この記事の概要
インターネット学習塾で家庭教師と個別指導の違いとは?
インターネット学習塾で「家庭教師」と「個別指導」の内容はいったい何が違うの?
と感じている方も多いのではないでしょうか。
どっちも自宅に居ながらにして個人的に授業を受けることができる、と解釈するのが普通だと思います。
少なくとも私はそのように理解していました。
その辺りのハッキリとしない部分について調べた結果をレポートしていきます。
インターネット学習塾の家庭教師と個別指導の概念
概念というと大げさな表現になりますが、便宜上これでいきます。
まず「家庭教師」ですが、リアルな世界で考えると「講師が家庭に来て個人的に授業を行う」というものになります。
これがインターネットになると「講師がインターネットを通して個人的に授業を行う」となることは理解できます。
では「個別指導」ですが、リアルな世界では「通塾して個人的に学習を行う」になります。
個別指導の場合はここから問題が起こります。
「通塾して個人的に学習を行う」といっても
「通塾して個人的にインターネットを使って学習を行う」のであれば、
インターネット学習塾となります。
ですのでリアルな世界の個別指導には、その学習スタイルによって、
普通の個別指導とインターネットの個別指導の2種類が存在することになります。
さらに、自宅のインターネットを使って行う通塾する必要のない個別指導もありますので、通塾の普通、通塾のインターネット、在宅のインターネットという3種類が存在することになります。
したがって、インターネット学習塾の個別指導と呼ばれるものには「通塾」「在宅」の2つの概念があることをご理解ください。
この個別指導に関する詳しい記事はこちらです➔インターネット学習塾の個別指導とは?で悩んでいる方へ
インターネット学習塾の家庭教師と個別指導の違い
インターネット学習塾の家庭教師=在宅
インターネット学習塾の個別指導=通塾、在宅
というのがあることまではわかりましたので、
お互いの基準を合わせるために個別指導の「通塾」タイプは外して、
ここからは「家庭教師」「個別指導」という表現でどちらも「在宅」を指すものとします。
次はお互いの内容について見ていきます。
「家庭教師」は、完全に1人の講師が1人の生徒に専属でついて、決まった回数または希望する回数の授業を行う。
「個別指導」は、1人の講師が1~2人の生徒に専属でついて、決まった回数または希望する回数の授業を行う。
違うのは、講師が抱える生徒の人数です。
しかし、インターネットという特性を考えると1人の講師が2人の生徒を同時に指導する、というのはどのようにするものか?と思います。
スカイプなどで、複数の生徒が同時通話でやるのか?と考えても意味がありませんし、
2人の生徒を抱えると指導の質が落ちるから月謝が安めなの?というのもおかしな話です。
パソコンは1人に1台で、
画面に向き合えるのは当然1人ずつということになります。
ではいったいこの部分の違いは何か?
とうことで実際に個別指導塾に電話で確認しました。
その時の内容です。
私「家庭教師と個別指導はなにが違うのですか?」
担当「講師に対する生徒さんの数です」
私「複数の生徒を指導するというのはどのようにするのですか?」
担当「おひとりずつご指導させていただいています」
私「では、指導方法は家庭教師とはどのように違うのですか?」
担当「同じです」
私「ということは呼び方が違うだけですか?」
担当「私どもも分かりにくくて混乱するのですが、今の所そういうことになります」
といった会話だったのですが、この会話から言えることは「どちらも同じ」ということです。
業界の中できちんとした定義づけや名称がなされていないという印象です。
これについては家庭教師、個別指導ともに返答に苦戦している様子でした。
家庭教師と個別指導の違いについてのまとめ
はじめに疑問を持っていたのが、
このインターネット学習塾の家庭教師と個別指導はどういった違いがあるかということでした。
そしてそれをつきつめようと調べていくうちに、個別指導が複雑でわかりにくいことが見えてきました。
なぜこのような疑問を抱くのか?と考えてみましたが、いずれにおいても個別指導というスタイルをインターネットで表現するということにムリがあります。
定義や名称が確率されていないことが原因ではないかと思いました。
検索して出てくる結果がこういう状況ですから、混乱するのも当然です。
学習塾に勤務するプロでも返答に苦しむほどですので、私たち一般人にはなおさらです。
今後わかりやすい名称などで改善されていくものだと思いますが、
今のところはインターネット学習塾の在宅型の個別指導であれば=家庭教師
と考えておけば間違いないようです。
もっと突きつめれば完全個別指導といった表現もありますが、
混乱するだけで中身は変わりませんのでどのような表現であれ、
在宅型個別指導=家庭教師で考えればいいはずです。
私も「インターネット学習塾〇〇〇」という名称であれば、すべて自宅に居ながらインターネット回線を使って学習するシステムだと思っていましたので、個別指導に関しては理解するのに時間がかかりました。
集団塾や家庭教師については分かりやすいのですが個別指導だけはこのように分かりにくいので、まずは理屈を十分に把握の上、比較検討されるようになさってください。
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