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発達障害の子供と親におすすめの「感覚」を養うための教材8選

発達障害のある子供に対して「物事の理屈」 を教えるのはとても困難しますが、毎日の生活の中に取り入れて「理屈の感覚」を掴めるようになる教材についてピックアップしていきます。

勉強そのものではなく子供が理屈を理解できるようになるまでは、毎日の少しずつ前進できるためのレッスンが必要です。

あまり勉強ばかりではなく、息抜きの意味合いも含めて考えてみてはいかがでしょうか。

 

発達障害の子供へ「感覚」のレッスンになるお役立ち教材

発達障害の子供へ「感覚」のレッスンになるお役立ち教材

実際に発達支援現場などで使われている教材や、支援協会への寄付金つきの教材までいろいろとピックアップしました。

私もNPOで実際に目の当たりにしたり使ってみたりしましたが、やはり多くの施設などで使われているだけに的確な効果が見られる教材ばかりです。

ぜひ発達障害のサポートの一助として、じっくりと考えてみてください。

 

エンジョイジオボード

発達障害 教材
エンジョイジオボードマスターパック特別支援教育ソフト

エンジョイジオボードとは25本のピンにいくつかの輪ゴムをかけて、図形などを完成させる特別支援教育の現場でも使われている教材です。

形や空間などを把握しにくい子供にとってはなかなか「理屈」を考えることのできる教材で、イメージして判断するのが苦手であればかなりおすすめです。

レベルが1~7まで段階的になっているので、はじめは簡単な図形から作っていき少しずつ複雑な形を完成できるたびに「理屈」も身についていく教材です。

 

リボンフォトフレーム「自閉症支援モデル」

発達障害 教材リボンフォトフレーム「自閉症支援モデル」

リボンマグネットになっているので、金属製のところや車などに貼ったりして「発想」を養うことのできる教材です。

使い方によっては「決まりごと」などに用いることでワンポイントになったり、余ったパーツをホワイトボードなどに貼ったりしながらポストカードにも切手を貼ればちゃんと使えます。

売上の一部は「社団法人日本自閉症協会」に寄付されるようになっており、何かの集まりなどで活用するという使い方もおすすめかと思います。

全部で7つのアイテムがセットになっています。

【セット内容】
リボンマグネットSサイズ・プチリボンマグネット・フォトフレーム・プチバナー・プチサークル・プチトライアングル・ポストカード

 

ソーシャルスキルとルール&マナーが学べる「右脳の言葉」

発達障害 教材

発達障害の療育DVDというもので、療育専門の方と自宅で連絡を取りながら「視覚」を使って学べるという教材です。

星みつるさんというNHK・Eテレの「いない いない ばあっ!」や「英語であそぼ」などを企画・制作された方が監修されている教材で、過敏や神経質などの特性のある子供には最適な勉強方法だと思います。

どうやって教えたら分かってくれるのだろう‥と毎日の勉強で悩んでいるのであれば、代わりとなって活躍してくれるお助け教材です。

 

バランスチェア

発達障害 教材

直接勉強に関わる教材ではありませんが、フラフラするので勉強をするときにより集中できるというグッズです。

地面に着いている脚は一本だけなのでとくに多動性の発達障害の子供には効果的で、もしバランスを崩しても簡単に倒れることもなく安全な作りになっています。

こんなので勉強になるの?と思うかもしれませんが、多動性の子供にはなかなか効果のあることが分かっている椅子です。

 

SSTカード

発達障害 教材

SSTカード

学校や日常生活にちなんだ5つのテーマから10個のサブテーマによって、ソーシャルスキルを基本から幅広く練習のできる教材です。

子供に見せて「どんな気持ちか?」「この前に何があったか?」など心の動きを読めるようになるレッスンが出来、とくに集中力を高めることにつながる教材です。

カードの裏に指導者向けの解説が書いてあるので、迷うことなくすぐに取り組むことができます。

SSTボードゲーム フレンドシップアドベンチャー

発達障害 教材

SST教材フレンドシップアドベンチャー

これもSST教材ですがもう少しいろいろな機能があり、より自己理解・他社理解の力を高めるのに効果的な教材です。

よくデイサービスなど発達支援の現場でも使われており効果が認められているようですが、自宅でも同じように使うことによって子供も当り障りなく勉強ができるはずです。

普段はなかなか話せない「自分」について語るという質問カードも入っているので、周りへ対してだけではなく自分の内側についても考えることができます。

 

特別支援 児童・生徒を教えるためのリライト教材

発達障害 教材

特別支援 児童・生徒を教えるためのリライト教材

これも支援現場で良く使われている教材で、学校の国語で習う内容を発達障害児向けに理解しやすいようリライトして書かれているというものです。

小学校・中学校の国語の教科書に掲載されている内容が学年ごとに取り上げられており、子供の言葉を話す力や発達状況に応じた教え方ができるようリライトしてあります。

音読するときに視覚的に読みやすい工夫がしてあったり漢字は総ルビが振ってあるなど、発達障害の特性を深く追求してある国語教材です。

 

発達障害と家族支援 ある家族の記録 [DVD]

発達障害 教材

発達障害と家族支援 ある家族の記録 [DVD]

これは子供の教材というよりも親に役立つ教材になりますが、DVDで作られている発達障害の子供と親の生活記録です。

よく考えてみるとこういった個人的なDVDというのはありませんので、本質の部分でどんなふうに対応しているのか?というのがよく分かって勉強になります。

同じような状況で生活している家庭の中身がまるわかりなので、場面ごとに対応の仕方が勉強になって気付きをたくさん得ることができます。

 

発達障害の子供へおすすめの「感覚」を養う教材まとめ

お伝えしてきたものはいずれも優秀な教材ですが、その中でもあえて私がいちばん気に入っているものがこちら。

発達障害 教材

この教材ばかりは子供も楽しく取り組んでくれますし、何度やっても「飽きない」でやってくれるということをいちばん感じます。

使い方によっては図形だけではなく漢数字にしてみたり加減乗除の勉強にもなったりしますので、工夫次第で本当にバラエティに富んだ使い方ができる教材だと思っています。

親の勉強として役立つDVDというのがありましたが、本当に普段の生活の一場面を見せてもらえますので「何よりも勉強になる」といったほうがいいかと思います。

やはり同じような家庭が実際にどんなことをしているか?を見ることができるのは、これ以上ないほど役に立つものがあります。

じっくりと考えてみて、ぜひ子供と親が少しずつでも前進できるようない日の生活に取り入れてみてください。

田中家

ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

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https://gakusyujyuku.com/archives/22076