この記事の概要
インターネット学習塾と予備校のメリットは?
インターネット学習塾が通う必要もなくて便利そうだけど、予備校の授業レベルの高さも気になる
ということであれば、もういちど両方のメリットを比較してみてはいかがでしょうか?
お互いのメリット、デメリットについてひとつずつ見ていきながら、
予備校が運営しているインターネット学習塾などについて考えていきます。
インターネット学習塾と予備校の決定的な違い
これがすべてと言ってもいいほどなのですが、通塾することができるかどうか?
これが決定するときのいちばん大きな差になります。
物理的に通うことができるのであれば、次は子供がインターネットで本当に続けることができるかどうかに重点を置いて考えます。
インターネット学習塾になるとどうしても、自分のペースで進めることになりますので子供のやる気が強く関わってきます。
予備校に通塾するのであれば、学習に対するある程度の強制力が出てきます。
どちらにしても子供が本気で取り組もうとする気持ちがなければ難しいのですが、とくにインターネット学習塾はその傾向が強くなります。
インターネット学習塾が続かなくなってやめてしまう原因の多くが、このやる気と自分のペースになりますのでしっかりと考えるようにします。
インターネット学習塾に向いている子供というのは、それまでに自主的に家庭学習をしてきたかどうかということが強く響いてきます。
家庭学習が出来ていたのなら、続けることができる可能性が高くなります。
どちらにしても基本的な部分のやる気が大切になりますので、その辺りも考慮して考えるようにして下さい。
インターネット学習塾と予備校をスタイルで比較
お互いがどんなスタイルのことをしているかについてですが、
インターネット学習塾には「集団塾」「個別指導」「家庭教師」という3つのスタイルがあります。
それに対して予備校の今の主流と言えるスタイルは「個別指導」になります。
インターネット学習塾の個別指導は使用される機材によっても理解度が変わって、なるべくであれば感覚で操作できるペンタブレットを使った授業が頭に入りやすくておススメです。
こういう機材に慣れる必要があるので、慣れるまでは勉強に集中できないといったこともあります。
インターネット学習塾のほうは、そういった機材などに対して子供が抵抗なく使えることができるかということもあります。
個別授業の内容という点については、基本的にはどちらも学習システムや映像授業を用いて行われます。
そんなに大差はないと思って大丈夫です。
予備校のインターネット部門で考える
そもそも予備校というのは高校生や大学生に焦点を絞って、授業以外のフォロー的な部分を極力カットして学習に集中する教育システムです。
それによって学習塾と差別化しています。
中にはこの高いレベルの授業を、インターネット部門として行っている予備校もあります。
こういったシステムを中学生にも対応している予備校というのはほとんど見かけないのですが、中学生に対応して評判の良いところと言えば秀英iD予備校などがあります。
子供に対するフォローは少なめですがそのぶん授業に力を入れているので、授業内容はレベルが高く専門的な内容になっています。
授業の内容が良ければいい、
さらにインターネットでも続けることができる、
ということであればインターネットの予備校は最適な選択です。
予備校の強み
先ほども書きましたが、予備校は授業内容の質ということが最も強みです。
学習塾と予備校がどう違うのか?と疑問を持たれる方も多いので整理すると、
学習塾は、おもに小学生・中学生に対応するためにフォロー体制がしっかりしていて、授業以外のサポート的な要素が大きいことが挙げられます。
予備校は、おもに高校生・大学生に対応するように、サポート面よりも授業内容に力を入れて講義力を高めていることが挙げられます。
というように、大きく分けるとこのように考えるといいです。
どちらも語弊があるといけないのですが、決して力を入れる部分がそれだけということではなく、その部分をベースにしながらもう一方にも極力努力しているとお考えください。
子供によっては学習塾のほうがやりやすくて結果的に成績が伸びたということもありますし、予備校の授業一筋というのが自分には合っていたということもあります。
もし予備校で考えるのであれば学習塾とはこういった違いがありますので、
なんか素っ気ないな、
と感じてもそういうものと思われるようにして下さい。
その代りハイレベルな授業を受けることができます。
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/18798