- 発達障害で不登校なので高校進学はムリ‥。
- 出席日数も足りないので内申点が‥。
こんなふうに考えて諦めかけていませんか?
学校に行ってなくて出席日数が足りなくても、内申点をもらう方法があります。
文部科学省の施策を活用すれば、高校進学は十分に可能となります。
発達障害などで不登校でも決して諦めず、私がおすすめしたい国の制度を活用する方法でぜひ高校進学を目指してください。
不登校でも内申点をもらって高校進学をめざす方法とは?
文部科学省の施策では、不登校の中学生が高校進学を果たせるようこのような制度が設けられています。
参考:文部科学省HP「不登校への対応について」より抜粋
つまり、どうしても学校へ通えないのであれば「学校外の施設による指導でも出席扱いにする」というもので、この施策によって出席日数をもらうことで内申点が維持できるということです。
ではこの「学校外の施設」とはどんなところか?についてですが、この詳しい内容は下記の文部科学省の資料から詳しく見ていきます。
「学校外の施設」について詳しく書かれてはいませんが、この資料を下のほうに見ていくとひとつ分かる部分があります。
参考:文部科学省資料「不登校児童生徒の学習評価及び指導要録上の出欠の取扱いについて」より
訪問などの「対面の指導」であればOKで、その訪問指導というのが「学校や教育支援センター」などの担当者によるものということがわかります。
では教育支援センターとはどんな機関か?と思って調べてみましたが、それぞれの都道府県によって設けられており対応についても微妙に違いがあるようです。
このような文部科学省の施策を活用する事によって、自宅で勉強をすることで学校を出席扱いにして内申点を維持することができます。発達障害などで不登校でも、高校進学を考えるのならぜひ活用しておきたい施策です。
さらに簡単な「IT」を使った勉強による対策方法
教育支援センターなどの家庭訪問による自宅学習についてお伝えしてきましたが、子供によっては「人に会えない」という場合もあるかと思います。
そのような場合にはこの文部科学省の施策の延長にある、通信教育「IT」を利用した方法を活用すると便利で簡単になります。
文部科学省もこのような施策を設けており、「IT」を使った自宅学習によって学校を出席扱いにできるという内容のものです。通信教育ですので人と会うこともありませんし、子供のペースで勉強できるので都合がいいかと思います。
さらに詳しい内容については、先ほどの文部科学省による資料からわかります。
先ほどお伝えした学校外の施設を利用しなくても、ITなどを活用した自宅学習でも学校を出席扱いにできます。どうしても人に会うことができない、ということであればより的確な施策になるはずです。
ただしこの施策でいちばん注意しておきたいのが、この資料の以下の部分です。
つまり、先ほどの「学校外による指導」(教育支援センターの家庭訪問など)が受けられない場合には「IT」を使った勉強でもOKですが、上記(3)の対面指導は行っていないとダメです。
上記(3)というのはこちら。
勉強には「IT」を使って行えばいいのですが、自立面での指導は受けなければいけないということです。最低でもこの部分は人と会うことが必要となりますので、知っておいたほうがいいかと思います。
この部分がクリアできるということであれば、いちばん人と会う機会の少ない「IT」を使った勉強で学校を出席扱いにすることができます。
ただし「IT」を使ったいわゆる通信教育であれば何でもいいというわけではなく、きちんと基準を満たす教材で勉強しないと対象にならないという点です。
まず「計画的なプログラム」であることが必須で、教材の構成なども考慮されるということです。子供の理解を助けるような学習プログラムが必要で、教材の機能がいかに段階を踏まえた構成になっているかが必要になります。
またこのような記載もあることから正しい教材を選ぶ必要があります。
つまり学校教育に沿った内容の勉強でなければ、この制度を活用することは難しいという判断ができると思います。従ってその基準をクリアする教材を使うことによって学校にも勉強として認められ、出席扱いとして正式に受理されるというわけです。
このように見ていくと基準などが設けられていて、そこまで簡単にこの制度を利用することは難しいですが、つまり自立へ向けた指導を受けることと基準を満たす教材で勉強すればOKということです。
自立面での指導回数としては、この程度を参考にされるといいと思います。
この規定の時間を考えると、いくら人と会うのが困難とはいってもそこまで難しい時間ではないかと思います。まずはこの人に会う時間を子供に伝えておくことが大事で、そのつぎに基準を満たす教材を探すことです。
高校進学をめざして不登校でも内申点をもらえるIT教材を考える
人に会うことがクリアできたのであれば、実際に基準を満たす教材を探すことになります。
しかしどうやって基準を満たす教材を探せばいいのか?がわからないと思います。
私もそういった教材が一覧表にでもなって提示してあればわかりやすいと思いましたが、やはり民間の教材ということもあって文部科学省も教材名までは提示していません。
そこで私もいろいろと探してみて、間違いないという教材を見つけましたのでお伝えします。
ホームページ:https://surala.jp/
いくら通信教材を探してみても見つかりませんでしたが、この「通信教育すらら」だけはホームページにこのような記事が掲載されています。
詳しい内容についてはホームページからご覧いただけるとよくわかりますが、内容を抜粋するとこのような感じです。
文部科学省の施策を活用するための、6つの手順が掲載されています。
要するに、今まで私がお伝えしてきた要約がわかりやすく書いてあります。
文部科学省の施策を活用して、不登校でも内申のため出席扱いにする手順です。
私の記事よりも参考になるのではないでしょうか。
さらにこのIT教材をよく調べてみると、このようなことも分かりました。
「文部科学大臣賞」なども受賞しているIT教材ということです。お伝えしてきた施策も文部科学省が策定したものなので、このIT教材であれば問題ないということが分かります。
不登校でも高校進学をめざすためには、まず中学校を出席扱いにして内申点をもらっておくことは何よりも重要なことです。
まず高校進学のベースとなる内申点は、出席日数があることが必須です。
週に1時間ほどの自立指導とこういったIT教材を組み合わせて、子供に勉強をさせてみてはいかがでしょうか。
✅ すららの詳しい内容はこちら
ホームページ:https://surala.jp/
ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://gakusyujyuku.com/archives/22076