルです。
その授業の様子をライブ配信したり動画にして自由に見ることができたり、といったスタイルです。
「家庭教師」もリアルに存在するものと同じように、1対1で行う授業をインターネットでスカイプなどの無料テレビ電話を使って進めるスタイルです。
インターネット家庭教師といった名称になっていますので、見ればすぐにわかります。
では問題の「個別指導」のスタイルですが、検索でもインターネット個別指導といった名称でたくさん出てきます。
リアルな世界の個別指導は、個別指導塾に通って個別指導を受けるというものですがインターネットではこれがどうなるのかを見ていきます。
個別指導には2つのパターンがある
インターネット学習塾の個別指導について調べていると、2つのパターンがあることが分かりました。
そしてこれがまた余計に分かりにくくなっている原因でもあることに気がつきました。
検索で「インターネット学習塾個別指導」と書いてあっても、意味は同じかもしれないけどわかりづらいわ、と思ったことを2パターンにして説明してみます。
あまりに分からなかったので、実際に個別指導塾に何軒か電話して聞いた結果です。
パターン1「自宅タイプ」
まずインターネット学習塾個別指導と聞いて思い浮かべるのが、この自宅タイプじゃないかと思います。
自宅に居ながらにしてインターネットで個別指導を受けることができる、言い換えると想像したとおりの姿なのがこのタイプです。
これはインターネット学習塾と呼ぶにふさわしく、自宅のパソコンをオンラインで学習塾とつなげて授業を受けるといったやり方です。
「集団塾」や「家庭教師」と同じように、自宅で講師とスカイプなどを使って授業を進めることができます。
パターン2「通塾タイプ」
これは今までのリアルに存在する学習塾としてすでにあったのですが、そのスタイルをインターネット学習塾個別指導と呼んでいるタイプです。
内容は、通塾してインターネットを使った授業を受けて個別指導の講師がまわってきて指導する、というものです。
ですので普通の個別指導の学習教材が、パソコンの学習システムになったと考えればいいです。
これは前からあるタイプですので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
インターネット学習塾の個別指導とは?のまとめ
インターネット学習塾個別指導というのは、基本的には昔からあるパターン2の「通塾タイプ」を指しています。
そして検索して出てくるほとんどのインターネット学習塾個別指導というのは、このタイプのものになります。
パターン1の「自宅タイプ」で運営しているものとして主に【小・中学5教科】ネット松陰塾(ショウイン式)、秀英iD予備校などが挙げられますが、このタイプは数が少ないのでなかなか見つかりません。
これは!と思っても通塾タイプだったということがほとんどです。
これを調べようとしていろいろとインターネット学習塾個別指導と書いてある学習塾に電話をして聞いてみたのですが、担当者もいまいちよくわからないといった回答が多かったです。
はじめはインターネット学習塾個別指導といえば「自宅タイプ」と勝手に想像していたため、話が通じなくて苦戦しました。
私「インターネット学習塾の個別指導をされていますよね。」
担当「はい、そうです。」
私「ということはインターネットを使ってスカイプなどで授業や指導を受けるということですよね?」
担当「はい、そうです。」
私「インターネットを使った個別指導とはどういったものですか?」
担当「はい、まず通塾していただいて・・・。」
とこんな感じのやり取りから始まって混乱しましたが、
もしかすると「自宅で」というのがキーワードじゃない?と思って、次から聞き方を変えてみました。
私「自宅でできますか?通塾するタイプですか?」
担当「うちは通塾していただくようになります。」
これですんなり通じるようになって、
インターネット学習塾個別指導と言っても2つのパターンが混在していることが分かりました。
あまりにハッキリした呼び方がなくてややこしいので、担当者にその辺も聞いてみました。
私「どっちがどうなんだかややこしいですよね(笑)」
担当「はい、私らも混乱します(笑)」
実際に担当しているプロでも混乱している様子でした。
というわけで記事の中では便宜上「自宅タイプ」「通塾タイプ」という表現の仕方をしています。
このように2つのパターンがありますので、
インターネット学習塾個別指導を選ぶときには
「自宅タイプ」「通塾タイプ」
を調べてから考えるようにされるといいと思います。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/18798