中学生が建築士をめざすときの手順とおすすめの勉強方法

建築士にあこがれる中学生が、どんな手順で勉強をすればいいのか解説します。

私の家庭でも子供２人が高校進学をして公務員になりましたが、１人目の長男は建築士をめざそうと頑張っていた時期がありました。

そんな経験から「中学生が建築士をめざす手順と勉強方法」について詳しくご紹介しようと思います。

中学生の子供が建築士にあこがれている。
建築士になるための勉強方法を知りたい。

そんな家庭へ参考になる内容です。

この記事の概要

1 中学生が建築士をめざすときの手順
2 中学生が建築士をめざすときにおすすめの勉強方法
3 まとめ

中学生が建築士をめざすときの手順

中学生が建築士をめざす手順は次の通りです。

成績上位を狙う（とくに理数系）
高専またはトップ校に進学する
建築事務所へ就職して１級建築士の資格をめざす

この３つの手順について詳しく解説します。

手順①成績上位を狙う（とくに理数系）

中学生が建築士をめざすためには、まず「成績上位を狙うこと」が重要なポイントになります。

とくに建築家になるためには理数系を中心とした好成績が必要で、より重要性の高い教科が「数学」です。

したがって中学生のころからしっかりと理数系を中心に良い成績を収めておいて、高校生でさらに建築士へ向けて勉強を加速させるという方法がおすすめです。

正直いって理数系以外の教科についてはそこまで重要とはいえませんが、高校入試で合格を果たす必要があるため全体の点数は気にしておかなければいけません。

手順②高専またはトップ校に進学する

中学生が建築士をめざすために、もっとも近道といえるのが「高専」への進学です。

高専の中でも”建築学科”があれば最適で、もしその学科がなければ進学校へ進んだのち大学で必要学科を選択することが近道といえます。

もし高専の建築学科へ通うことができれば、２級建築士の資格までは身につけることが可能です。

進学校へ進んだ場合は、家庭学習として建築士の通信教育を勉強するのもよい手段です。

手順③建築事務所へ就職して１級建築士の資格をめざす

中学生にとって先の話になりますが、高専または大学卒業後は建築事務所へ就職するのがおすすめです。

実際の現場を経験しながら１級建築士の資格受験条件を満たせば、晴れて１級建築士への道が開けます。

ここまで来れば自裁にCADの操作方法や現場で起こる建築関係の情報が自然と入ってきますので、わりとスムーズに建築家としてデビューできるといわれています。

中学生が建築士をめざすときにおすすめの勉強方法

中学生が建築士をめざすときには、つぎのような勉強方法がおすすめです。

まずは理数系を中心とした学習（とくに数学）を徹底的にこなす
CAD対応に備えてパソコンを使えるようになっておく
グローバル社会に備えて英会話を習得しておく

この勉強方法について詳しく解説をします。

建築士の勉強方法①まずは理数系を中心とした学習（とくに数学）を徹底的にこなす

中学生では、とくに理数系を中心とした好成績を目指すことが大事です。

建築士はほとんどが計算で成り立っていることからわかるように、理数系の中でも「数学」は万全にしておかなければいけません。

ほかの教科を多少犠牲にしても、理数系は徹底的に勉強しておくことがおすすめです。

建築士の勉強方法②CAD対応に備えてパソコンを使えるようになっておく

現在の建築士はCADを操作できないと仕事になりませんので、中学生の時期にはパソコンの操作を含めCADに関わっておくと有利です。

本格的なCADとはいかなくても、ゲーム感覚で部屋の図面を作成できるアプリなどもあります。

さらにいうなればプログラミング学習への取り組み。

今後のAI社会へ進化する波に乗って行くためには、プログラミングのスキルがあるとより理屈のわかりやすい建築士として活躍が期待できます。

建築士の勉強方法③グローバル社会に備えて英会話を習得しておく

さらにこれからの建築士に必要なのは、グローバル社会に向けての「英会話スキル」です。

とくに建築士として独立しようとすれば、海外との関わりは考えておくことが重要です。

また将来独立しなくても建築資材などの関係で海外と関わる場面も多くなるため、英会話スキルというのは建築士にとってより仕事をスムーズに運ぶために大切です。

まとめ

中学生が建築士を勉強する手順と方法についてまとめます。

中学生が建築士をめざすときの手順

成績上位を狙う（とくに理数系）
高専またはトップ校に進学する
建築事務所へ就職して１級建築士の資格をめざす

中学生が建築士をめざすときにおすすめの勉強方法

まずは理数系を中心とした学習（とくに数学）を徹底的にこなす
CAD対応に備えてパソコンを使えるようになっておく
グローバル社会に備えて英会話を習得しておく

これで「中学生が建築士へ進む手順と勉強方法」を実践できます。

もちろんご紹介した内容がすべてではありませんので、中学生が建築士へ進むためによい勉強方法があればぜひ実践なさってください。

私の家庭でも、子供の友人が高専に通ったのち建築士として活躍をしています。

実際にその友人の経験なども加味しながら、一般的な進み方や勉強方法についてご紹介しました。

ぜひ建築士を目指す中学生に、おすすめの勉強方法として実践なさってみてください。