中学生が通信教育で高校受験をめざす、なんて本当にできるの?と思いますよね。
私も2人の子供を高校進学させましたが、そんな経験からしてみてもポイントをチェックすれば目指せます。
今回は、中学生が通信教育で高校受験をめざすときに重要な3つの条件について詳しくお話ししていきます。
ぜひ中学生の学習塾選び方の一環として参考にされてみてください。
この記事の概要
中学生が高校受験をめざす通信教育の条件①基礎基本が理解できる
まずは基礎基本がしっかりと理解できることが重要な条件です。
中学生が高校受験をめざす通信教育の条件1つ目が「基礎基本が理解できる」ことです。
ぶっちゃけて言いますが、通信教育で基礎基本を理解できる教材って少ないです。
大っぴらに宣伝するのはいいけど、ほんとうに理解できるの?
という部分が高校受験には重要。
いわゆる”儲け主義”には付き合っていられないんですね、こっちは。
そこで、まず次始めに重要な条件というのがこの「基礎基本の理解」です。
今までにテストの点数がとれていなかった部分って、いったい何でだと思われますか?
・・・・・・・・
・・・
これは”基礎基本”が理解できていない部分なんです。
基礎基本が理解できていないために問題を解くことができない‥つまり「つまずき」ですね。
この「つまずき」を解消するためには、基礎基本を理解させるしか方法はありません。
では、どうすれば”基礎基本”を理解させることができるか?
これには次のような方法があります。
- 教科書を見直して理解させる。
- 参考書を与えて理解させる。
- 学校の授業をもう一度受けさせる。
この3つの方法を実践すれば基礎基本を理解させることができます。
しかし、なんで今まで理解できてこなかったのでしょうか?
①教科書
学校の教科書というのは一見すると基礎基本が理解できそうに見えますが、ご自分の経験からも”それはムリ‥”と思われるはず。
なんでムリなのでしょうか?
学校の教科書というのは「授業ありき」として作られているから。
つまり授業の方がメインで、教科書はそのサポートをするためのものなんです。
もし教科書だけで理解できれば、学校の授業なんて必要ありませんよね。
②参考書
参考書については与えているかどうか?ということもありますが、しっかりと読み込めば理解できるように作られています。
もし教科書と同じような内容であれば、まったく参考書の意味がありません。
したがって参考書はしっかりと取り組めば理解できますが、これまたそう簡単にいかない。
なんでそうなってしまうのか?
参考書は”自分の力”によって「読んで・要点をまとめて・理解する」という作業が必要なため。
もちろんその過程が勉強の”核”になる部分として重要なのですが、なかなかそうもいかないというのが正直なところ。
そのあたりが参考書の難しさでもあるわけです。
③学校の授業
教科書・参考書と見てきましたが、いずれも学校の授業には叶いません。
教科書の不足分をフォローしてくれて、さらに参考書に必要な”理解する力”をカバーしてくれます。
つまり学校の授業を見る子が、基礎基本を理解するには「もっとも手っ取り早い方法」というわけです。
たぶんこれには同意していただけるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
ということで”基礎基本の理解”をする3つの方法をお伝えしました。
この中から選ぶのであれば、
間違いなく「学校の授業」を受けることがもっとも確実な方法です。
しかし、過去の授業なんて受けることができません。
ここで役立つのが”ネット教材タイプの通信教育”です。
☑したがって1つ目の条件は「映像授業の搭載された通信教育」になります。
中学生が高校受験をめざす通信教育の条件②問題数
ボリュームのある問題数で”身につける”ことができるのが重要な条件です。
中学生が高校受験をめざす通信教育の条件2つ目が「身につくだけの問題数」です。
先ほどお伝えした1つ目の条件が”基礎基本の理解”でしたが、つぎは”身につける作業”が必要です。
どうすれば身につけることができるのか?
これを考えたときに見えてくるのが「数稽古」というわけです。
書店へドリルを頻繁に買いに行きますよね?
あれはいったい何ででしょうか?
問題を少しでも多く解かせて、より身につけることができるように‥と購入されませんか?
