インターネット学習塾とひと口に言っても、授業スタイルには学習ソフトを使ったものや映像で授業が行われる映像授業などがあります。
その中でもなおさら評判の「動画授業」とはどんなものか?について調べた結果をレポートします。
インターネット学習塾の授業スタイル
インターネット学習塾の授業スタイルには大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは学習システムに入っているソフトに収録されている問題を解いていくもの、もうひとつは授業の様子を映像で見ながら学習するものです。
学習システムに入っているソフトで学習するタイプは、授業というよりもアプリのイメージをしたほうが近いです。
アプリのイメージと言ってもインターネット学習塾の内容は無料の学習アプリなどと違って、桁違いに多くの情報が入っています。
ただ問題を解くというのではなく参考書に変わるものが同時に入っていることが多く、それらを見ながらわからない問題を解いていく進め方になります。
家庭学習に近い学習の仕方が出来ますので、家庭学習をより深く掘り下げようとする子供に向いています。
もうひとつの映像で授業が行われるタイプは、個別指導や集団塾と呼ばれる学習塾で使われていることが多いです。
実際に教室で授業が行われる様子をライブで配信したり、動画として収録してそれを見ながら進めていくというものです。
ライブで配信されるほうはそのときの質問などに合わせて柔軟な授業を受けることができるのに対して、動画での授業は聞き逃しがなく繰り返し授業を受けることができるといったメリットがあります。
映像授業の基本的な内容
ライブ授業で実際の集団塾と同じ臨機応変な進め方も人気がありますが、繰り返し見ることができるという点で動画授業のほうが高い人気があります。
動画授業をメインのスタイルにしている学習塾も多く、その内容が評価されて東証一部上場している学習塾もあります。
どんどん先に進みたいということであればライブ授業もいいですが、過去も確実にクリアしていきたいのであれば動画授業の一択になります。
両方のスタイルを同時に行っている学習塾もあります。
動画授業の内容については教科ごとで「章」に分けられて、さらに細かく「単元」に落とし込んで授業が収録されています。
きちんと教科書準拠で運営されている学習塾であれば、学校と違うということは起きません。
実際はその学習塾の教材を手元に置きながら、その内容に合った単元の動画授業を選んで学習を進めることになります。
動画ですので繰り返し見ることができるなどのほかに、学習したい内容を自分のレベルやペースに合わせて、さらに時間の制約なく見ることができます。
子供がつまずいて先に進めなくなる原因の多くに
「聞き逃し」
「スピードの速さ」
が挙げられていますので、このことから考えても動画授業の持つ強みを理解することができます。
映像授業を行っているインターネット学習塾
インターネット学習塾の個別指導や集団塾であれば、どこでも映像授業を取り入れているのかと言えばそうではありません。
映像授業はかなりしっかりした授業が行われていない限り、それを「売り」にすることができないからです。
では映像授業を行っていない個別指導や集団塾というのはどんな授業なのかと言えば、おもに学習システムに重点を置いて運営している学習塾です。
こういった学習塾は、映像授業の代わりに卓越した学習システムが取り入れられています。
もしもこのどちらでもないという学習塾であれば、講師の授業というよりも学習プランナーといったような学習の補助的なことを行っています。
もしされるのであれば、このようなインターネット学習塾は避けるべきです。
映像授業を取り入れている主なインターネット学習塾として、
動画授業では秀英iD予備校、
動画授業+ライブ授業ではZ会グループのスクールZ
などが挙げられます。
どちらも教科書準拠に対応した、東証一部上場などの学習塾ですので安心して利用できます。
このようなことから、映像授業を行っている学習塾というのは授業の質の高さが伺えます。
そして映像授業が動画ということであれば、それに動画のメリットが加わることになりますので、得をする事はあっても損をすることは何もありません。
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