そうなんです、普段から”数稽古”の重要さが身に染みて分かっているからなんです。
私も2人の子供にドリルをさんざん購入して、少しでも高校受験合格に近づけるよう‥と思って与えていました。
最終的には進学校へ合格できましたが、子供の部屋はそれはもうドリルだらけですよ。
とにかく膨大な量の問題をこなさなければ高校受験合格が見えてこないんです。
そんな膨大な量の問題を、通信教育を使って同じように出来るか?
というところが重要な条件になるというわけです。
これを通信教育でしようと思えば、まず何も考えず教材を選ぶと失敗します。
ドリル機能なんてどんな通信教育にもベースとしてついているので、それ以外の部分で膨大な”数稽古”ができなければダメ。
ここで2つのポイントをチェックしないといけないわけです。
- まず最低でも「テスト機能」が搭載されていることが条件。
- さらにそのテスト機能に”自由度”があること。
ベースとして付いているドリル機能にプラスして”テスト機能”があることでより多くの”数稽古”ができます。
さらにテスト機能に”自由度”があれば、より膨大な問題をこなせる。
この”自由度”というのは、自分でテスト問題を作成できる機能のこと。
通信教育によっては自分でテスト作成のできる教材がありますので、それを選んだ方がいいというわけです。
せっかく”基礎基本”が理解できても、それを身につけなければ意味がありません。
そのために必要なのは”数稽古”のできる環境。
とにかく膨大な問題数がこなせる通信教育じゃないと、この問題はクリアできません。
☑したがって2つ目の条件は「自由度の高いテスト機能」になります。
中学生が高校受験をめざす通信教育の条件③問題解決ができる
しっかりと問題解決までたどり着けることが重要な条件です。
中学生が高校受験をめざす通信教育の条件3つ目が「問題解決」です。
まず勉強で注意しておかなければいけないのが”なんでつまずきになるか?”ということ。
はじめにもお伝えしましたが”つまずき”というのは、基礎基本が理解できていないためです。
基礎基本が理解できていないから、過去の”つまずき”があるわけです。
だったら常に”つまずき”を作らないようにすればいい、というわけです。
そのためには先ほどお伝えした映像授業と同時に、
より確実にクリアするためには”問題解決までたどり着けるか?”が重要になってきます。
問題解決というのは、つまり”解けない問題をいかに把握できるか?”のこと。
解くことのできない問題を見逃さず、しっかりと把握できるようになっていなければダメです。
そこで必要なのが「問題解決までたどり着けるE-ラーニングシステム」です。
E-ラーニングシステムというのは、ネット教材の通信教育に使われているプラットフォームのこと。
子供が勉強をすればするほどシステムも学習をして、詳しくデータ化してくれるシステム。
このシステムがいかに”問題解決”まで導いてくれるか?がポイントになってくるというわけです。
わかりにくいので簡単に表現するとこうです。
- 通信教育A:解答時間・正誤数・テストの点数などが表示される。
- 通信教育B:それとともに「苦手な分野」が表示される。
このどちらのほうが勉強に役立つか?ということ。
確かに細かなデータも役立ちますが、実際の勉強にどこまで必要か?ということです。
それなら「苦手な分野」として表示されたほうが、子供にとって”どこを復習すれば問題解決に結ぶつくか?”がよくわかるものです。
これは裏方の部分になるので探るのは難しいですが、じつは大きなポイントになるところです。
E-ラーニングシステムによって苦手な分野や単元がわかれば、あとは映像授業で基礎基本を理解する。
つぎに自由度の高いテスト機能などによって”数稽古”をしっかりとこなす。
また新たな分野で壁にぶつかれば、E-ラーニングシステムでチェックをして把握する。
この繰り返しによって高校受験に必要な「プラスのサイクル」ができる。
☑したがって3つ目の条件は「E-ラーニングシステムの性能」になります。
中学生が通信教育で高校受験をめざすときに重要な3つのポイントまとめ
ここまでをまとめておきます。
基礎基本がしっかりと理解できる。
ボリュームのある問題数で身につける。
問題解決までたどり着ける。
ということでした。
このすべての条件が整った通信教育を使うことによって、高校受験合格に近づけることが期待できます。
ぜひ中学生の学習塾選び方の一環として参考にされてみてください。
中学生の通信教育で3つの条件がそろった教材。
そんな教材をご希望でしたら、お探しになるのもいいですが私もまとめています。
この記事の教材は完璧ですので、ぜひ参考になさってみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/14991